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【翻訳】Budget Magic:模写ドレイク(スタンダード)

12ドレイクではなかった。


原文

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今では分かっているかも知れないが、俺は《模写/Quasiduplicate》にすごくはまっていて、このカードは変な意味で現在のスタンダードで《パンハモニコン/Panharmonicon》をプレイしているのに近い。《パンハモニコン/Panharmonicon》と比較したにも関わらず、真実は実のところ《模写/Quasiduplicate》は、戦場に入ったときの能力を誘発しないクリーチャーをコピーするような、《パンハモニコン/Panharmonicon》でできないことをするということだ。今日のデッキは、この《模写/Quasiduplicate》の側面が持つアドバンテージを得ようとすることであり、主な計画は盤面に巨大な飛行クリーチャーか鳥トークンで満たすことで対戦相手を圧倒するまで、《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》か《弾けるドレイク/Crackling Drake》を繰り返しコピーすることだ! コピーするクリーチャーで溢れていたディミーア版と違って、模写ドレイクは実は呪文中心のデッキで、《模写/Quasiduplicate》の良い対象は少ししない。スタンダードで勝つために、何体の《弾けるドレイク/Crackling Drake》と《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》を得られるかな? 動画に行って見つけ出そう。その後でこのデッキについてもっと話をしよう!

動画

Budget Magic: $83 (15 tix) QuasidupliDrake (Standard, Magic Online) - YouTube

模写ドレイク

  • メイン
土地
4 イゼットのギルド門/Izzet Guildgate  
4 蒸気孔/Steam Vents  
8 島/Island  
ソーサリー
4 模写/Quasiduplicate (1)(青)(青)
4 航路の作成/Chart a Course (1)(青)
2 溶岩コイル/Lava Coil (1)(赤)
4 苦しめる声/Tormenting Voice (1)(赤)
クリーチャー
4 つぶやく神秘家/Murmuring Mystic (3)(青)
4 弾けるドレイク/Crackling Drake (青)(青)(赤)(赤)
4 ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer (青)(赤)
1 光線分割の魔道士/Beamsplitter Mage (青)(赤)
インスタント
4 ショック/Shock (赤)
4 選択/Opt (青)
4 急進思想/Radical Idea (1)(青)
  • サイドボード
1 苦悩火/Banefire (X)(赤)
2 標の稲妻/Beacon Bolt (1)(青)(赤)
2 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke (1)(青)
3 幻惑の旋律/Entrancing Melody (X)(青)(青)
1 焦熱の連続砲撃/Fiery Cannonade (2)(赤)
3 火想者の研究/Firemind's Research (青)(赤)
1 否認/Negate (1)(青)
2 パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun (青)(青)(青)(赤)(赤)(赤)

デッキ

模写ドレイクは、《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》と《弾けるドレイク/Crackling Drake》の対価を得るために低コストの呪文がたくさんあるといった、大部分が同じことに関心があるので、イゼット・フェニックスと多くのことが似ている。とは言ったが、《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》自体はプレイしないので、このデッキの計画は違いがたくさんある。電光石火のスピードで墓地を肥やすことに集中するよりも、ほとんどは3枚のカード、《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》、《弾けるドレイク/Crackling Drake》、《模写/Quasiduplicate》を掘り進めることであり、できればたった数ターンで巨大な飛行クリーチャーでゲームを支配することができる!

模写ドレイク

模写ドレイクの根本は単純だ。4枚の《弾けるドレイク/Crackling Drake》、4枚の《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》、4枚の《模写/Quasiduplicate》だ。《弾けるドレイク/Crackling Drake》と《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》は両方とも、呪文偏重のデッキでは強力なカードだが、《模写/Quasiduplicate》で数回コピーすると、さらに狂ったカードにさえなる。《弾けるドレイク/Crackling Drake》は大抵少なくても 4/4 飛行であり、ときどきゲームが遅くなると大きくなる。さらに、戦場に入ったときカードを引け、すべてのカードは追加のドレイクと《模写/Quasiduplicate》を見つけるために掘り進めるので、これが特に《模写/Quasiduplicate》と良い。一方《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》はほとんど《弾けるドレイク/Crackling Drake》と正反対で、ゆっくり価値を産むことができるが、《模写/Quasiduplicate》のおかげで一旦2~3枚《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》を得られると、大抵たった1ターンで盤面に鳥トークンを埋め尽くすことができ、速攻で対戦相手を倒すことができる。

