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【翻訳】Against the Odds:部族テゼレット(モダン)

デッキのカードリストに氷雪土地やアーティファクト土地が出力できていなかったため、カードデータの情報元を変えました。そのため、日本語が出てないです。そのうち修正します…


原文

www.mtggoldfish.com

やぁ、みんな。第243回目の Against the Odds へようこそ。今週は、Against the Odds のサブシリーズとして、俺が気に入っているものに戻ろう。プレインズウォーカー部族だ! 質問の前に、先週の Against the Odds の候補はスタンダードのコンボだった。《雷の頂点、ヴァドロック/Vadrok, Apex of Thunder》と《栄光の好機/Chance for Glory》が勝ったが、禁止改定のアップデートが遅れたせいで、《ヴァドロック》+《栄光の好機/Chance for Glory》を、新しい禁止改定が適用されるモダンがプレイできるようになる来週にすることにした。

それで、今日は何をプレイするのか? 部族テゼレットだ! テゼレットは、すべてのテゼレットが共通して1つの重要なことをするので、構築するのに興味深いプレインズウォーカーだ。その共通のこととは、すべてアーティファクトに関係していることだ。最終的には、テゼレットをサポートするアーティファクト一杯のデッキになり、プレインズウォーカー・デッキで入っていないテゼレット5枚すべてだけではなく、プレインズウォーカー・デッキのテゼレットも入れることができた! テゼレットは、モダンで戦うことができるのか? 動画に行って見つけ出そう。その後で、このデッキについてもっと話をしよう!

動画

 youtu.be

テゼレット

  • メイン
Planeswalker
3 ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas {2}{U}{B}
1 工匠の達人、テゼレット/Tezzeret, Artifice Master {3}{U}{U}
2 策謀家テゼレット/Tezzeret the Schemer {2}{U}{B}
3 求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker {3}{U}{U}
1 金属の支配者、テゼレット/Tezzeret, Master of Metal {4}{U}{B}
1 橋の主、テゼレット/Tezzeret, Master of the Bridge {4}{U}{B}
Land
1 交易所/Trading Post  
2 廃墟の地/Field of Ruin  
1 幽霊街/Ghost Quarter  
1 カーンの拠点/Karn's Bastion  
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth  
2 湿った墓/Watery Grave  
1 アカデミーの廃墟/Academy Ruins  
2 ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel  
3 冠雪の沼/Snow-Covered Swamp  
4 汚染された三角州/Polluted Delta  
3 冠雪の島/Snow-Covered Island  
3 虹色の眺望/Prismatic Vista  
Instant
2 致命的な一押し/Fatal Push {B}
Artifact
4 五元のプリズム/Pentad Prism {2}
1 虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb {1}
1 精神石/Mind Stone {2}
1 真髄の針/Pithing Needle {1}
1 取り憑かれた扉/Possessed Portal {8}
1 処刑人の薬包/Executioner's Capsule {B}
3 罠の橋/Ensnaring Bridge {3}
1 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives {X}
1 ゲスの玉座/Throne of Geth {2}
1 世界のるつぼ/Crucible of Worlds {3}
1 瓶詰めの回廊/Bottled Cloister {4}
3 アーカムの天測儀/Arcum's Astrolabe {S}
2 溶接の壺/Welding Jar {0}
  • サイドボード
1 虚空の杯/Chalice of the Void {X}{X}
3 減衰球/Damping Sphere {2}
2 真冬/Dead of Winter {2}{B}
1 ドラゴンの爪/Dragon's Claw {2}
1 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives {X}
2 神秘の論争/Mystical Dispute {2}{U}
2 虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb {1}
1 真髄の針/Pithing Needle {1}
1 溶接の壺/Welding Jar {0}
1 魔女封じの宝珠/Witchbane Orb {4}

デッキ

プレインズウォーカー部族デッキを構築するトリックは、何のテーマが、異なるバージョンのプレインズウォーカーを結び付けているかを理解することだ。これはテゼレットでは簡単だ。今まで刷られたすべてのテゼレットは、アーティファクトに関係しており、積極的にアーティファクトをデッキに入れるようにしたい。そういうわけで、このデッキは、テゼレットとアーティファクト以外は4枚しか土地以外のカードが入っていない。《致命的な一押し/Fatal Push》2枚と《思考囲い/Thoughtseize》2枚だ。

テゼレット達

概して、このデッキには6種類のテゼレットが入っているが、2つのグループに詳細化できる。1つは、テゼレットをサポートするカードだ。《策謀家テゼレット/Tezzeret the Schemer》、《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》、《工匠の達人、テゼレット/Tezzeret, Artifice Master》はすべて戦場にアーティファクトを出す。《策謀家テゼレット/Tezzeret the Schemer》はエーテリウム電池トークン、《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》は -X でデッキからチューターでき、《工匠の達人、テゼレット/Tezzeret, Artifice Master》は飛行機械トークンを作る。これらのテゼレットはすべて、他のこと(除去とカードドロー)もし、すべて最終的にすぐにゲームに勝つ奥義を持っているが、主な目的はフィニッシャーのテゼレットをサポートするために、アーティファクトの数を増やすことだ…

サポートするアーティファクト

テゼレットはすべて4から6マナなので、ランプする方法が必要となる。「フェア」にプレイすることは、モダンでは十分な速さが無い。このために、《五元のプリズム/Pentad Prism》と《精神石/Mind Stone》がある(《アーカムの天測儀/Arcum's Astrolabe》も色マナを安定させ、大量の無職土地をプレイできるようになるが)。《五元のプリズム/Pentad Prism》と《精神石/Mind Stone》は3ターン目にテゼレットをプレイし始められるようにでき、同時にゲームの終盤で価値を失えば、 5/5 のクリーチャーにも変えられる。

