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【翻訳】Against the Odds:ワンショット・キャリクス(スタンダード)

原文

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やあ、みんな。第262回目の Against the Odds へようこそ。先週のスタンダードの Against the Odds の候補では、最終的に Magic で一番でかいカニ、《怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle》がトップになった。そういう訳で、今日はゼンディガーの夜明け3.0に向かい、パワーではなくタフネスと等しいダメージを与えられる瞬速エンチャントというトリックを使って、この4マナパワー0をワンショットアタッカーに変えようとするデッキをプレイしよう! 《怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle》と共にワンショットするヤツの勝率はどのくらいなのか? 動画に行って見つけ出そう。その後でこのデッキについてもっと話をしよう!

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動画

youtu.be

ワンショット・キャリクス

  • メイン
Creature
4 セテッサの勇者/Setessan Champion {2}{G}
4 怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle {2}{U}{U}
4 命の恵みのアルセイド/Alseid of Life's Bounty {W}
Instant
4 ケイラメトラの恩恵/Karametra's Blessing {W}
Enchantment
2 圧倒的洞察/Staggering Insight {W}{U}
4 歩哨の目/Sentinel's Eyes {W}
4 セテッサ式訓練/Setessan Training {1}{G}
4 堅実な立ち位置/Solid Footing {W}
2 ナヒリの束縛/Nahiri's Binding {1}{W}{W}
Land
2 島/Island  
2 森/Forest  
4 寓話の小道/Fabled Passage  
1 アーデンベイル城/Castle Ardenvale  
4 枝重なる小道/Branchloft Pathway  
4 啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment  
4 神秘の神殿/Temple of Mystery  
3 平地/Plains  
  • サイドボード
2 壊れた翼/Broken Wings {2}{G}
2 鎖巣網のアラクニル/Chainweb Aracnir {G}
1 太陽の宿敵、エルズペス/Elspeth, Sun's Nemesis {2}{W}{W}
3 神秘の論争/Mystical Dispute {2}{U}
2 ナヒリの束縛/Nahiri's Binding {1}{W}{W}
3 漁る軟泥/Scavenging Ooze {1}{G}
2 星明かりのマント/Starlit Mantle {1}{U}

デッキ

《怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle》が候補の中で勝ったとき、俺は実際ほんのちょっと心配をしていた。単に島を大量に積んでこのカニリバイアサンをプレイし、最高を尽くすのは明らかに可能だったが、エンターテイメントとしても Against the Odds の精神としても特に合っているようには見えない。明らかにキャリクスとシナジーするパーツの大半、つまりでかいタフネスを利用するカードは、ローテーションでスタンダードを去ってしまった。ありがたいことに、《怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle》と完全にうまく働くジャンキーなカードは何枚か、まだスタンダードで合法である。少しの幸運と注意してデッキを構築すれば、《怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle》の一撃で、20ダメージを与えられるようにすることができる!

《怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle》の欠点はパワー0であり、本当に優れたブロッカー以上の何かに変えさせる。長所は、0/17という信じられない量のタフネスがあることだ。《突撃陣形/Assault Formation》、《厳戒態勢/High Alert》、《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower》は現在スタンダードに無いが、《怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle》のタフネスを利用するカードが1枚ある…

それで、どうやってパワー0のカニをワンショット・キルのアタッカーに変えるのか? その答えは2枚の1マナオーラ、《堅実な立ち位置/Solid Footing》と《歩哨の目/Sentinel's Eyes》だ。《堅実な立ち位置/Solid Footing》はスタンダードで、クリーチャーがパワーではなくタフネスでダメージを与えられるようにする1枚のカードだ。瞬速はナイスなボーナスだが(対戦相手がブロックしないことを選んだあと、こっそりキャリクスに付けられる)、欠点はそれ自体では、《怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle》に《堅実な立ち位置/Solid Footing》をつけても、ほとんど何もしないことだ。エンチャントされたクリーチャーがタフネスに等しいダメージを与えるには、警戒が必要だからだ。ありがたいことに、《歩哨の目/Sentinel's Eyes》が警戒カニを作る完璧な方法だ。コストがたった1マナというだけでなく、脱出のおかげで、対戦相手が切削してくれると墓地から唱えられることが多いことだ。《怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle》、《歩哨の目/Sentinel's Eyes》、《堅実な立ち位置/Solid Footing》が全部そろうと、攻撃で 19 ダメージ与えられる。対戦相手が序盤でちょっとダメージを受けていると(あるいは、キャリクスに2枚以上のオーラが付いていると)、デッキ名のカニの一撃で対戦相手を倒せるだろう!

