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【翻訳】Budget Magic:王神が贈るパンハモニコン(スタンダード)

破滅の刻アップデートも訳したいんですが… しかし白青ギフトが優勝して関連パーツが高くなったため、今回はちっともBudgetではないです。

 

原文:

www.mtggoldfish.com

今週は、破滅の刻へ向かって俺がいつも気に入っているカードのうちの1枚をプレイしよう:《パンハモニコン/Panharmonicon》だ! スタンダードにおける《パンハモニコン/Panharmonicon》の物語は興味深く波乱万丈に満ちている。このカードが刷られてからすぐにプレイすることから始めた(それはカラデシュ後の最初の Against the Odds の話だ)。そしてその後数か月に渡ってずっと、《パンハモニコン/Panharmonicon》は現実のデッキへと発展した。その後、青から《射魔道士/Reflector Mage》が禁止になり、とてもたくさんのデッキが死んだ。俺は、アモンケットがこのアーキタイプを蘇らせるいくつかのすてきな新しい「戦場に入るとき」能力を持ったクリーチャーをもたらしてくれることを望んでいた。しかし、ほとんど全然「戦場に入るとき」能力を持つカードは含まれなかった。ちょうど俺が《パンハモニコン/Panharmonicon》をあきらめようとしていたとき、破滅の刻が落ちて、このアーキタイプにとって良いカードで過剰だった。俺が言おうとしていることは何かというと、《パンハモニコン/Panharmonicon》は帰ってきた、意外な展開をみせて。それは《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》だ! 《パンハモニコン/Panharmonicon》は、何枚かの新しい素敵なカードの助けを得て、再びスタンダードで蘇ることができるのか? 動画に行って見つけ出そう。そして、このデッキについてもっと話そう!

動画

デッキ紹介

Budget Magic: $91 (90 tix) Standard GG Panharmonicon (Deck Tech) - YouTube

GG パンハモニコン v.s. 緑黒エネルギー

Budget Magic: GG Panharmonicon vs GB Energy (Match 1) - YouTube

GG パンハモニコン v.s. 白青モニュメント

Budget Magic: GG Panharmonicon vs WU Monument (Match 2) - YouTube

GG パンハモニコン v.s. ティムール・モンスター

Budget Magic: GG Panharmonicon vs Temur Monsters (Match 3) - YouTube

GG パンハモニコン v.s. 赤単アグロ

Budget Magic: GG Panharmonicon vs Mono-Red Aggro (Match 4) - YouTube

GG パンハモニコン v.s. 4色コントロール

Budget Magic: GG Panharmonicon vs Four-Color Control (Match 5) - YouTube

GG パンハモニコン

Creatures (26)

4 《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》
4 《光り物集めの鶴/Glint-Nest Crane》
4 《知の勇者/Champion of Wits》
4 《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
4 《陽光鞭の勇者/Sunscourge Champion》
1 《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
4 《雲先案内人/Cloudblazer》
1 《希望を溺れさせるもの/Drowner of Hope

Spells (1)

1 《石の宣告/Declaration in Stone》

Artifacts (6)

4 《パンハモニコン/Panharmonicon》
2 《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》

Enchantments (2)

2 《排斥/Cast Out》

Lands (25)

4 《イプヌの細流/Ipnu Rivulet》
3 《島/Island》
6 《平地/Plains》
4 《港町/Port Town》
4 《大草原の川/Prairie Stream》
4 《シェフェトの砂丘/Shefet Dunes》

Sideboard (15)

2 《断片化/Fragmentize》
2 《没収の曲杖/Crook of Condemnation》
3 《否認/Negate》
3 《停滞の罠/Stasis Snare》
2 《賞罰の天使/Angel of Sanctions》
3 《黄昏+払暁/Dusk+Dawn》

デッキ

まず最初に、きちんと明らかにしよう。「GG パンハモニコン」という名前は、(ただ単に)ドヤ顔で「《パンハモニコン/Panharmonicon》を叩きつけたら、後はほとんどgg(good game)言うだけ」ということではない。そうではなくて、「GG」は《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》を表していて、このデッキにとって2番目のキーカードである。GG パンハモニコンは、過去の《パンハモニコン/Panharmonicon》デッキといくつか同じような点がある。優先すべきゴールは、「戦場に入ったとき」能力の誘発を倍にし、ゲームが進行するにつれて、このデッキがばかげた量のカードアドバンテージを生成することである。このデッキと過去のデッキとの最も大きな違いは、破滅の刻からのいくつかの素敵な新カードを除くと、《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》は、単に戦場にあるカードよりも墓地のカードを使う方向へ後押しするような、正気でないほど遅いゲームのエンジンをもたらすことである。