テゼレット計画を働かせるようにするために、何枚ものアーティファクトを戦場に出し、さらに(できれば)何枚ものテゼレットを出せるまで生き延びる必要がある。そのために、《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》と《処刑人の薬包/Executioner's Capsule》というアーティファクト・ベースの除去に加え、《罠の橋/Ensnaring Bridge》と《瓶詰めの回廊/Bottled Cloister》というコンボがある。テゼレットはとても高コストなので、《罠の橋/Ensnaring Bridge》下で空の手札にするのが難しい。《瓶詰めの回廊/Bottled Cloister》は、対戦相手のターンの開始に手札を追放(し、自分のターンで追加のカードを加えて戻ってくる)することで、この問題を解決する。それによって、対戦相手が攻撃するときは常に空の手札であり、《罠の橋/Ensnaring Bridge》のパワーを最大にする。この計画にはリスクがあるが(対戦相手が《瓶詰めの回廊/Bottled Cloister》をバウンスするか破壊すると、永遠に手札を失う)、テゼレットを生き延びさせる助けになるなら、価値がある。たとえ大半のカードが1枚入りであっても、《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》や《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》のようなカードのおかげで、このデッキは必要なときに見つけるのが、非常に向いている。

ユーティリティーアーティファクトが数枚あるが(《溶接の壺/Welding Jar》はもっと重要なアーティファクトを守り、《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》は墓地用、《真髄の針/Pithing Needle》は対戦相手のプレインズウォーカーへの回答で、すべて戦場に加わることでテゼレットをサポートする)、一枚入りのアーティファクト3枚について少し話をしたい。《取り憑かれた扉/Possessed Portal》は高コストだが、ゲームを終わらせるバックアップになる。《策謀家テゼレット/Tezzeret the Schemer》と《工匠の達人、テゼレット/Tezzeret, Artifice Master》は両方とも毎ターントークンを戦場に出すので、毎ターン生贄に捧げるパーマネントがあるが、対戦相手にはまずないだろう。つまり一度《取り憑かれた扉/Possessed Portal》が戦場に出ると、最終的にパーマネントが尽きるまで、ゆっくり対戦相手を削っていくことになる。その後テゼレットでタダで勝つことになる。

(マナベースにある《カーンの拠点/Karn's Bastion》と共に)《ゲスの玉座/Throne of Geth》は、増殖でテゼレットの忠誠度を増やすことができ、奥義へスパートが掛けられるか、対戦相手のクリーチャーや火力呪文で死なないくらい十分高く忠誠度を保つことができる。《ゲスの玉座/Throne of Geth》もアーキタイプサクリファイス要員として働き、必要なら《罠の橋/Ensnaring Bridge》を片づけることができる。ときどき、《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》か《求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker》で 5/5 アーティファクトで勝ちたいときがある。《ゲスの玉座/Throne of Geth》で《罠の橋/Ensnaring Bridge》の後ろに隠れさせることで、《罠の橋/Ensnaring Bridge》を生け贄に捧げる準備が整い、大規模攻撃か致命的な攻撃をするまで、テゼレットを守ることができる。

最後に、《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》は2つのことをする。1つ目は、《幽霊街/Ghost Quarter》と《廃墟の地/Field of Ruin》で土地破壊を続けることができるようになる。すべてのターンで《幽霊街/Ghost Quarter》のような何かを繰り返し使うことで対戦相手の基本土地が枯れさせれば、《幽霊街/Ghost Quarter》は最終的に《露天鉱床/Strip Mine》に変わり、対戦相手をゲーム外にロックできる。2つ目は、フェッチランドと組み合わせることで、《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》がランプ呪文のように働らき、《汚染された三角州/Polluted Delta》か《虹色の眺望/Prismatic Vista》を墓地から毎ターンプレイでき、確実に土地を置けるようにできる。

対戦

部族テゼレットは、クリーチャーで勝とうとするデッキに対しては最高だった。5/5 を作る(それと、ドレインでライフを回復する)テゼレットと、クリーチャーを寄せ付けない《罠の橋/Ensnaring Bridge》が組み合わさると、こういった対戦はとても簡単になる。コントロールもまあまあで、その主な理由は、打ち消し必須の呪文が臨海を超える量あるからだ。早かれ遅かれ、対戦相手の《謎めいた命令/Cryptic Command》と《差し戻し/Remand》が枯れることになる。そして通常は1~2体テゼレットが戦場にいるだけで、ゲームが優勢になる。逆に、部族テゼレット・デッキの弱点は、呪文ベースのコンボデッキだ。その理由は、たくさん干渉手段がないからだ(《思考囲い/Thoughtseize》が複数枚あるだけだ)。そして、テゼレットは長いゲームに渡って価値を繰り返し生むことが素晴らしいが、通常3~4ターンキルされるレースでは遅い。

勝率

5回対戦して 3-2 で終わり、勝率 60% になった。部族テゼレットは Against the Odds のデッキの中で、程度の差はあれ平均的だった。もっと重要なことは、何もないところから同じターンでテゼレット3体によるドレインで勝つという、やばい勝利があったことだ! このデッキでは遅い対戦になることもあるが、驚くほど強力で、アーティファクトを見つけるテゼレットの能力のおかげで、かなり安定もしている。俺が唯一失望したことは、《取り憑かれた扉/Possessed Portal》で実際ロックできなかったことだ。しかし、それを補えるくらい、素敵なテゼレットの勝利があった。

来週の候補

今週は候補が無い。来週は、先週勝利したので、スタンダードで《雷の頂点、ヴァドロック/Vadrok, Apex of Thunder》と《栄光の好機/Chance for Glory》をプレイする。心配しないでくれ。候補は次の回に戻って来る!