もっと重要なことは、《模写/Quasiduplicate》自体は呪文なので、両方の対価をサポートすることだ。墓地にあるか追放領域にあると、《弾けるドレイク/Crackling Drake》は成長し、《模写/Quasiduplicate》を唱えると、戦場にある各《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》ごとに鳥トークンが得られる。このことは、《模写/Quasiduplicate》の欠点を最小化する助けになる(もし対戦対手が対応してクリーチャーを倒すことができると、いわば自分で2対1交換だ)。

2対1交換に関して言うと、《模写/Quasiduplicate》が今とても強い理由には、スタンダードで非常に良くプレイされている除去呪文が、《模写/Quasiduplicate》と非常に良くない相互作用をするからだ。《溶岩コイル/Lava Coil》、《轟音のクラリオン/Deafening Clarion》、《議事会の裁き/Conclave Tribunal》、《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》、そして各種プレインズウォーカーは、すべてソーサリー・スピードだし、《ショック/Shock》、《稲妻の一撃/Lightning Strike》、《魔術師の稲妻/Wizard's Lightning》は、このデッキのどんなクリーチャーを倒すにもダメージが足りない。つまり、クリーチャーをインスタント・スピードで倒す《ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt》と多分変な《排斥/Cast Out》しか心配する必要はない。そういう訳で、ほとんどの対戦では、2対1交換についてなにも心配せず、《模写/Quasiduplicate》をぶっ放すことができる。

基本的にこのデッキの計画は、《弾けるドレイク/Crackling Drake》か《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》をプレイし、このクリーチャーを《模写/Quasiduplicate》でできるだけ多くコピーし、これだけでゲームに勝つには十分であることを信じることである。

サポート・クリーチャー

このデッキのクリーチャーのまとめは、4枚の《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》と1枚の《光線分割の魔道士/Beamsplitter Mage》だ。《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》は《模写/Quasiduplicate》と一緒になると素晴らしく、たった4マナで同じターンに通常と再活で唱えることができる。このデッキができる最も強力なことには、《弾けるドレイク/Crackling Drake》か《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》を4ターン目に唱え、5ターン目のアンタップ・フェーズ後、《模写/Quasiduplicate》を2回唱えることだ。さらには、《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》が戦場にいると、6ターン目まで待てば、《弾けるドレイク/Crackling Drake》か《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》を唱えて、すぐに《模写/Quasiduplicate》でコピーを得ることができる!

《光線分割の魔道士/Beamsplitter Mage》に関しては、たった1枚入りだが、デッキにいる主な理由は、デッキに入っていないと俺は叫びだすことが分かっていたからだ。《光線分割の魔道士/Beamsplitter Mage》は《模写/Quasiduplicate》が一緒になると非常に強力だで、ドレイクか神秘家をコピーすることに加え、《光線分割の魔道士/Beamsplitter Mage》をタダでコピーできるが、問題はこのデッキでは、《模写/Quasiduplicate》は《光線分割の魔道士/Beamsplitter Mage》と一緒に働く呪文でしかないということだ。だからほとんどの状況では、すぐに死んでしまうただの2マナ 2/2 でしかない。そうは言うものの、《光線分割の魔道士/Beamsplitter Mage》は有効な1枚入りのカードだ。すべての低コストのキャントリップ呪文のおかげでデッキを大部分を見渡せるので、最終的に《光線分割の魔道士/Beamsplitter Mage》を見つけることができ、ゲームの中盤から終盤では、《光線分割の魔道士/Beamsplitter Mage》は同じターンで《光線分割の魔道士/Beamsplitter Mage》と《模写/Quasiduplicate》も唱えられるくらい、低コストのカードである。

 サポート呪文

デッキの残りは低コストの呪文だ。《弾けるドレイク/Crackling Drake》と《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》は両方とも、成長したり鳥トークンを産んだりするために、たくさんの低コストなインスタンスとソーサリーが必要としていて、《選択/Opt》と《急進思想/Radical Idea》のようなカードが入ってくる。《弾けるドレイク/Crackling Drake》を成長させることと《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》で鳥トークンをたくさん産むこと以上に、低コストのキャントリップがたくさんあることで、このデッキが信じられないくらい安定している。たとえ一握りの脅威と《模写/Quasiduplicate》一式しかなくても、低コストのカードドローが終わりなく続くおかげで、大抵大きな問題にならず対価を見つけることができる。

