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【翻訳】ガリアのディスカード・パーティー(スタンダード)

原文

www.mtggoldfish.com

やあ、みんな。228 回目の Agaimst the Odds へようこそ。先週は、すべての候補がテーロス還魂記である最後の回で、何か月かに渡って2位か3位だったカードに栄光のチャンスを与えよう。最近では最も接戦だった投票となり、最終的に《終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Dance》が 《嵐の伝令/Storm Herald》をわずか 15 票差で倒した。そういうわけで、今日はテーロス還魂記のスタンダードに向かい、ガリアのディスカード・パーティーと名前を付けたデッキでプレイしよう。

《終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Dance》は、ルール的にはサテュロス・ロードなので、彼女が候補になったとき、俺の最初の考えはサテュロス部族を構築することだった。問題は、サテュロスはマジックで最も弱い部族の1つだということだ。俺はサテュロス部族を構築して、大量のゲームをプレイし、最終的にこのアイデアをあきらめた。このデッキは悪かったが、それはあまり問題ではない。俺は、悪いデッキをプレイしても気にならないからだ。大きな課題は、このデッキは楽しくもないし、面白くもないことだ。基本的にグルール・アグロだが、サテュロスであると理由でパワー1のクリーチャーを大量にプレイしていた。ありがたいことに、《終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Dance》は2つ目の能力があり、最低3体で攻撃すると、ランダムにカードを1枚捨てて、2枚引くことができる。このデッキには、サテュロスが少しあってアドバンテージが取れるが、このディスカード能力が、今日プレイするガリアのディスカード・パーティーの根本だ! ティムール・ディスカードの勝率はどのくらいなのか? 動画に行って見つけよう。そしてこのデッキについてもっと話をしよう!

動画

https://youtu.be/IJo6setHyCI

ガリアのディスカード・パーティー

  • メイン
土地
4 繁殖池/Breeding Pool  
2 天啓の神殿/Temple of Epiphany  
2 奔放の神殿/Temple of Abandon  
2 寓話の小道/Fabled Passage  
1 森/Forest  
4 踏み鳴らされる地/Stomping Ground  
4 蒸気孔/Steam Vents  
1 島/Island  
プレインズウォーカー
4 王家の跡継ぎ/The Royal Scions (1)(青)(赤)
ソーサリー
2 サテュロスの悪知恵/Satyr's Cunning (赤)
クリーチャー・エンチャント
1 運命の神、クローティス/Klothys, God of Destiny (1)(赤)(緑)
クリーチャー
3 アゴナスの雄牛/Ox of Agonas (3)(赤)(赤)
3 戦慄衆の勇者、ネヘブ/Neheb, Dreadhorde Champion (2)(赤)(赤)
4 軽率な祝賀者/Careless Celebrant (1)(赤)
4 光り角の海賊/Glint-Horn Buccaneer (1)(赤)(赤)
4 終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Dance (赤)(緑)
4 炎の騎兵/Cavalier of Flame (2)(赤)(赤)(赤)
インスタント
4 焦熱の竜火/Scorching Dragonfire (1)(赤)
アーティファクト
3 保有の鞄/Bag of Holding (1)
  • サイドボード
4 霊気の疾風/Aether Gust (1)(青)
4 燃えがら蔦/Cindervines (赤)(緑)
2 炎の一掃/Flame Sweep (2)(赤)
2 神秘の論争/Mystical Dispute (2)(青)
2 否認/Negate (1)(青)
1 変容するケラトプス/Shifting Ceratops (2)(緑)(緑)

デッキ

冒頭で述べたように、俺が《終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Dance》デッキに対して最初に試みたのは、サテュロス部族だった。このプランは明らかに統率者で働くが、スタンダードではガリアのサテュロス・デッキを楽しくするには、単純に優れたメンバーが十分にいなかった。このデッキにはサテュロスが少数いてガリアのロードのテキストからアドバンテージを取れるが、手札を捨てて価値を得るシナジーや疑似コンボでデッキを満たした、主にガリアのディスカードの能力を使ったデッキである。