《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》と《パンハモニコン/Panharmonicon》

 《パンハモニコン/Panharmonicon》についてはあまり深く説明はしないだろう --- もし君がBudget MagicとAgainst the Oddsをずっと追っていたのであれば、おそらくこのアーティファクトが何をして、俺がプレイするのが常に気に入っているカードの1枚であることを知っているだろう。技術的には《パンハモニコン/Panharmonicon》でできるいくつかの奇妙なトリックがあるが --- ただ単に「戦場に入ったとき」の能力を倍にするのではなく、アーティファクトやクリーチャーが戦場に入ってから誘発してスタックに入った能力を倍にするので(訳注:《パンハモニコン/Panharmonicon》が2枚戦場にあるとき、「戦場に入ったとき」の誘発能力は4回ではなく3回になる、という意味) --- 《パンハモニコン/Panharmonicon》はこのデッキにとってとても直線的だ。「戦場にはいったとき」能力をもつクリーチャーが過剰にあり、《パンハモニコン/Panharmonicon》が戦場にあると、その能力を1回ではなく2回使うことができる。「戦場に入ったとき」の誘発能力を全部倍にすることで、対戦相手の手札や価値を追い抜くか、ただちに勝利できるコンボを引き寄せるかで、最終的にゲームに勝利するだろう。

《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》については基本的にフィニッシャーであり、このカードが生成するトークンはクリーチャーのコピー、つまりクリーチャーの「戦場に入ったとき」能力が得られるので、《パンハモニコン/Panharmonicon》とちょうど偶然良く働く。このデッキの興味ある方向の1つに、最も良いたくさんの《パンハモニコン/Panharmonicon》クリーチャーがちょうど偶然墓地を蓄える助けになっていることである。このことは、《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》がゲームの終盤にやって来たときは、ゲームを素早く終わらせる速攻な(ときには回避付きの)トークンをすぐに作り始めるられるということだ。

「戦場に入ったとき」能力のクリーチャー

 《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》自体を除くと、GG パンハモニコンは破滅の刻から大きな追加点を3つ得た。1つ目は永遠(eternalize)を持つクリーチャーで、このデッキでは驚く程素晴らしいものだ。このデッキには永遠を持つクリーチャーは《機知の勇者/Champion of Wits》があるが、このカードはゲームのどの時点でも素晴らしい。3ターン目にデッキの中から《パンハモニコン/Panharmonicon》(か、他に必要になったもの何でも)を見つけるために、これを《入念な研究/Careful Study》として使うことができる。その後ゲームの終盤では、4枚掘り進むことによって手札を再び満たすよう、《入念な考慮/Careful Consideration》として《機知の勇者/Champion of Wits》の永遠の能力を使うことができる。もし《パンハモニコン/Panharmonicon》が戦場にあるなら、永遠化した《機知の勇者/Champion of Wits》は、カードを8枚引いて4枚捨てるといったカードアドバンテージの大量流入で、ゲームを終わらせるには十分である。さらに、《機知の勇者/Champion of Wits》のカードを捨てるという部分は、《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》のために墓地を蓄えるので、しばしば良い点となる。

一方《陽光鞭の勇者/Sunscourge Champion》は、アグロ・デッキに対して生き残る(これは重要だ。現在赤単アグロがどのくらい人気があるか考えよう)最も良い方法の1つであり、このカードは戦場に入るとライフが2点得られ、その後たった4マナで永遠の能力を使うとさらに4点得られる。さらに重要なことは、《陽光鞭の勇者/Sunscourge Champion》は、《パンハモニコン/Panharmonicon》をプレイするターンを得た後、ライフのバックアップを間に合わせる《パンハモニコン/Panharmonicon》をプレイしたターンの後、失ったライフを取り戻す最も良い方法の1つである --- 1枚だけ《パンハモニコン/Panharmonicon》が戦場にあると、永遠化した《陽光鞭の勇者/Sunscourge Champion》で8点のライフが得られる --- そしてゲームの終盤では、ときにはたった1枚の《陽光鞭の勇者/Sunscourge Champion》から16点や20点のライフが得られる。《陽光鞭の勇者/Sunscourge Champion》は《機知の勇者/Champion of Wits》に捨てる墓地にカードを捨てるための素晴らしいカードである、ということを覚えておく価値もある。表面は十分だが、4マナで4点のライフが得られる 4/4 は《強情なベイロス/Obstinate Baloth》にかなり近く、モダンに戻ってずっとプレイしているようだ。

