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【翻訳】Budget Magic:バント深海鬼(スタンダード)

原文:Budget Magic: $98 (42 tix) Deep Bant (Standard)

スタンダードでは今まさに、メタのとてつもなく大きい32%を占めている、ティムール霊気池は明らかに倒されるデッキだ。だから今週は、バント深海鬼と呼んでいるデッキで、《霊気池の驚異/Aetherworks Marvel》と《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》の鼻をへし折ってやれるか、見てみよう。このデッキ自体は、赤の変わりに白をタッチしていること以外は、ティムールエネルギーを多少しのばせていたものである。白を入れることによって、《排斥/Cast Out》だけでなく《呪文捕らえ/Spell Queller》 --- このカードは《霊気池の驚異/Aetherworks Marvel》デッキに対抗するオールスターだ --- といった品質の良い除去を利用できる上に、スタンダードで大変過小評価されたプレインズウォーカー:《実地研究者、タミヨウ/Tamiyo, Field Researcher》がいる! このデッキ名の「深海鬼」の部分は《老いたる深海鬼/Elder Deep-Fiend》から来ており、現出の能力を使って対戦相手の4ターン目に《Time Walk》するか、ゲームの終盤で決定的な攻撃をするために、対戦相手のクリーチャーをタップするように降り立つことで、最も重要なカードの1枚となっている。バント深海鬼は、霊気池がはこびるスタンダードフォーマットで、Budget向きな解決となるか? 動画に行って見つけ出そう!

デッキ紹介

Budget Magic: $98 (42 tix) Standard Deep Bant (Deck Tech) - YouTube

バント深海鬼 v.s. ティムール霊気池

Budget Magic: Deep Bant vs Temur Marvel (Match 1) - YouTube

バント深海鬼 v.s. アブザン抑揚

Budget Magic: Deep Bant vs Abzan Delirium (Match 2) - YouTube

バント深海鬼 v.s. 新たな視点

Budget Magic: Deep Bant vs New Perspectives (Match 3) - YouTube

バント深海鬼 v.s. 2tix 赤単

Budget Magic: Deep Bant vs Two Tix Red (Match 4) - YouTube

バント深海鬼 v.s. 緑黒エネルギー

Budget Magic: Deep Bant vs GB Energy (Match 5) - YouTube

バント深海鬼

Creatures (19)

4 《導路の召使い/Servant of the Conduit》
3 《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner》
4 《ならず者の精製屋/Rogue Refiner》
4 《呪文捕らえ/Spell Queller》
4 《老いたる深海鬼/Elder Deep-Fiend》

Planeswalkers (3)

3 《実地研究者、タミヨウ/Tamiyo, Field Researcher》

Spells (13)

4 《霊気との調和/Attune with Aether》
2 《検閲/Censor》
3 《造反者の解放/Dissenter's Deliverance》
3 《否認/Negate》
1 《慮外な押収/Confiscation Coup》

Enchantments (4)

1 《霊気溶融/Aether Meltdown》
3 《排斥/Cast Out》

Lands (21)

4 《霊気拠点/Aether Hub》
3 《梢の眺望/Canopy Vista
4 《Forest/森》
2 《Island/島》
3 《伐採地の滝/Lumbering Falls》
1 《Plains/平地》
3 《大草原の川/Prairie Stream》
1 《ウギンの聖域/Sanctum of Ugin》

Sideboard (15)

2 《儀礼的拒否/Ceremonious Rejection》
1 《払拭/Dispel》
1 《霊気溶融/Aether Meltdown》
1 《造反者の解放/Dissenter's Deliverance》
2 《本質の散乱/Essence Scatter》
2 《鑽火の輝き/Immolating Glare》
1 《否認/Negate》
1 《霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester》
1 《造命師の動物記/Lifecrafter's Bestiary》
1 《燻蒸/Fumigate》
2 《次元の激高/Planar Outburst》

デッキ

冒頭で述べたように、おそらくバント深海鬼について考える最も簡単な方法は、《老いたる深海鬼/Elder Deep-Fiend》が入っていて、赤マナの変わりに白マナが入っている、もっとよく知られたティムールエネルギーのようなデッキとして説明することだろう。このデッキを、《集合した中隊/Collected Company》が無い古いバントカンパニーに少し似ているようにも感じられる。最終結果として、特殊なシナジーやコンボを使った構築というよりむしろ、柔軟な効果があるカードが大量にあるので、とても細かく見ていきにくいデッキとなっている。でもやってみよう。

