【翻訳】Much Abrew:雷電支配バランス(モダン)
ガルガドン・バランスの進化系です。
原文
やぁ、みんな! Much Abrew About Nothing へようこそ。今週は、ちょっと特殊回だ。技術的には、先週 Instant Deck Tech で一番人気があったのは、モダンのジャンド・シャーマンだったが、Budget Magic でちょどラクドス・シャーマンをプレイしたので、この部族をもう一回プレイするのは、ちょっとシャーマンが過剰のように感じた。代わりに、数週間前に Instant Deck Tech にあった(そして、俺が長い間待っていた)デッキをプレイしよう。雷電支配バランスだ。《均衡の復元/Restore Balance》は俺のお気に入りのカードだが、今はデッキ名のカードをプレイするために、《予言により/As Foretold》に《雷電支配/Electrodominance》が加わわったおかげで双呪の計画を捨てたが、キャントリップと除去があり、それでもまだ対戦相手の土地と盤面と手札を片づけることで、ゲームのバランスを復元する大量の方法があるデッキをプレイしよう。この《均衡の復元/Restore Balance》の新しい構築はどのくらい競技的なのか? 動画に行って見つけ出そう。その後でこのデッキについてもっと話をしよう!
動画
デッキ
- メイン
土地 | ||
4 | 《トレイリア西部/Tolaria West》 | |
4 | 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》 | |
1 | 《滝の断崖/Cascade Bluffs》 | |
4 | 《蒸気孔/Steam Vents》 | |
2 | 《山/Mountain》 | |
2 | 《島/Island》 | |
プレインズウォーカー | ||
1 | 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》 | (2)(青)(青) |
ソーサリー | ||
4 | 《血清の幻視/Serum Visions》 | (青) |
4 | 《手練/Sleight of Hand》 | (青) |
クリーチャー | ||
4 | 《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》 | (9)(赤) |
エンチャント | ||
1 | 《血染めの月/Blood Moon》 | (2)(赤) |
4 | 《予言により/As Foretold》 | (2)(青) |
インスタント | ||
2 | 《稲妻/Lightning Bolt》 | (赤) |
2 | 《差し戻し/Remand》 | (1)(青) |
4 | 《雷電支配/Electrodominance》 | (X)(赤)(赤) |
4 | 《選択/Opt》 | (青) |
アーティファクト | ||
1 | 《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》 | (0) |
〔青〕ソーサリー | ||
4 | 《祖先の幻視/Ancestral Vision》 | |
〔白〕ソーサリー | ||
4 | 《均衡の復元/Restore Balance》 |
- サイドボード
2 | 《削剥/Abrade》 | (1)(赤) |
2 | 《神々の憤怒/Anger of the Gods》 | (1)(赤)(赤) |
2 | 《血染めの月/Blood Moon》 | (2)(赤) |
1 | 《謎めいた命令/Cryptic Command》 | (1)(青)(青)(青) |
2 | 《払拭/Dispel》 | (青) |
1 | 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》 | (2)(青)(青) |
2 | 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》 | (1) |
2 | 《破壊放題/Shattering Spree》 | (赤) |
1 | 《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》 | (0) |
議論
- えーっと、とても良かったよ。モダンの競技リーグをプレイして結果は 4-1 だった。実際、イゼット・フェニックスに対して、ほぼ間違いなくたった1回の(ひょっとしたら)悪い選択をして、5-0 というパーフェクトを逃した(俺はまだ、《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》を1ターン目にプレイすべきだったどうかが分からない)。
- 《均衡の復元/Restore Balance》をプレイする最大の長所は、ある種のデッキを完全に壊すことだ(大体、呪禁オーラとエルドラージのような、クリーチャーで勝とうとするフェアデッキ)。逆に、雷電支配バランスの最も印象的な部分は、同程度から悪い対戦で、どのくらい良くパフォーマンスがでるかである。トロンに対しては、単純に対戦相手の土地をすべて片付けるだけで十分だったし、メインデッキに《虚空の杯/Chalice of the Void》(多分、このデッキに対してモダンで唯一一番良いカードかもしれない)をプレイする2種類のデッキでさえ倒した。
- 関連して、もし対戦相手が《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》を待機するのを見たら、《虚空の杯/Chalice of the Void》を X=0 でプレイせよ。
- 過去の《均衡の復元/Restore Balance》の構築と比較すると、最大の長所は安定性だ。1マナのキャントリップが 12 枚と大量にあるおかげで(あと《祖先の幻視/Ancestral Vision》もだ)、このデッキは重要なコンボパーツを見つける本当に優れた仕事をする。
- 過去の《均衡の復元/Restore Balance》と比べて、雷電支配バランスの欠点があるとすると、このデッキはちょっと爆発的ではないことだ。境界石がないので、《均衡の復元/Restore Balance》であまり対戦相手の心を折ったりしない。その代わり、《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》を見つけて、デッキ名のカードから十分な価値を得ようとする。ありがたいことに、とてもたくさんのキャントリップがあることで、通常大きなトラブルに遇うこともなく、《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》を見つけることができる。
- 雷電支配バランスでは、《均衡の復元/Restore Balance》を全体除去としてプレイしても良いことを覚えておいてほしい。この構築では、普通はゲームに勝つのは2枚の《均衡の復元/Restore Balance》である。1枚目は大抵対戦相手の盤面を片づけてゲームを遅くし、同時に《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》か《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を探して、2枚目の《均衡の復元/Restore Balance》でゲームを終わらせる。
- それで、君は雷電支配バランスをプレイすべきか? 今日の経験を基にすると、その答えは決定的にYESだ。記録は良かったし、デッキはプレイするのがすごく楽しかった。そして良い対戦で勝てるだけでなく、悪い対戦に対しても勝つことができる。これは、優れたデッキである徴候ということが多い。もし君が、対戦相手の土地、クリーチャー、手札をすべて破壊して、Magic をプレイさせないことが好きなら、やってみろよ! Magic Online のリーグで 5-0 することや、FNM で勝つことが確かに見られたかもしれないし、グランプリや SCG ツアーレベルで戦えるのを見たとしても、俺は驚かないだろう。
(おわり)