《光り物集めの鶴/Glint-Nest Crane》はこのデッキでは奇妙なカードだ。全部で6枚のアーティファクト(《パンハモニコン/Panharmonicon》が4枚と《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》が2枚)しかないため、1回の《光り物集めの鶴/Glint-Nest Crane》の誘発能力で1枚引き当てる確率は実際とても小さい(約40%だ)。しかしゲームの終盤で《パンハモニコン/Panharmonicon》が戦場にあると、《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》(や、さらに追加の《パンハモニコン/Panharmonicon》)をライブラリから掘り起こす誘発能力を倍で使えるため、もっと良くなる。このクリーチャーは2ターン目の有効なブロッカーでもあり、このフォーマットで人気がある2マナクリーチャー全部をとても良く妨害できる。そして《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》の効果でゲームの終盤に 4/4 飛行で戻ってくると、とても怖い存在となる。

《雲先案内人/Cloudblazer》と《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》は以前の《パンハモニコン/Panharmonicon》の構築からの残留である --- このカードを見送るには良すぎる。《雲先案内人/Cloudblazer》は《パンハモニコン/Panharmonicon》をプレイした後のターンでこの5マナをプレイするのは最も良く、4枚のカードを引き4点のライフを得ることで、ゲームを乗っ取る準備ができる。一方《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》は、《パンハモニコン/Panharmonicon》が戦場にある前でも素晴らしいので、大抵デッキにいれる。このデッキは1ターン目にすることがたくさん無く、そのためマナを使ったりチャンプブロッカーや調査トークン(clue)を得たりすることはナイスだ。さらにゲームの終盤では、頻繁にたった1マナで数個の調査トークンを得る。このデッキに入っているほとんどのクリーチャーのように、《雲先案内人/Cloudblazer》と《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》は《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》があると、4/4 で戻ってきてもっと良くなる。

コンボ

 《パンハモニコン/Panharmonicon》のために、破滅の刻から追加された他の大きなものは砂漠(desert)だ。どうでもよいアンコモン土地がすごくわくわくすると言うのは、ばがけているように聞こえるかもしれないが、このデッキにとっては大いに重要だ。《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》はGG パンハモニコンにとって素晴らしいカードで、「戦場に入るとき」能力を持ったクリーチャーをブリンクして価値を生み出すだけではなく、勝ち確コンボをも可能にもする。この問題として、《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》の能力を起動するために無色マナを出せるようにするということは、一般的にフェッチで《荒地/Wastes》を持ってくる《進化する未開地/Evolving Wilds》のようなカードから成る不愉快なマナ・ベースをプレイすることを意味する、というものがある。破滅の刻では、砂漠のおかげでこれは変わった。砂漠は基本的に(良い点付き)単色ペイン・ランドだ。《イプヌの細流/Ipnu Rivulet》と《シェフェトの砂丘/Shefet Dunes》のおかげで、今は8枚のアンタップで入る無色マナ・ソースがあり、そしてまだ必要なとき色マナも出せる。つまり、《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》は歪んでいるマナ・ベースからフリーロールへ行くということだ。

土地自体については、両方ともちょっとだけ良い点をもたらす。ゲームの終盤では、《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》用にカードを墓地に置くために、《イプヌの細流/Ipnu Rivulet》で自分自身のライブラリーを削ることができる。一方《シェフェトの砂丘/Shefet Dunes》は、クリーチャーでゲームを終わらせるために、追加の数ダメージを押し込む助けになる。