《航路の作成/Chart a Course》と《苦しめる声/Tormenting Voice》は大部分が同じで、本質的には2枚捨てて新しいカードを2枚引くことができる、2倍キャントリップになることを期待している。両方のカードともタダでカードを捨てられることで、再活ととても良く働き、大きなフィニッシャーを見つけるためにデッキを掘り進める点でもすばらしい。さらにゲームの終盤では、同じターンで大量のキャントリップで繋げられる場面では、特に《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》が戦場にあると、一種のコンボのフィニッシャーにもなる。

最後に、《ショック/Shock》と《溶岩コイル/Lava Coil》は除去のためにある。両方の呪文とも、《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》と《弾けるドレイク/Crackling Drake》の計画とうまく働くくらい低コストであり、ゲーム序盤の対戦相手の脅威に対処する手段にもなる。さらに再活カード、《航路の作成/Chart a Course》、《苦しめる声/Tormenting Voice》のおかげで、悪いカードとなる対戦になってしまっても、単に捨てることができる!

マナ

模写ドレイクのマナは直線的だ。8枚の2色土地と大量の基本土地だ。じゃあ、なぜマナについて話したのかって? それはだな、《蒸気孔/Steam Vents》と《硫黄の滝/Sulfur Falls》一式だけで $90 近くして、イゼットのマナ・ベースは低予算デッキにとっては高すぎるということだ。結果として、《蒸気孔/Steam Vents》に加えて2番目の2色土地として《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate》をプレイしている。若干クランキーな手札になることがあるが、特にすでに十分に土地があると再活やルーティングでクランキーな《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate》を捨てることができるので、大部分ではうまくいく。それでもまだ、もし君のカード資産に《硫黄の滝/Sulfur Falls》があるなら、《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate》と入れ替えることが、一番速く一番簡単なアップグレードになる。

結果

概して、模写ドレイクで5回対戦して、5-0というパーフェクトで終わった。唯一の負けは3ゲームマッチの赤単アグロで、若干異なるプレイをしていれば、勝つことができただろう。どうやら、《弾けるドレイク/Crackling Drake》と《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》を繰り返し何度もコピーすることは、スタンダードではとても正当なようだ! すべての対戦で、俺はインスタント・スピードの除去でふっ飛ばされると思っていたが、《模写/Quasiduplicate》のおかげで戦場に3、4体の脅威で終わったゲームがたくさんあった。

追加で言っておきたいことは、模写ドレイクを満たすには最適の場所であるということだ。すごく少数の人から、低予算の目的で《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》が無いイゼットフェニックス / イゼットドレイクをプレイすることについて尋ねてくるのを見てきたが、模写ドレイクは完璧な選択肢であるように見える。《蒸気孔/Steam Vents》を除くと、このデッキは信じられないくらい安く、《模写/Quasiduplicate》のおかげで、勝つためにあまり《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》を必要としていない。

《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》が入っていないデッキに関して話すと、模写ドレイクは Arena でも低予算デッキである。実際、このデッキはメインに8枚(4枚の《模写/Quasiduplicate》と4枚の《蒸気孔/Steam Vents》)しかレアがなく、神話レアは0枚だ。サイドボードにはもう少しレアがあるが、このカードは Arena で低予算版イゼットドレイクを探しているなら、本当に堅牢な選択に見える。

まとめると、模写ドレイクは素晴らしいと感じられた。《模写/Quasiduplicate》自体は、スタンダードに入って速攻で俺のお気に入りになったし、《弾けるドレイク/Crackling Drake》と《つぶやく神秘家/Murmuring Mystic》はコピーするのに素晴らしいクリーチャーだ。デッキを安定にするために大量の低コストなキャントリップでバックアップし、フィニッシャーをパワーアップさせ、最終的にスタンダードで最高のデッキの1つにアップグレードもできる、現実的に強力な低予算の選択肢になる(個人的だが、《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》の代わりに模写ドレイクに固執する計画だ)。もし君が呪文を投げつけクリーチャーをコピーすることが好きなら、模写ドレイクをやってみろよ。がっかりしないぜ!

 (おわり)