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【翻訳】 Against the Odds :君のデッキは。(スタンダード)

死ぬまで借りるぜ!


原文:

www.mtggoldfish.com

やぁ、みんな。第162回目の Against the Odds へようこそ。先週は、すべてラヴニカのギルドからの候補である最後の回だったが、結局逆《ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will》である《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal》がトップになった。そういう訳で、今日は超素敵なラヴニカのギルドのスタンダードへ戻って、対戦相手のデッキでゲームに勝てるか見てみよう! 俺は《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal》が一番になったとき、ちょっと心配した。なぜなら、このソーサリーはどんなコンボにも向いておらず、このカードの力はほとんど、(コントロールできない)対戦相手のデッキに依存しているからだ。結局、俺はスタンダードで《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal》を構築する適切な方法は、次のようになることが明らかだったことを理解したんだ。ただ対戦相手のカードを盗むことにオールインし、対戦相手ができることより良く対戦相手のデッキをプレイすることだ! その結果が、君のデッキは。だ。このデッキは対戦相手のカードを盗む手段でいっぱいにし、できればそのカードを使って価値を拾っていく! スタンダードにおける《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal》の勝率はどのくらいかな? 動画に行って見つけ出そう。その後で、このデッキについてもっと話をしよう!

動画

youtu.be

君のデッキは。

  • メイン
土地
4 湿った墓/Watery Grave  
2 沼/Swamp  
4 草むした墓/Overgrown Tomb  
2 島/Island  
3 内陸の湾港/Hinterland Harbor  
2 廃墟の地/Field of Ruin  
1 愚蒙の記念像/Memorial to Folly  
1 森/Forest  
2 水没した地下墓地/Drowned Catacomb  
ソーサリーソーサリー
1 採取/Find (黒/緑)(黒/緑)(4)(黒)(緑)
ソーサリー
4 記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal (1)(青)(黒)
クリーチャー
3 人質取り/Hostage Taker (2)(青)(黒)
1 管区の案内人/District Guide (2)(緑)
2 墓場波、ムルドローサ/Muldrotha, the Gravetide (3)(黒)(緑)(青)
4 正気泥棒/Thief of Sanity (1)(青)(黒)
2 疫病造り師/Plaguecrafter (2)(黒)
2 貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra (2)(黒)(黒)
エンチャント
2 悠長な再構築/Patient Rebuilding (3)(青)(青)
1 死の重み/Dead Weight (黒)
2 最古再誕/The Eldest Reborn (4)(黒)
3 死者の宝箱/Dead Man's Chest (1)(黒)
インスタント
1 喪心/Cast Down (1)(黒)
3 暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy (黒)(緑)
アーティファクト
2 オラーズカの秘宝/Orazca Relic (3)
2 不滅の太陽/The Immortal Sun (6)
  • サイドボード
1 アルゲールの断血/Arguel's Blood Fast (1)(黒)
1 暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy (黒)(緑)
2 混沌のワンド/Chaos Wand (3)
2 貪る死肉あさり/Deathgorge Scavenger (2)(緑)
1 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke (1)(青)
1 渇望の時/Moment of Craving (1)(黒)
1 否認/Negate (1)(青)
2 煤の儀式/Ritual of Soot (2)(黒)(黒)
3 思考消去/Thought Erasure (青)(黒)
1 ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt (2)(黒)(黒)

デッキ

http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=454234&type=card

《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal》は、本当にどんなコンボにもデッキにも向かない。このカードの効果を使って構築することより、対戦相手のカードを盗んでプレイするというテーマで構築した! このデッキの基本的なアイデアは、できるだけたくさん対戦相手のカードを盗んで溜めこみ、対戦相手ができることより良く対戦相手のデッキをプレイすることだ。《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal》は基本的にはフィニッシャーである。終盤では、このカードを唱えて、対戦相手の墓地から何枚もプレイする可能性を持っている。どのカードがあるかは対戦相手のデッキに依存するが、理論的には、十分なマナがあれば対戦相手が何をプレイするかはあまり問題にはなりえない。《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal》で大量の良いカードを引けるし、ゲームに勝つくらい十分な価値を産めるからだ。

《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal》のバックアップは、《人質取り/Hostage Taker》と《正気泥棒/Thief of Sanity》で、対戦相手のカードを盗む追加の方法である。《人質取り/Hostage Taker》はとても単純で、基本的にはただクリーチャーを倒すというより盗むことができる除去呪文だ。一方《正気泥棒/Thief of Sanity》は《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal》と一緒にプレイすると完璧なカードである。対戦相手のデッキをプレイする別の方法となるだけでなく、後でプレイできるカードである、対戦相手の墓地を肥やす助けにもなる。

対戦相手のカードを盗む最後の方法は、《死者の宝箱/Dead Man's Chest》だ。たった今スタンダードでは、たくさんのデッキが《弾けるドレイク/Crackling Drake》や《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》のような、大きなクリーチャーをプレイしている。もしこれらのクリーチャーの一体に《死者の宝箱/Dead Man's Chest》をなんとかしてエンチャントし、そのクリーチャーを倒すことができれば、対戦相手のデッキから大きなカードの束を追放(し、最終的に唱える)ことができる。この計画はちょっと遅くなることがあるが、《死者の宝箱/Dead Man's Chest》を引くだけではなくエンチャントしたクリーチャーを倒す除去呪文を引く必要があるので、物事がうまく行くと、《死者の宝箱/Dead Man's Chest》はたった2マナで5~10枚のカードを引くことができ、とても素晴らしいカードとなる。

