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【翻訳】Opt to the Races!

全体的に英語がシャレていて、うまく日本語にできませんでした。すみません。

 

原文:

www.channelfireball.com

 

こんにちは、私のキャントリップ好きの仲間達。君達、今日は議論のための素敵なお土産を持ってきたわ。イクサランでインベイジョンから再録された《選択/Opt》の話よ。この呪文になじみがない君たちのために、ここには17年間の栄光が全部あるわ。

スタンダードだけでなくモダンでも、インターネットではこのカードで沸き立っている。2000年以来の再録で、イクサランに収録されることによってモダンでも合法になることを約束してくれる。

《選択/Opt》はどのフォーマットでプレイされている?

正直に言うと、《選択/Opt》は今のところどのフォーマットでもプレイされていないわ。みんなはマジックでどのくらいキャントリップが強力であるか気付いているけど、何がこのカードをプレイさせていないか知っている? レガシーやヴィンテージ、多人数統率者、キューブのようなフォーマットでは、その答えは競合がいるということよ。

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 (※訳注 先触れだけ日本語画像が見つかりませんでした)

これらのうちどのカードを知ってる? あなたは全部知っているだろうと思った。これらのカードは古いフォーマットで定番で、良い理由がある。あなたのドローをフィルターするのに極めて効果的で、良すぎだと主張する人もいる。私はその同士の中の中心にいるし、私のデッキには溢れんばかりの《渦まく知識/Brainstorm》でいっぱいに詰めているわ。強すぎるし。《先触れ/Portent》は上の4枚のうち、いいことが遅れてくるので受け入れられるのは1枚だけね。

《選択/Opt》は1対1統率者でいくらかプレイされているけど、圧倒的なパワーがあるからではないわ。このフォーマットでは《定業/Preordain》、《渦まく知識/Brainstorm》、《思案/Ponder》が禁止されているから、優先的にプレイされているの。99枚のシングルトン・デッキにはもっといろいろなキャントリップが必要というのは本当だけど、《選択/Opt》はいつも強力なキャントリップの中では低いところにいる。

Tier 1

《渦まく知識/Brainstorm
《思案/Ponder》
《定業/Preordain》
《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》

Tier 2

《先触れ/Portent》
《血清の幻視/Serum Visions》
《思考掃き/Thought Scour》
《留意/Mental Note》
《古きものの活性/Ancient Stirrings》

Tier 3

《選択/Opt》
《のぞき見/Peek》
《手練/Sleight of Hand》
《Clairvoyance》
《熟慮/Think Twice》
《ニッサの誓い/Oath of Nissa》
《衝動/Impulse》
《深遠の覗き見/Peer Through Depths》
《急かし/Quicken》
《ウルザのガラクタ/Urza's Bauble》
《ミシュラのガラクタ/Mishra's Bauble》

Tier 4

《予期/Anticipate》
《前兆/Omen》
《予報/Predict》

当然、このリストのあるカードはデッキに依って価値が上がったり下がったりする。モダンのランタンコントロールやトロンのようなデッキは、《古きものの活性/Ancient Stirrings》がTier 1になるし《思考掃き/Thought Scour》のようなカードはTier 3になる。抑揚や奇跡にとって、《ミシュラのガラクタ/Mishra's Bauble》や《予報/Predict》もプレイアブルとなる。

あなたが見たように、キャントリップに関しては私は《選択/Opt》をTire 3のパワーレベルに位置付けている。ほぼ《定業/Preordain》より完全に悪いというのは、特に悪い位置ではない。《のぞき見/Peek》が《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》に変わって各コンボデッキでプレイされだしたけど、マナが増えたことは確かに飲み込むのが大変な薬だわ。

このリストは次の節でキャントリップのカード比較するとき、ポケットガイドになると思う。

《選択/Opt》はどこでプレイされるようになる?