《終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Dance》はサテュロス・ロードであり、ディスカードで対価を得るという、興味深いカード・アドバンテージがある。彼女自身も2マナ 2/2 速攻という有効なクリーチャーでもある。そうは言ったが、ガリアを《灰の盲信者/Ash Zealot》としてはプレイしない。彼女をサテュロスをパンプ(と速攻を与える)ためと、価値のためにカードを捨てるために使う。

サテュロスに関しては、2種類の選択を取った。1つは《サテュロスの悪知恵/Satyr's Cunning》で、たった1マナでブロックできないサテュロストークンを1体得られる。これ自体は全然わくわくしないが、戦場に《終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Dance》がいると良くなるし、実は脱出して戦場にプレッシャーをかけ続けられるので、ゲーム終盤ではディスカード計画とうまく働く。もう1つのサテュロスは《軽率な祝賀者/Careless Celebrant》で、特にアグロに対して有効なクリーチャーだ。その能力で2点のダメージをクリーチャーかプレインズウォーカーに与え、より高コストなクリーチャーと交換できることが多い。赤単アグロのようなデッキに対しては、戦闘でブロックしてクリーチャー1体を倒し、その後死んだときの誘発能力で別のを倒すことで、1対2交換さえもできる。これは主な計画ではないが、たまたま数体のサテュロスを唱えられ、《終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Dance》をプレイし、対戦相手を速攻で倒すという、奇妙なアグロ・デッキで勝つこともある。

ディスカード計画に戻ろう。《終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Dance》でカードをランダムに捨てることを、どうやってアドバンテージに変えられるのか? その答えはここにある。《光り角の海賊/Glint-Horn Buccaneer》だ。このカードはカードを捨てると、対戦相手に1点ダメージを飛ばす。これによって、《終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Dance》で追加でダメージを与えることができ(そして追加でカードも引け)、他の脅威と合わさって、コンボ風のフィニッシュを決めることができる。

《終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Dance》のディスカードは素晴らしいが、さらにマナカーブの上には、一度に手札全部を捨てることができるカードがあり、《光り角の海賊/Glint-Horn Buccaneer》で大量のダメージを生み出す。《戦慄衆の勇者、ネヘブ/Neheb, Dreadhorde Champion》は、戦闘ダメージを与えたとき、追加のマナを得ながら手札全部をひっかき回すことができる。《炎の騎兵/Cavalier of Flame》は場に出たとき手札を捨てられ(そしてその分カードを引き)、《光り角の海賊/Glint-Horn Buccaneer》の大量の誘発を得る、もう一つの方法となっている。

手札を捨てることについて言うと、《アゴナスの雄牛/Ox of Agonas》はもう1つの戦場に出たときに誘発するクリーチャーだ。手札を捨てる素晴らしいカードであるし、墓地に8枚あると(これは、《終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Dance》、《戦慄衆の勇者、ネヘブ/Neheb, Dreadhorde Champion》、《炎の騎兵/Cavalier of Flame》のおかげで、とても速く起こる)たった2マナで脱出できるので、ディスカードで対価を得られるカードでもある。《アゴナスの雄牛/Ox of Agonas》の安さは、《光り角の海賊/Glint-Horn Buccaneer》と他のディスカードで対価を得られるカードとクールなコンボターンをサポートする。もし《光り角の海賊/Glint-Horn Buccaneer》を1~2枚戦場置き、《戦慄衆の勇者、ネヘブ/Neheb, Dreadhorde Champion》で対戦相手をどつければ、手札を捨てて大量のマナを生み(そしてカードを引いて)、対戦相手を倒せる可能性がある。《炎の騎兵/Cavalier of Flame》のような何かを唱えてカードを捨て、さらにカードを引き(そして、さらに《光り角の海賊/Glint-Horn Buccaneer》を誘発させて)、その後2マナの《アゴナスの雄牛/Ox of Agonas》を脱出させてさらにカードを捨て(そしてカードを引き)、《光り角の海賊/Glint-Horn Buccaneer》の誘発をリーサル分発生させられ、物事を終わらせることができる!

