【翻訳】稲妻の嵐族でイゼット・ウィザードをアップデート(スタンダード)
スケープシフト、絶対コロスマン。
原文
イゼット・ウィザードはドミナリア以来、《燃えがらの風、エイデリズ/Adeliz, the Cinder Wind》を中心だったが、今や《稲妻の嵐族/Lightning Stormkin》でなおいっそう良いデッキになっている。
このカードは、伝統的なパワーレベルにあるようには見えないが、ウィザードであることで、《魔術師の稲妻/Wizard's Lightning》と《燃えがらの風、エイデリズ/Adeliz, the Cinder Wind》のパワーを上げている。右手力があれば、4ターンキルもできる!
このデッキは、繰り返し負け続けた後、動画で構築したものだ。たくさんの選択肢があるので、間違いなく改善できたし、今日はその全部にくまなく目を通そう。
イゼット・ウィザード
- メイン
土地 | ||
6 | 《島/Island》 | |
4 | 《硫黄の滝/Sulfur Falls》 | |
6 | 《山/Mountain》 | |
4 | 《蒸気孔/Steam Vents》 | |
ソーサリー | ||
4 | 《航路の作成/Chart a Course》 | (1)(青) |
クリーチャー | ||
3 | 《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》 | (1)(青) |
4 | 《稲妻の嵐族/Lightning Stormkin》 | (青)(赤) |
3 | 《燃えがらの風、エイデリズ/Adeliz, the Cinder Wind》 | (1)(青)(赤) |
2 | 《永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet》 | (2)(青)(青) |
4 | 《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》 | (1)(赤) |
インスタント | ||
4 | 《ショック/Shock》 | (赤) |
2 | 《呪文貫き/Spell Pierce》 | (青) |
4 | 《魔術師の稲妻/Wizard's Lightning》 | (2)(赤) |
2 | 《無謀な怒り/Reckless Rage》 | (赤) |
4 | 《選択/Opt》 | (青) |
2 | 《稲妻の一撃/Lightning Strike》 | (1)(赤) |
- サイドボード
3 | 《霊気の疾風/Aether Gust》 | (1)(青) |
4 | 《丸焼き/Fry》 | (1)(赤) |
3 | 《否認/Negate》 | (1)(青) |
3 | 《炎の一掃/Flame Sweep》 | (2)(赤) |
2 | 《溶岩コイル/Lava Coil》 | (1)(赤) |
レガシーで僕のハートを奪ったカードは《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》だ。《闇の腹心/Dark Confidant》と同じ役割を持つが、《レンと六番/Wrenn and Six》に対してより柔軟だ。スタンダードでは、《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》は、1マナのフラッシュバックを付ける対象が少ないが、《燃えがらの風、エイデリズ/Adeliz, the Cinder Wind》でパンプしてより高コストなカードを唱えることができる。
僕はどんな1マナもプレイしたくないが(名前を挙げると、《ギトゥの溶岩走り/Ghitu Lavarunner》と《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》のことだ)、2マナにはたくさんの選択がある。
《燃え立つ預言者/Burning Prophet》は、ドローを非常に易しくし、大きなダメージの塊を与えるという、素晴らしいシナリオを可能にする。《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》は超いやらしい《アダントの先兵/Adanto Vanguard》に対処するには完璧だ。しかし《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》から得られる安定性は、僕が非常に高い価値があると評価しているものだ。このデッキには、22枚のクリーチャーではない呪文があり、サイドボードにももっとたくさんあるので、《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》は何かに当たる高いチャンスがあり、対戦相手にプレッシャーを与え続ける燃料を保証してくれる。
《弾けるドレイク/Crackling Drake》と《練達の魔術師、ナル・メハ/Naru Meha, Master Wizard》は非常に魅力的なので、トップエンドのカードを選択するのも難しい。僕は《永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet》が好きだ。カードアドバンテージをすぐには保証しないが、長期戦では良いし、このデッキは大抵《永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet》が1枚以上の価値になるような、コントロールデッキになるからだ。