コンボについては、《難題の予見者/Thought-Knot Seer》と《希望を溺れさせるもの/Drowner of Hope》が1枚ずつある。特にコンボを組み立てることに注力していないが、ゲームの中でデッキ全部を引くことがかなりよく起こり、そのためたとえ両方のパーツが1枚ずつであっても、最終的に見つけられるだろう。《希望を溺れさせるもの/Drowner of Hope》は、《パンハモニコン/Panharmonicon》と《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》がちょうど1枚あると、エルドラージ末裔トークンを無限に作ることができるから、もっと重要なパーツだ。理論的には、この無限トークンに加え無限マナを得られるが、たいていはトークンをただ50個作り、対戦相手のクリーチャーをタップし、死に至らせる攻撃をすれば十分だ。もしこの計画が実行できないなら、《難題の予見者/Thought-Knot Seer》をコンボに混ぜて、無限エルドラージ末裔トークンのマナをこれのブリンクに無限回使うことができる。こうすることで、無理やり対戦相手のデッキ全部を引かせて、ゲームの外までライブラリを削ることになる。

除去

最後だが重要なことは、このデッキには複数の除去呪文がある。《排斥/Cast Out》は何でも対象にでき、いらないときもっと重要なパーツを掘り進めるためにいつでもサイクリングできる。一方、《石の宣告/Declaration in Stone》はゾンビや現出や他の墓地からクリーチャーが戻り続けるようなデッキに対していくつか良い点がある。ただ警告しよう:このデッキには除去呪文はたくさん無く、ライフゲインやカードドローがある適当なクリーチャーで圧倒するデッキには通常かなり良い。だからもしこのデッキをプレイするなら、可能な限り早く撃つのではなく、対戦相手が最も重要なクリーチャーのために除去を手離さないようにしよう。

結果

全体としては、マッチアップは 5-0 で終え、これは素晴らしいが、スタンダードのほとんどの tier デッキとプレイしたと考えるともっと印象的で、先週末のSCGオープンで優勝した4色コントロール、白青モニュメント、赤単アグロ、緑黒エネルギーを倒した ---
これらのデッキ全部はスタンダードでトップ6の中にいる。もちろんこのことは勝ちと扱った4色コントロールとのマッチも含んでいる。たとえ技術的に時間のせいで負けだったとしても、Magic Onlineが対戦相手に勝利を与えたとき、文字通り致命的な攻撃を宣言していた。そういう訳で、プレイポイントが得られなかったが、俺はこのマッチアップを勝ちとして数えた。

一般的に言うと、他の2マナが欲しいが、このデッキは本当に良いと感じた。《光り物集めの鶴/Glint-Nest Crane》は有効だが、マナ・カーブがちょっとトップが重く、最終的には罰が来るだろうと俺は想像している。良い知らせは、《機知の勇者/Champion of Wits》は、追加の土地やコストの安い脅威を掘り下げるために、コストの高いカードをいつでもフィルターで除外できるので、このようないくつかの問題を仲介する助けになる。

俺に関心がある他のことは《削剥/Abrade》で、このカードはたくさんのデッキのメインに、《パンハモニコン/Panharmonicon》への回答として入る。しかし、このことは大きな問題であるようには見えなかった。確かに、ときには《パンハモニコン/Panharmonicon》か《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》が《削剥/Abrade》でふっ飛ぶが、本当はゲームを支配するほど十分な価値を生成するために、何ターンかの間戦場にアーティファクトのどれか1つだけ必要なのだ。さらに、いったん戦場に《パンハモニコン/Panharmonicon》があるときに《雲先案内人/Cloudblazer》か《機知の勇者/Champion of Wits》をプレイすれば、さらにもう1枚の《パンハモニコン/Panharmonicon》を引け、そうすれば最初のふっ飛ばされたほうは痛みが少なくなる。

超Budget 王神が贈るパンハモニコン

(省略)

非Budget 王神が贈るパンハモニコン

 今週は非Budget版のリストはない。俺はまだこのデッキをプレイしているし、これまでにした変更は《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》を1枚、《難題の予見者/Thought-Knot Seer》に追加しただけだ(そして、これが正しくて必要なのかは確信していない)。デッキのベストな構築が budget無いに収まることは、何回かに1回は起こるだろう。

まとめ

ともかく今日はこれで全部だ。いつものように君の考え、アイデア、意見、提案をコメントに残してくれ。そしてTwitterかメールで俺に連絡できる。

(おわり)