老いたる深海鬼

タイトルと同名な《老いたる深海鬼/Elder Deep-Fiend》は、信じられないほど強力なカードだ。このカードは、特に現出なしでは少しコストが高いが、非常に柔軟だ。4ターン目に現出したとき、本質的に対戦相手のすべての土地をタップし、ターンをほとんどスキップすることによって、《Time Walk》させる。このことによって、我々に有利な、巨大なテンポの変化をもたらす。その後ゲームが長引くなら、《老いたる深海鬼/Elder Deep-Fiend》を、対戦相手の攻撃クリーチャーをタップして生き残るために《濃霧/Fog》のように防御的に使うことができたり、防御クリーチャーをタップして決定的な攻撃のために攻撃的に使うことができる。

 《ならず者の精製屋/Rogue Refiner》と《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner》は、《老いたる深海鬼/Elder Deep-Fiend》のための主要な現出の対象だ。現出によって、4ターン目という早さで戦場にこのエルドラージを出すことができる。ありがたいことに、両方ともそれ自身良いカードで、《ならず者の精製屋/Rogue Refiner》はカードを引ける(それと、いくらかのエネルギーを作る。エネルギーは、このデッキにはそれほど重要ではないが、《導路の召使い/Servant of the Conduit》と《霊気拠点/Aether Hub》のサポートをする。)ことが良く、一方で《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner》はエルドラージ末裔トークンをチャンプブロックのために残してくれる。《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner》も飛行があるので、《実地研究者、タミヨウ/Tamiyo, Field Researcher》と組み合わせると、すばらしいカードとなる。この飛行は、タミヨウの +1 能力のおかげで、カードアドバンテージの絶えないソースとなる。

白のカード

このデッキの枠組みはティムールエネルギーとかなり似ているので、何によって赤より白をタッチするほうが良くしているのか、答えるのが適切だ。答えは、《呪文捕らえ/Spell Queller》と《実地研究者、タミヨウ/Tamiyo, Field Researcher》があるからだ。《呪文捕らえ/Spell Queller》は《霊気池の驚異/Aetherworks Marvel》がはこびっているフォーマットでは素晴らしいカードだ。このカードはただ、アーティファクトを戦場に近づけさせないだけではなく、《霊気池の驚異/Aetherworks Marvel》をも近づけさせない方法を与えてくれる。さらに、霊気池デッキのプレイヤーが主要な防御としてよく使う《否認/Negate》や《払拭/Dispel》も逃れる。それどころか《霊気池の驚異/Aetherworks Marvel》を超えて、《呪文捕らえ/Spell Queller》は信頼できるカードだ。青赤コントロールはさておき、このカードはスタンダードで、あらゆるマッチアップでイケてるから良いの間のどこかにある。機体デッキでは《キランの真意号/Heart of Kiran》や《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》を対象に取れるし、ゾンビデッキではほとんどすべてだし、たくさんある人気の緑黒カードもだ。《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner》のような、飛行持ちは《呪文捕らえ/Spell Queller》に次のカードと一緒にカードアドバンテージ・エンジンを作る:《実地研究者、タミヨウ/Tamiyo, Field Researcher》だ。

《実地研究者、タミヨウ/Tamiyo, Field Researcher》はおそらくスタンダードで最も過小評価されているプレインズウォーカーだ。なぜなら、バント・デッキはあまり人気がないからで、このことは確実に彼女を唱えられるデッキが多くないことを意味している。このデッキでは、《実地研究者、タミヨウ/Tamiyo, Field Researcher》は素晴らしく、このカードによって、優勢のとき、ドローとブロッカーのタップの組み合わせでゲームを終わらせられるし、劣勢のとき、彼女の -2 で能力ターンを買うことができるし、最悪の場合でも、一塊のライフをもたらす(+1 能力で対戦相手のアタッカーをタップすることによって)異様な4マナの《予言/Divination》である。そんなに頻繁にはやって来ないが、《実地研究者、タミヨウ/Tamiyo, Field Researcher》の奥義は一般的にゲームを勝利させる。《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》とよく似て、仕事を終わらせるために、ただでカードを唱えるのに時々数ターン掛かるが。