一方《墓場波、ムルドローサ/Muldrotha, the Gravetide》によって、ゲームの終盤に《死者の宝箱/Dead Man's Chest》(と《人質取り/Hostage Taker》や《正気泥棒/Thief of Sanity》のような別のカードを盗むクリーチャー)を再度プレイする方法が得られる。一枚の《死者の宝箱/Dead Man's Chest》は有効だが、《墓場波、ムルドローサ/Muldrotha, the Gravetide》の助けがあると、毎ターンエンチャントされたクリーチャーを倒すことで、産みだされるカードアドバンテージは乗り越えられないものになる。

除去

除去は一般的に重要だが、特に《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal》デッキでは重要だ。対戦相手のクリーチャーを倒すことが、墓地にカードを置く一番簡単な方法だからだ。《疫病造り師/Plaguecrafter》と《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》は、終盤で《墓場波、ムルドローサ/Muldrotha, the Gravetide》で再度唱えられる除去呪文だ。《疫病造り師/Plaguecrafter》は、(《人質取り/Hostage Taker》のような)他のクリーチャーを生け贄に捧げ、次のターンで《墓場波、ムルドローサ/Muldrotha, the Gravetide》で唱えて戦場に入ったときの能力を再度使えるから、特に強力だ。

《暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy》はインスタンス・スピードで何でも倒し、プレインズウォーカーや、アーティファクトやエンチャントのような嫌なパーマネントでさせ、回答になる。一方《採取+最終/Find+Finality》と《最古再誕/The Eldest Reborn》は、墓地からクリーチャーを戻すことで、2つの役割がある除去呪文であり、対戦相手のカードをさらに盗むために《正気泥棒/Thief of Sanity》や《人質取り/Hostage Taker》を戻したり、除去のために《疫病造り師/Plaguecrafter》や《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》を戻す別の方法である。

他のカード

《不滅の太陽/The Immortal Sun》と《悠長な再構築/Patient Rebuilding》は、特に《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal》とコンボをするためにデッキに入れている。《不滅の太陽/The Immortal Sun》は、《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal》で対戦相手の墓地から唱えるカードもすべて含めて、唱える呪文のコストをすべて1下げることで、できるだけたくさんの対戦相手のカードを唱えることができるようになる。このアーティファクトは対戦相手のプレインズウォーカーへの回答にもなり、たくさんプレイされている、新旧ヴラスカ、《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》、《ビビアン・リード/Vivien Reid》に対して重要だ。一方《悠長な再構築/Patient Rebuilding》は、確実に《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal》と他の盗むカードを見つけながら、毎ターン対戦相手のライブラリも削ることで、対戦相手の墓地にカードをおく簡単な方法である。

最後に、《オラーズカの秘宝/Orazca Relic》と《管区の案内人/District Guide》は、《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal》へランプする助けになる。例のソーサリーを解決するとき、戦場にマナがたくさんあればあるほど、唱えられるカードが増える。そのため、《管区の案内人/District Guide》で確実に土地を当て、《オラーズカの秘宝/Orazca Relic》でランプすることは非常に有益だ。《オラーズカの秘宝/Orazca Relic》は、カードを引きライフを獲得して再度墓地から唱えるために繰り返し生け贄に捧げられるので、《墓場波、ムルドローサ/Muldrotha, the Gravetide》ともコンボになる。

対戦

対戦で学んだ一番大きかったことは、《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal》(と一般的にこのデッキ)は本当に《不和のトロスターニ/Trostani Discordant》が嫌いだということだ。ほとんどの人は、「ターン終了時まで、あなたのすべてのクリーチャーのコントロールを得る」というテキストは統率者のためにあると見なしているが、《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal》や《正気泥棒/Thief of Sanity》や《死者の宝箱/Dead Man's Chest》を使ったデッキに対しては、本当に良いことも起こるということだ。アグロは難しい対戦であるように感じられた。このデッキはとても遅く、たとえ対戦相手のカードを何枚か盗めたとしても、一般的にそのカードは対して強力ではないからだ。逆に、君のデッキは。は、ミッドレンジやコントロールでも、とてもうまく適用していた。対戦相手のカードは盗むには良いカードがあり、迅速に倒すkとおができないからだ。一般的に、君のデッキは。は、独特なデッキだ。このデッキ自身のカードで勝つには大して良いカードがないので、このデッキのパワーレベルはほとんど対戦相手のデッキのパワーレベルに依存する。だから、対戦相手が良いカードをプレイしていることが根本になっていることが多い。

勝率

概して、5回対戦して3回勝ち、勝率は 60% だった。ゲーム別では 14ゲーム中7回勝って、勝率は 50% だった。この結果は、君のデッキは。は、 Against the Odds のデッキの中では平均より若干良いといったところだ。もっと重要なことは、良くも悪くも狂ったことをして、《不和のトロスターニ/Trostani Discordant》に完全にふっ飛ばされたが、エルフデッキを対戦相手よりも良くプレイでき、最終的にフォーマットにいるすべてに近いエルフ・ロードを盗んで勝つことができた! 一般的に《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal》と君のデッキは。は、対戦相手のデッキに大きく依存するので特に不安定であったが、プレイするのはとても楽しかった。対戦相手のカードを使って対戦相手を倒すのは最高だ!

来週の投票

ラヴニカのギルドは素晴らしいので、このセットからの選択は、機会があればまだ候補に現れるが、今週はすべてラヴニカのギルドから候補を上げることからは離れよう。そういうわけで、今週は何に投票する?  Against the Odds で最も人気があるテーマnの一つは、プレインズウォーカー部族だ! すでにプレインズウォーカー部族デッキを少しプレイしていたが、まだプレイしていないデッキがある。来週はどのプレインズウォーカーを使って構築すべきかな? 下記で投票して教えてくれ!

http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=431824&type=card

http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=419267&type=card

http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=436584&type=card

http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=398198&type=card

http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=417499&type=card

 

(おわり)