【翻訳】Arena Boys Deck Guide:ヤロクパンハモニコン(Arena)
金魚とCFBで同じに同じコンセプトのデッキの記事がアップされるとは。
原文:
《冒涜されたもの、ヤロク/Yarok, the Desecrated》は、基本セット2020がやって来たとき、プレイしたい非常に上位にあるカードだ。このカードは、毎週画面の前に現れる愛すべきナンセンスにとって、カスタマイズされたように見える。だから、何人かの視聴者がすぐに、非常に興味のあるカードとしてマークしてきたんだ。
@thearenaboys I assume the spoiling of Yarok, the Desecrated caused some sort of siren to go off in Arena Boys headquarters, right?
— Nathaniel Quance (@QuanceQQuance) June 19, 2019
> 《冒涜されたもの、ヤロク/Yarok, the Desecrated》がスポイルされて、Arena Boys の本部にサイレンが響き渡った。そうだろ?
この《パンハモニコン/Panharmonicon》を最大に活用するために、やりたいことは、「戦場に入ったときに」と書かれたスゥルタイのカードをScryfall で探して、高い価値のカードでデッキを満たすようにスパイシーなリストに料理することであり、小さい数字に急いでまとめあげることだ。
動画
ヤロクパンハモニコン
- メイン
土地 | ||
4 | 《湿った墓/Watery Grave》 | |
4 | 《草むした墓/Overgrown Tomb》 | |
4 | 《繁殖池/Breeding Pool》 | |
4 | 《内陸の湾港/Hinterland Harbor》 | |
4 | 《森林の墓地/Woodland Cemetery》 | |
ソーサリー | ||
2 | 《戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde》 | (4)(黒)(黒) |
クリーチャー | ||
1 | 《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》 | (2)(黒)(黒) |
4 | 《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》 | (1)(緑) |
1 | 《首席議長ヴァニファール/Prime Speaker Vannifar》 | (2)(緑)(青) |
4 | 《冒涜されたもの、ヤロク/Yarok, the Desecrated》 | (2)(黒)(緑)(青) |
4 | 《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》 | (1)(緑)(緑) |
4 | 《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》 | (1)(緑) |
3 | 《エルフの再生者/Elvish Rejuvenator》 | (2)(緑) |
1 | 《裏切りの工作員/Agent of Treachery》 | (5)(青)(青) |
2 | 《人質取り/Hostage Taker》 | (2)(青)(黒) |
1 | 《生体性軟泥/Biogenic Ooze》 | (3)(緑)(緑) |
1 | 《千の目、アイゾーニ/Izoni, Thousand-Eyed》 | (2)(黒)(黒)(緑)(緑) |
1 | 《ゴルガリの拾売人/Golgari Findbroker》 | (黒)(黒)(緑)(緑) |
1 | 《終末の祟りの先陣/End-Raze Forerunners》 | (5)(緑)(緑)(緑) |
1 | 《夜の騎兵/Cavalier of Night》 | (2)(黒)(黒)(黒) |
1 | 《永遠神ロナス/God-Eternal Rhonas》 | (3)(緑)(緑) |
2 | 《迷い子、フブルスプ/Fblthp, the Lost》 | (1)(青) |
エンチャント | ||
1 | 《発見の道/Path of Discovery》 | (3)(緑) |
1 | 《イトリモクの成長儀式/Growing Rites of Itlimoc》 | (2)(緑) |
- サイドボード
カードの選択
正直言って一番厳しかったことは、どのカードをプレイしないかを決めることだった。削りたくない注目すべきカードは、《混種の頂点、ロアレスク/Roalesk, Apex Hybrid》、《地下牢の霊/Dungeon Geists》、《楽園党の議長、ゼガーナ/Zegana, Utopian Speaker》、《灯の分身/Spark Double》、《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm》、《虐殺少女/Massacre Girl》だ。とりわけ削りたくなかった1枚は《虚報活動/Disinformation Campaign》だ。《冒涜されたもの、ヤロク/Yarok, the Desecrated》の誘発能力はクリーチャーだけではないので、《虚報活動/Disinformation Campaign》で1対4交換するアイデアはとてもイケてそうだった!