メインコンボのパーツ以外では、ワンショット・カニ計画を強化する他のオーラが複数ある。《セテッサ式訓練/Setessan Training》は、タフネスではなくパワーを上げるので《堅実な立ち位置/Solid Footing》とどこかぎこちないが、《キャリクス》にトランプルを与えられ、タフなブロッカーでもダメージで粉砕できる。《圧倒的洞察/Staggering Insight》は絆魂(とカードドロー)が得られ、アグロデッキに対してすごいことになる。《堅実な立ち位置/Solid Footing》付き《怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle》に《圧倒的洞察/Staggering Insight》できると、1ターンで20点くらいライフが得られ、ほとんどのアグロデッキはライフレースするのがほとんど不可能になる。

もちろん、《キャリクス》計画を働かせるために、《歩哨の目/Sentinel's Eyes》や《堅実な立ち位置/Solid Footing》や追加のオーラも見つける必要がある。コンボパーツを見つけられるようにする助けとして、エンチャントを唱えるとカードを追加で引ける《セテッサの勇者/Setessan Champion》と、持っていないどんなコンボパーツでも直接チューターできる《ヘリオッドの巡礼者/Heliod's Pilgrim》がある。《セテッサの勇者/Setessan Champion》も、《怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle》が見つけられなかったとき、優れたバックアップのアタッカーになることができる。カニの一撃で倒したいが、ピンチのときに《セテッサの勇者/Setessan Champion》でアグロに行く以上のことはない。

最後に、対戦相手の除去から守る、《命の恵みのアルセイド/Alseid of Life's Bounty》と《ケイラメトラの恩恵/Karametra's Blessing》というカードがある。ワンショット・キルに必要なエンチャントをすべて見つけても、除去呪文で台無しになるより苦痛なことは無い。《命の恵みのアルセイド/Alseid of Life's Bounty》はプロテクションを与えることで対象を取る除去から《キャリクス》を守る方法になり(ブロッカーをすり抜けて攻撃する助けにもなる)、《ケイラメトラの恩恵/Karametra's Blessing》は対象を取る除去をフィズらせるだけでなく、破壊不能に加え呪禁もあるおかげで、全体除去からも守れる。

対戦

ワンショット・キャリクスはほとんどの対戦でチャンスがあるように感じたが、最終的に勝ったか負けたかどうかは、一般的にコントロールデッキは厳しかった。《怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle》を守る方法はあるが、正しいときに引けなかったりマナが無かったりすると、1体のクリーチャーにオーラを吹き込んでいるので、1枚の除去で2対1や3対1交換することが多い。逆に、クリーチャーベースのアグロとミッドレンジには、大抵優れた対戦になる。こういったデッキは、《キャリクス》を倒す方法があまりないし、《キャリクス》が本当に優れたブロッカーであり、数ターンを買ってカニでアグロに行くのに必要なオーラを見つけられるからだ。

勝率

記録的なものは、3-2 して勝率 60% だった。これは Against the Odds としては堅牢だ。もっと重要なことは、ワンショット・キャリクス計画が上手くいったことだ! 見た目低パワーの《キャリクス》で攻撃し、対戦相手がブロックしないことを選んだ後で(多分これは正しい)、《堅実な立ち位置/Solid Footing》を瞬速することで、複数回倒すことができた!

来週の候補

来週は、最近 Against the Odds で勝ちそこなったカードに2回目のチャンスを与えよう! どのカードを使って構築すべきかな? ここから投票しよう!