基本セット2020以前、《燃えがらの風、エイデリズ/Adeliz, the Cinder Wind》を疑いも無く4枚プレイしていたが、僕は《稲妻の嵐族/Lightning Stormkin》を加えることで、《燃えがらの風、エイデリズ/Adeliz, the Cinder Wind》を3枚に減らしても有効だと思っている。この2枚は非常に似ているし、手札に伝説のクリーチャーが余分にいる自分を見つけることになるかもしれないからだ。
《ショック/Shock》と《選択/Opt》以外の、もっと1マナをプレイし、《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》のパワーを上げるのが大好きだろう。そして《送還/Unsummon》をプレイする人もいるが、僕はあまりそれをプレイしているところを見たくない。僕は本当に、リミテッドからレガシーまで、Magic 全部に渡ってバウンス呪文のディスアドバンテージが大嫌いだし、むしろハイリスク・ハイリターンである《無謀な怒り/Reckless Rage》をプレイしたい。
《魔術師の反駁/Wizard's Retort》をプレイすべきかどうかも僅差だ。しかし僕はもっと積極的で能動的に行くと決め、青ダブルのマナコストは、デッキを完成させるには難しくさせるものにしている。
サイドボード
基本セット2020はサイドボードに、信じられないくらい優れたパーツがもたらされた。《丸焼き/Fry》と《霊気の疾風/Aether Gust》は素晴らしいことをするし、特に《霊気の疾風/Aether Gust》はスケープシフトや《荒野の再生/Wilderness Reclamation》や、《夏の帳/Veil of Summer》でさえも遅らせることができるし、すでに何度も僕には起きている。《炎の一掃/Flame Sweep》はソーサリー・スピードの《風景の変容/Scapeshift》を強制的に打ち消す。繰り返しになるが、このカードはスケープシフトだけに対応するもので、吸血鬼や赤単に対してサイドボードはしない。
対スケープシフト
OUT:
《稲妻の一撃/Lightning Strike》×3
《無謀な怒り/Reckless Rage》×2
《魔術師の稲妻/Wizard's Lightning》×4
《永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet》×1
IN:
《霊気の疾風/Aether Gust》×3
《否認/Negate》×3
《炎の一掃/Flame Sweep》×3
僕はスケープシフトと4回プレイしたが、1回も負けなかった。この対戦が、僕がこのデッキと縁が切れない主な理由だ。ゾンビにブロックされない優れたクロックと、たくさんの干渉するカードがある。僕はすべての火力呪文を抜き、クリーチャー全部は入れたままにし、干渉できるカードをもっと入れたい。《神聖の力線/Leyline of Sanctity》をプレイする対戦が一度あった。
対エスパー
OUT:
《無謀な怒り/Reckless Rage》×2
《稲妻の一撃/Lightning Strike》×2
IN:
《丸焼き/Fry》×4
スケープシフトが最高の対戦なら、この対戦は最悪だ。エスパーは歴史的にどんなイゼットデッキに対しても非常に優れているし、プレインズウォーカーを1枚もプレイしていない。エスパーは基本セット2020で悪くなっていると思うが(主に《死者の原野/Field of the Dead》、《傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord》、《目覚めた猛火、チャンドラ/Chandra, Awakened Inferno》で)、それでもまだプレイされている。もしもっと警戒するなら、《崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificer》を加えても良い。
対吸血鬼
OUT:
《呪文貫き/Spell Pierce》×2
IN:
《溶岩コイル/Lava Coil》×2
この対戦は接戦だ。対処する方法がないので、《アダントの先兵/Adanto Vanguard》が大きな役割を果たすことになる。もしもっと警戒するなら、《幻惑の旋律/Entrancing Melody》をサイドボードに加えるか、《マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster》をメインに入れてもいい。
この対戦では、コントロールとしてプレイすることになる。対戦相手のクリーチャーをすべて一体ずつ倒し、そして飛行クリーチャーでプレインズウォーカーを倒そう。
僕は、このデッキが Tier1 であると言うには無理があると思うが、楽しいデッキだし、スケープシフトに対して素晴らしい対戦もある。まさにこれが今スタンダードで居たい場所だ。
(おわり)