いずれにせよ、まだイカした選択は大量にある。信じられないくらいつまらない探検パッケージという、まったくくだらないカードも数枚あるが(これについては本当にスマン)、こういうカードをプレイするには本来は防御的になるので、しょうも無いことをして、もっと素晴らしい枠を作ることができるようになるという理由がある。この 12枚のカードを除いて、価値をもたらす電車に乗れる、急行サービスを探して求めていた。
大量にある1枚差しのカードの数が、このデッキの本質と試みの側面を現している。できるだけたくさんのカードで楽しみたいので、《夜の騎兵/Cavalier of Night》から《裏切りの工作員/Agent of Treachery》まですべてのカードは、何も特別なことをするようにはデザインされていない、まさにイカした「デッキを埋めるカード」である。ただ《冒涜されたもの、ヤロク/Yarok, the Desecrated》と協力して、何か特別な狂ったことをしながら、それでもまだデッキ名のカードが無くても防御できるようにしている。実際、これがこのデッキの隠された強さの1つで、看板カードがなかったとしても、まだまあまあなクリーチャーベースのミッドレンジデッキである。
《迷い子、フブルスプ/Fblthp, the Lost》や《エルフの再生者/Elvish Rejuvenator》のようなカードは、もっと「実用的」な面を現している。5マナ以上のカードを無限に混ぜ込めるくらいクールで、適した量の低コストなクリーチャーを入れることで、序盤に押し負けることがなくなる。そういう理由のために、こういった他の価値があるカードと共に、探検パッケージを強化することは重要だと思っている。同様に、《人質取り/Hostage Taker》と《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》には、中盤で現実的な干渉があり、実際どちらが良いか言うのは難しい。《人質取り/Hostage Taker》は大きな長所があるが、もちろん4ターン目に唱えて除去されると、石のように全く何もしない(あるいはさらに悪いことに、対戦相手の戦場に入ったときの能力を誘発してしまう)。
最後に、《戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde》は Toffel の提案で最後のほうで追加したのだが、すばらしいヤツだった。探検パッケージのおかげで使えるようになり、終盤の戦慄衆は、ゲームの成り行きで遅いデッキにやられた多くのダメージを巻き戻すことができるし、ゲームの終盤でコントロールに対し、本当にアウトを言い渡すことができる。僕は最初懐疑的だったが、戦慄衆の追加は素晴らしいし、特に《冒涜されたもの、ヤロク/Yarok, the Desecrated》を2体戻せたら、片方はすぐに死んでしまうが、他のものからは3倍誘発能力が得ることができる!
ゲームプレイ
このデッキの多くは、非クリーチャーの相互作用は無いが、ラヴニカのギルドのリリース以降見てきた、古典的なゴルガリ/スゥルタイ・ミッドレンジのようにプレイされる。明らかに盤面に展開していきたいが、僕から与えられる最大のアドバイスは、《冒涜されたもの、ヤロク/Yarok, the Desecrated》を最大限に活用しようとして、自分自身を見失わないようにすることだ。
僕は Overwatch が好きだが、ヒーローの一人、Pharah(僕はすぐにあきらめて Moira メインに戻ってしまった)のプレイの仕方を学んでいるとき、そこには常に肝に銘じておくアドバイスがあった。Pharah には、最大の価値を得て3~4人の対戦相手を排除するために完璧な瞬間まで待つという、多くのプレイヤーが「温存」する奥義がある。僕が受けたアドバイスは、「行けるなら行け」だった。言い換えると、奥義で2人やたとえ1人だけ排除するだけでも、集中砲火する完璧な瞬間まで待つより良いことが多いということである。そうなる前に、屈服するかもしれないからだ。
このアドバイスを Magic に変換すると、リソースを正確に管理する方法を見つけらるなら、僕にとってよく役に立つということだ。たとえば対戦相手に 3/3 が2体いて自分には全体除去があったとする。盤面をクリアすることは悪いことではない。しかしあるプレイヤーは、1ターン待って別のクリーチャーを釣り上げ、「温存」してもっと価値を得ようとするかもしれない。これは時には正しいが、それは最低でも6点喰らっているということだし、対戦相手が致命的な速攻クリーチャーやプレインズウォーカーをプレイするかもしれないし、単に全体除去を持たせたままにさせたモノはないかもしれない。
もちろん、どちらを常にするべきかを 100% 確実に言うことはできないが、ここでのポイントは、こういったデッキでは、ほとんど常に「行くときは行く」べきであり、《冒涜されたもの、ヤロク/Yarok, the Desecrated》を待って誘発能力を追加で得るより、《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》と《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》をプレイするほうが良いということだ。特にこのデッキはヤロクが着地した後価値がぎっしり詰まっているので、盤面を不利にするリスクを負ってはならない。
それ以外では、ただ賢くミッドレンジのゲームをプレイすればいい。このデッキの Tips をいくつか挙げておこう。
- もし《夜の騎兵/Cavalier of Night》、《戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde》、《ゴルガリの拾売人/Golgari Findbroker》、《千の目、アイゾーニ/Izoni, Thousand-Eyed》をプレイするなら、墓地にクリーチャーを満たすことは、すばらしいことになる。
- 賢い交換をしてライフを高く保っておくことで、ゲームの終盤にデカい《戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde》をプレイできることを覚えておこう。
- もし《夜の騎兵/Cavalier of Night》を入れるなら、《骨の粉砕/Bone Splinters》で生け贄にするために、小さいクリーチャーも入れて構築しよう。
- 《人質取り/Hostage Taker》は《裏切りの工作員/Agent of Treachery》と素敵なシナジーがある。《Ancestral Recall》風の能力を与えてくれるぞ。
- 《発見の道/Path of Discovery》は《冒涜されたもの、ヤロク/Yarok, the Desecrated》と「働」き、《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》がいったん場に出ると、完全に価値のあるものにする。
- 《首席議長ヴァニファール/Prime Speaker Vannifar》は《終末の祟りの先陣/End-Raze Forerunners》に至る「足」にできる。そのチェーンの中の、どのリンクをすでに引いてしまっているかに注意しよう!