白を入れる他の大きなアドバンテージは《排斥/Cast Out》で、このカードは《蓄霊稲妻/Harnessed Lightning》ほどの効果が無いかもしれないが、問題となりうるプレインズウォーカーや他の非クリーチャーパーマネントをなぐり倒せることによって、埋め合わせができる。このカードは基本的に、現在のスタンダードにおける《英雄の破滅/Hero's Downfall》に一番近いものだ。そして、除去が必要なければ(もしくは、どうしても土地を引きたければ)、いつでもこのエンチャントを1マナでサイクリングできる。

マナベースとランプ

カードを見る前に、《霊気との調和/Attune with Aether》はスタンダードで最もプレイされているカードであり、《導路の召使い/Servant of the Conduit》はトップ10に入る、ということを考えてみよう。そういうわけで、これらのカードについてたくさん言うことはない。《霊気との調和/Attune with Aether》によって土地は21枚だけにでき、定刻通り《実地研究者、タミヨウ/Tamiyo, Field Researcher》を唱える色があることを保証するし、《導路の召使い/Servant of the Conduit》をタップし続けるための少しばかりのエネルギーを作ってくれる。一方《導路の召使い/Servant of the Conduit》は、《実地研究者、タミヨウ/Tamiyo, Field Researcher》を早いターンに出すためにランプできるし、《老いたる深海鬼/Elder Deep-Fiend》を直出しさえできる。

カウンター

《否認/Negate》と《検閲/Censor》は、現在のフォーマットでは本当に強力だ。《否認/Negate》は《霊気池の驚異/Aetherworks Marvel》に対して素晴らしい回答というだけでなく、どんなマッチアップでも死にカードにならない(加えて、緑赤怪物や緑黒エネルギーと対戦するなら、《否認/Negate》はあまり強くはなく、サイドボードで《本質の散乱/Essence Scatter》に変えられる)。このカードは、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》、《キランの真意号/Heart of Kiran》、《リリアナの支配/Liliana's Mastery》やとても多くの除去呪文を対象にできる。《検閲/Censor》については、たった1マナでいつでもサイクリングできるので、損失コストは非常に低い。

除去

俺がさっき言ったすべてのことを持ってきて、《検閲/Censor》を《造反者の解放/Dissenter's Deliverance》に入れ替えてくれ。《造反者の解放/Dissenter's Deliverance》が完全に死にカードになるマッチアップがいくつかあるが、いつでもサイクリングできるし、《造反者の解放/Dissenter's Deliverance》は《霊気池の驚異/Aetherworks Marvel》や《キランの真意号/Heart of Kiran》が入ったデッキに対しては素晴らしい。機体をたった2マナで殺せるし、《霊気池の驚異/Aetherworks Marvel》へも、最初の起動をした後、回答できる。

《排斥/Cast Out》は主要な除去で、このカードについてはすでに話した。しかし、いくらかの2つ目の選択肢がある。《霊気池の驚異/Aetherworks Marvel》は《キランの真意号/Heart of Kiran》への、他の良い回答であり、加えて他のクリーチャーへ対処も十分であり続ける。《慮外な押収/Confiscation Coup》については、とても遅いので1枚だけであるが、このデッキでは偶然的にたくさんのエネルギーを作り、《導路の召使い/Servant of the Conduit》でマナを作る以外に支払先が無いことに、異様に感じられた。本当に他の何にもエネルギーを払えないので、対戦相手がプレイするアーティファクトやクリーチャー、潜在的には《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》まで、奪い取ることができる。

結果

概して、マッチアップは 4-1 で終わり、とても似ている緑黒エネルギーのマッチだけ負けた。このマッチでは、対戦相手は実際、《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury》で《実地研究者、タミヨウ/Tamiyo, Field Researcher》を奪った後、奥義を撃ってしまった。動画が終わった後、俺は楽しむためにもう少しマッチをし、エスパー機体を叩いている間に青赤コントロール(ひどいマッチアップのように感じたよ)に結局負けてしまった。

ほとんどにおいて、デッキは本当に強力だと感じた。霊気池に対抗する大量の良いカードがあるし、《老いたる深海鬼/Elder Deep-Fiend》の力と共に使う《実地研究者、タミヨウ/Tamiyo, Field Researcher》の価値との組み合わせによって、機体や各種緑黒系デッキのようなミッドレンジデッキについていくには、十分に良いものだと感じられた。ティムールエネルギーは、スタンダードではトップデッキの1つとして現れた。そして、赤を乗り越えて白に向かうことで、このデッキに霊気池に対抗するいくらかの大きなアドバンテージをもたらしてくれる、たとえ《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》のようなカードやもっと良いマナベースをさらにアップグレードしてもだ。