 私は《選択/Opt》がスタンダードで著しく大きな存在になるのではないかと思うわ。どのデッキやアーキタイプが流行るかは分からなくても、そう言うことができる。コンボ、コントロール、テンポ --- どのデッキかは重要ではない --- これら全部のデッキは強力なキャントリップを利用する。スタンダードは《予期/Anticipate》が使えるけど、2マナというコストが重大な欠点となっていて普遍的にはプレイされていない。

しかしモダンではこのカードはどこに居場所を見つけるかしら? 《血清の幻視/Serum Visions》よりも良い? 《思考掃き/Thought Scour》はどう? 全部有効な疑問だし、時間だけが教えてくれるでしょう。マジックのプレイヤーはきっと、競技フォーマットのために最善のデッキを選択することを見つけ出すでしょう。

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 《選択/Opt》は《血清の幻視/Serum Visions》より悪い。《血清の幻視/Serum Visions》のパワーレベルは《定業/Preordain》に近い。実際、ドローよりライブラリを掘る方が優先度を高くしているとき、《血清の幻視/Serum Visions》は時折《定業/Preordain》より良いときがある。ヴィンテージのようなフォーマットでは、ベストとワーストとのカードパワーの差が膨大なので、《定業/Preordain》がより利用される。ベストな呪文を見つけるためにライブラリをより深く掘ることは、土地を引くことを確認するよりも優れている。《血清の幻視/Serum Visions》は、1対1統率者やデュエルコマンダーのような先に引くものを見たいフォーマットでは、ずっと優れていて、先のことを刻印する。今土地か呪文が必要? その疑問には《血清の幻視/Serum Visions》が先の情報を得られるので、《定業/Preordain》より優れた回答をしてくれる。

しかしモダンでは《定業/Preordain》が禁止されているというだけで、《血清の幻視/Serum Visions》がプレイされている。そして必然的に、《血清の幻視/Serum Visions》は合法なので、私は《選択/Opt》に置き換わらないだろうと信じている。

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統計によると、モダンで次に一番プレイされているキャントリップは《手練/Sleight of Hand》ね。このカードはほとんど《選択/Opt》と同じようなキャントリップだと理解している。《選択/Opt》と《手練/Sleight of Hand》はデッキに入れるにはお互い相反している(と似ている)ところがあるわ。

《手練/Sleight of Hand》は《選択/Opt》より優れた点が1つある:《手練/Sleight of Hand》は一度に2枚見ることができるので、良い方を選べる。《選択/Opt》は選ぶ前に1枚しか見られない。

《選択/Opt》は《手練/Sleight of Hand》より優れた点が1つある:《選択/Opt》はインスタント・スピードのキャントリップなので、戦場を眺めて対戦相手のターンの終わりに唱えることができ、選ぶ前にゲームについてもっと多くの情報が得られる。《手練/Sleight of Hand》はあなたのメインフェーズに決定することを強制し、あなたの次のターンが始まる前に物事が劇的に変わるかもしれない。さらにもしターンの終わりに《選択/Opt》を唱えるのを待つなら、あなたが引きたいカードは、呪文を捨てるような影響を受けにくくなるでしょう。

両方ともあなたのライブラリからトップ2枚を見られるけど、異なる方法でそれをする。《手練/Sleight of Hand》は実際にカードを選んでいるときより多くの情報が得られるので、私は強力な呪文のためもっと深く掘りたいデッキの場合は《選択/Opt》よりもこっちを好むと思う。対戦相手の圧力に対して受動的であるデッキの場合は《選択/Opt》を好む。なぜなら、たとえ(占術でカードを下に送った後)次のカードが悪いという賭けをしても、最後の可能な瞬間に唱えられるという能力があるからよ。

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《思考掃き/Thought Scour》は興味深いキャントリップね。《思考掃き/Thought Scour》は呪文を解決するとき、あなたにほとんど何も決定権を与えてくれない。誰を対象にするか大抵明らかだし。《思考掃き/Thought Scour》が輝く場所は、墓地シナジーがあるようなライブラリを削ることを利用できるデッキの中にある。探査、フラッシュバック、発掘、抑揚、どこでも《思考掃き/Thought Scour》は素晴らしい仕事をする。そういった理由のため、私は他のキャントリップよりも《思考掃き/Thought Scour》をプレイしたいデッキにとって、このカードが《選択/Opt》に変わるとは思えない。