デッキの進化
このデッキには構築する方法はたくさんあるが、岩にように堅実な「改良」方法を言うのは難しい。僕の今までの経験を基にすると、小さな改良を言うことはできるが、このデッキを手に取って自分でやってみるなら、自分にとってもっと強力にしよう。僕は次のように始めるだろう。
ヤロクパンハモニコン ver2
- メイン
土地 | ||
4 | 《湿った墓/Watery Grave》 | |
4 | 《草むした墓/Overgrown Tomb》 | |
3 | 《森林の墓地/Woodland Cemetery》 | |
4 | 《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》 | |
3 | 《内陸の湾港/Hinterland Harbor》 | |
1 | 《疾病の神殿/Temple of Malady》 | |
1 | 《神秘の神殿/Temple of Mystery》 | |
ソーサリー | ||
2 | 《戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde》 | (4)(黒)(黒) |
クリーチャー | ||
3 | 《迷い子、フブルスプ/Fblthp, the Lost》 | (1)(青) |
2 | 《首席議長ヴァニファール/Prime Speaker Vannifar》 | (2)(緑)(青) |
4 | 《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》 | (1)(緑) |
4 | 《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》 | (1)(緑)(緑) |
4 | 《エルフの再生者/Elvish Rejuvenator》 | (2)(緑) |
3 | 《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》 | (2)(黒)(黒) |
2 | 《人質取り/Hostage Taker》 | (2)(青)(黒) |
4 | 《冒涜されたもの、ヤロク/Yarok, the Desecrated》 | (2)(黒)(緑)(青) |
2 | 《生体性軟泥/Biogenic Ooze》 | (3)(緑)(緑) |
1 | 《虐殺少女/Massacre Girl》 | (3)(黒)(黒) |
1 | 《千の目、アイゾーニ/Izoni, Thousand-Eyed》 | (2)(黒)(黒)(緑)(緑) |
4 | 《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》 | (1)(緑) |
- サイドボード
僕は、最初のデッキはティミー症候群にかかっていた。これは、主要なカードを完璧に正確なデッキリストでプレイするより、楽しむことを目的にしているという意味だ。しかしもし君がもうすこし真面目に Magic で勝つように深く飛び込みたいなら、マナカーブを低くして、脅威を固めて、デッキをもう少し直線的で意味のあるものにすることが、確実にやる方法だ。
自分自身を交換できるカード(《迷い子、フブルスプ/Fblthp, the Lost》と《エルフの再生者/Elvish Rejuvenator》)を追加することで、低くなったマナカーブの終わりを強化することになる。同時に、《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》や《人質取り/Hostage Taker》や新しく追加された《虐殺少女/Massacre Girl》形態とも相互作用が生まれる。脅威パッケージは、マナカーブのトップである《生体性軟泥/Biogenic Ooze》と《千の目、アイゾーニ/Izoni, Thousand-Eyed》と共に、切り詰められて能率的になった。一方《首席議長ヴァニファール/Prime Speaker Vannifar》を増やしたことで、《冒涜されたもの、ヤロク/Yarok, the Desecrated》を見つける助けになり、加えて価値を補うことにもなる。
僕はまだ、《戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde》は最高のフィニッシャーとして有益だと思っている。だから他の6マナとしてさえ、含めること保証される。しかし、このデッキはさまざまな理由で、脅威密度をこれより高くする必要はないと思っている。最初に、《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》はばがげたサイズに成長できるし、これだけでゲームを終わらせる脅威になりえる。次に、《戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde》と《人質取り/Hostage Taker》は両方とも対戦相手の脅威を盗むことができ、勝利に乗っかることができる。最後に、このデッキはヤロク後はじっくりじっくりやることができる。ヤロクの防御的なパワーとタフネスは、安定化させ生き延びる助けになる。何ゲームかは、いるだけで勝つことができる。
今週はこんなところだ! 来週は、敵に炎と剣を向ける、別のスパイシーな構築で新しいスタンダードに飛び降りよう。そのときに会おう!
(おわり)