俺のこのデッキの主な懸念は、ゾンビのようなアグロの大群のようなデッキだ。このようなデッキは現地点では巨大な懸念ではないが、霊気池との相性の悪さから支持が落ちると、何枚か追加の除去を入れたり、可能なら《燻蒸/Fumigate》を1、2枚をメインに移動したりする方法を見つける価値があるかもしれない。この構築について俺が本当に愛していることの1つに、《検閲/Censor》や《造反者の解放/Dissenter's Deliverance》や《排斥/Cast Out》でさえ、これらのカードおかげでたくさんの柔軟な枠があることだ。これらのカードは対霊気池の重メタとして信頼できるが、もし環境のメタが違うなら、アグロと戦うために《鑽火の輝き/Immolating Glare》や《神聖な協力/Blessed Alliance》や《石の宣告/Declaration in Stone》を、もしくは、このデッキよりコントロールするデッキと戦うために、カードドローやプレインズウォーカーと入れ替えることができる。

一番重要なことは、このデッキは、とてもたくさんの選択肢を与えてくれるため、プレイするのは楽しい経験だった。《ならず者の精製屋/Rogue Refiner》と《実地研究者、タミヨウ/Tamiyo, Field Researcher》によって、常に行動があることを確実にしてくれるし、《老いたる深海鬼/Elder Deep-Fiend》や《呪文捕らえ/Spell Queller》のような対戦相手を不安にさせておく、たくさんの柔軟なインスタンス・スピードの脅威がある。結局、何をプレイするかだけではなく、いつプレイするかといった、このデッキに何度もプレイさせてくれるような、たくさんの決定を作り出せるのである。

超Budget バント深海鬼

(省略)

非Budget バント深海鬼

Creatures (19)

4 《導路の召使い/Servant of the Conduit》
3 《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner》
4 《ならず者の精製屋/Rogue Refiner》
4 《呪文捕らえ/Spell Queller》
4 《老いたる深海鬼/Elder Deep-Fiend》


Planeswalkers (6)

3 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》
3 《実地研究者、タミヨウ/Tamiyo, Field Researcher》

Spells (10)

4 《霊気との調和/Attune with Aether》
1 《検閲/Censor》
3 《造反者の解放/Dissenter's Deliverance》
2 《否認/Negate》

Enchantments (4)

1 《霊気溶融/Aether Meltdown》
3 《排斥/Cast Out》

Lands (21)

4 《霊気拠点/Aether Hub》
4 《植物の聖域/Botanical Sanctum》
2 《梢の眺望/Canopy Vista
3 《Forest/森》
2 《Island/島》
1 《伐採地の滝/Lumbering Falls》
1 《Plains/平地》
3 《大草原の川/Prairie Stream》
1 《ウギンの聖域/Sanctum of Ugin》

Sideboard (15)

2 《儀礼的拒否/Ceremonious Rejection》
1 《霊気溶融/Aether Meltdown》
1 《造反者の解放/Dissenter's Deliverance》
1 《本質の散乱/Essence Scatter》
2 《鑽火の輝き/Immolating Glare》
1 《否認/Negate》
1 《霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester》
1 《造命師の動物記/Lifecrafter's Bestiary》
2 《不屈の追跡者/Tireless Tracker》
1 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》
2 《燻蒸/Fumigate》

バント深海鬼の非Budget版は、大きな追加は《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》で、このカードは色が合うならプレイしないデッキは存在しないほど強力すぎる。ゲームの序盤においてアンタップでプレイできる2色土地の、《植物の聖域/Botanical Sanctum》でマナベースを支えることもできる。新しいカード用にスペースを作るために、《検閲/Censor》と《否認/Negate》を1枚ずつけずり、サイドボードに若干の変更を加えた。全部言うと、この構築は他の完全に強力なカードがあるので、動画でのデッキより良い。しかし、バント深海鬼のアップグレードのために、俺は尽きて、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》(特に秋でローテーションするので)を購入するかどうか、確信は無い。

 

(おわり)