カードを捨ててアドバンテージを得る他の方法は《保有の鞄/Bag of Holding》で、基本的に捨てたカードをすべて追放領域に保存しておき、後で4マナで生贄に捧げて取り戻すことができる。《終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Dance》の誘発(と、他のかき回すカードの助け)を少し起こすと、《保有の鞄/Bag of Holding》を生贄に捧げることで 10枚以上引けるところまですぐに行く。大量のカードを捨てて《光り角の海賊/Glint-Horn Buccaneer》を誘発しさらにダメージを生むことに加え、《保有の鞄/Bag of Holding》のカードも、《王家の跡継ぎ/The Royal Scions》の奥義で致命ダメージを生むのに十分大きくなる手札にできる。

《王家の跡継ぎ/The Royal Scions》の奥義は強力だが(そして驚くことに、高い初期忠誠度と、良く分からない理由で対戦相手が《王家の跡継ぎ/The Royal Scions》を無視することが多いおかげで、よく起こる)、このプレインズウォーカーはこのデッキでは複数の理由で優れている。上の +1 はドローとディスカードをするもう一つの方法になるし、下の +1 はブロッカーを抜けるために +2/0 先制を与えることで、《終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Dance》と他の地穴クリーチャーで攻撃し続けることができる。

最後に《運命の神、クローティス/Klothys, God of Destiny》が1枚あるが、ほとんど捨てたすべてのカードから価値を得るだけのカードである。《運命の神、クローティス/Klothys, God of Destiny》のランプは、大きいコンボ的なターンの助けになるし、ライフの回復はアグロに対して助けになる。加えて、《終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Dance》が信心2を稼ぐおかげで、実際たった3マナで 4/5 破壊不能にすることは難しくない。

対戦

多分、ガリアのディスカード・パーティーの一番驚く側面は、コントロールに対して立ち回りの良さかも知れない。《終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Dance》と大量の手札をかき回す効果(墓地から働く《アゴナスの雄牛/Ox of Agonas》のような何か)があることで、コントロールに対してじっくりいくことを奇妙に得意にしている。逆に非常に速いアグロは、特にでかい《エンバレスの宝剣/Embercleave》の一撃があると、問題になる。妥当な数のブロッカーはあるが、インスタンス・スピードの除去はたくさんはない(《焦熱の竜火/Scorching Dragonfire》が複数枚あるだけ)ので、《エンバレスの宝剣/Embercleave》でジャンクになることが、非常に現実的にありうる。

勝率

概して、4-2 で終わり(追加で対戦した、特に何も書くべきことがないティムール再生に負けた)勝率は 66.7% だった。これは、ガリアのディスカード・パーティーは Against the Odds で平均より上だった。このデッキは見た目は奇妙だが、実際はとてもうまく機能する。

《終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Dance》彼女自身に関しては、非常に堅牢な2マナだ。楽しいサテュロス部族デッキを組むにはプレイアブルなサテュロスが十分にいないことがちょっと残念だが、ディスカード計画は実際本当に楽しく、たとえガリアのサテュロス・ロードのテキストに注目することは簡単でも、このカードは大量の部族シナジーがなくても非常に優れている強力でシナジーがある!

来週の候補

Against the Odds でプレインズウォーカー部族デッキをプレイからしばらく経ったが、最近のセットのおかげで、新しいプレインズウォーカーが何枚か、3つの非スタンダード向けセットに渡って、候補の量のしきい値を超えて刷られ、興味深い選択肢が与えられた。来週はどのプレインズウォーカーを使って構築すべきかな?(モダンかパイオニアかは、プレインズウォーカーに依る) 投票して教えてくれ!

https://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=477729&type=card

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https://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=426484&type=card

 

(おわり)