 《選択/Opt》をプレイする上での覚書

一般的には、あなたは《選択/Opt》といっしょにプレイするカードを慎重に検討すべきでしょう。もし占術で見えたカードが十分なことをしなかったりデッキにある平均的なカードより悪い感じたら、そのカードをボトムに送るべきでしょう。ただあなたがボトムへ送ったカードより悪いカードを盲目的に引いてしまったからといって、占術でダメな決断をしたということではない。もしボトムに送っても、《選択/Opt》が持つ潜在的なドローの能力にほとんど期待しないで、占術を決断するほうが良いでしょう。

キャントリップについて

 過去数週間に渡って、私はターボゼロックスの戦略に関する記事をいくつか見たわ。Channel FireballのBrain DeMars氏が最近、この戦略に関する記事を書いた。彼は基本を押さえてるので、もしあなたが今までに読んでいないなら、キャントリップが非常に強力で過小評価されていないことに注意するといいわ。

《定業/Preordain》と《思案/Ponder》が禁止になっているにもかかわらず、モダンはプレイアブルで強力なキャントリップが不足していない。トップTierから優勝デッキ、カジュアルなデッキに至るまで、何十ものデッキがキャントリップを利用し、この呪文を使っている。キャントリップは次の点で優れている:

  • あなたが欲しい呪文か土地を今選ぶことができる
  • 強力なコンボや回答のために、ライブラリを掘ることができる
  • ゲームから不安定さの大部分を取る
  • デッキ構築において、土地を切り詰められる
  • ゲーム中、お気に入りの手札に操作できる

Magicというゲームで負ける一番簡単な方法は、呪文が欲しいときに土地を引くか、土地が欲しいとき呪文を引くかだわ。どのくらいマジックをプレイしたかに関係なく、あなたはこのことを良く知っているでしょう。基本的には、キャントリップはこのこと和らげるのに役立つ。その理由はあなたが最も頻繁にゲームに負けるから。だから言い換えると、キャントリップは他のタイプの呪文より、あなたをもっとたくさんのゲームで勝たせてくれる! それをしばらくの間、胸に染み込ませましょう。

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先に述べたように、《選択/Opt》はどのデッキかは関係なくスタンダードでプレイされるでしょう。すべてのスタンダードのデッキが、上記のキャントリップがもたらす利点のよさを生かせるわけではないけど。歴史は、《稲妻/Lightning Bolt》、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》があるスタンダードで、《定業/Preordain》が最もプレイされた呪文であったと示している! 最もマナに餓えたアグロデッキは別として、1マナのキャントリップは常にスタンダードで居場所があるでしょう。テンポやコンボデッキといった特殊なタイプが構築できるのは、フォーマットが有益なキャントリップにアクセスできるという、直接的な結果なの。《選択/Opt》はぴったり条件に叶い、私の投票権を持っている。

まとめ

  •  スタンダードでは、《選択/Opt》はパワーレベルで一線を越えない素晴らしい呪文であるし、もちろん幅広いデッキに採用されるに値するほど十分妥当だ。
  • モダンでは、《選択/Opt》は《手練/Sleight of Hand》に一番近い。コントロールとテンポデッキはほとんど《選択/Opt》を選びそうであるが、コンボとエンジンデッキはむしろ《手練/Sleight of Hand》をプレイしそうである。
  • 私は《選択/Opt》が《血清の幻視/Serum Visions》と入れ替えられるとは思わない。なぜなら《血清の幻視/Serum Visions》は《選択/Opt》より非常に強力だからだ。
  • 私は墓地を利用するデッキでは、《選択/Opt》が《思考掃き/Thought Scour》と入れ替えられるとは思わない。
  • 他のフォーマットでは、パワーレベルの一線を越えたもっと強力なキャントリップが定着している。
  • Magicというゲームでは、結局各プレイヤーが何のカードを正確に引くのかになる。キャントリップのパワーを過小評価してはならない。

この記事を読むことを選択してくれて本当にありがとう。私はこの呪文が最終的にプレイされる場所を見られることにわくわくしているし、次々と現れることを保証するわ。悠々とキャントリップの仕方を見せびらかすことができるように、あなたの古いカードやフォイルを解き放つときよ。あなたはこの強力な再録にどんな結果を期待している? コメントで私に教えて欲しい。そして次までに、《選択/Opt》から最高のカードが見えますように。

 

(おわり)