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【翻訳】Goldfish Gladiators:エスパー・ミッドレンジ(Arena)

ついにドビンが居場所を見つけたようです。カラデシュは本当にひどいことをしたよね。


原文:

www.mtggoldfish.com

Goldfish Gladiators へようこそ! 《第1管区の勇士/Hero of Precinct One》は強力な Magic のカードだが、ほとんど多色のカードで独占しているデッキの中心的なパーツになれるくらい強力かな? それが今日見つけようとしていることだ! 先週 Instant Deck Techs で、《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》を抜き、代わりに堅実な除去と《第1管区の勇士/Hero of Precinct One》で支えられた、雑多な多色のクリーチャーで勝とうとするエスパー・ミッドレンジについて話をした。主な計画は、《正気泥棒/Thief of Sanity》や《聖堂の鐘憑き/Basilica Bell-Haunt》のようなカードとその仲間達から得られる奇妙な価値か、適当なクリーチャーか《第1管区の勇士/Hero of Precinct One》のトークンの横展開で、対戦相手をゲームの外にやるまでじっくりいくことだ。スタンダードにおけるエスパーを構築する正しいやり方は、《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》を忘れてクリーチャー束をプレイするというのは、実際可能なことかな? 動画に行って見つけ出そう。そしてこのデッキについてもっと話をしよう!

動画

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デッキ

  • メイン
土地
4 孤立した礼拝堂/Isolated Chapel  
1 沼/Swamp  
3 神聖なる泉/Hallowed Fountain  
4 神無き祭殿/Godless Shrine  
4 氷河の城砦/Glacial Fortress  
4 水没した地下墓地/Drowned Catacomb  
プレインズウォーカー
2 大判事、ドビン/Dovin, Grand Arbiter (1)(白)(青)
ソーサリーインスタント
4 発見/Discovery (1)(青/黒)(3)(青)(黒)
ソーサリー
4 思考消去/Thought Erasure (青)(黒)
クリーチャー
4 第1管区の勇士/Hero of Precinct One (1)(白)
2 人質取り/Hostage Taker (2)(青)(黒)
2 黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer (3)(白)(白)
4 聖堂の鐘憑き/Basilica Bell-Haunt (白)(白)(黒)(黒)
2 秤の熾天使/Seraph of the Scales (2)(白)(黒)
2 正気泥棒/Thief of Sanity (1)(青)(黒)
4 拘留代理人/Deputy of Detention (1)(白)(青)
インスタントインスタント
2 解任/Depose (1)(白/青)(2)(白)(青)
インスタント
4 屈辱/Mortify (1)(白)(黒)
  • サイドボード
2 喪心/Cast Down (1)(黒)
2 昇華/Consecrate (1)(白/黒)(2)(白)(黒)
1 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke (1)(青)
3 強迫/Duress (黒)
2 ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza (4)
2 否認/Negate (1)(青)
1 正気泥棒/Thief of Sanity (1)(青)(黒)
2 ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt (2)(黒)(黒)

議論

  • エスパー・ミッドレンジは素晴しいと感じた! 先週の紙のトーナメントでトップ8まで行ったことを考えると、3ゲームマッチでうまく行くことは分かっていたが、最大の7勝までとても簡単に到達し、途中でコントロールに対して1戦しか負けなかったので、1ゲームマッチでも素晴らしいように見える。
  • 多分このデッキの一番印象的な部分は、どれだけたくさんアグロを打ち砕いたかだろう。《聖堂の鐘憑き/Basilica Bell-Haunt》は赤単に対する最高のカードの1枚であることは間違いない。《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》と《法を築く者、ドビン/Dovin, Architect of Law》と《解任+開展/Depose+Deploy》から追加のライフを差し込めると、多分1ゲームマッチのフォーマットで一番人気があるデッキに対して、このデッキですごく勝てそうに感じられる。
  • 《第1管区の勇士/Hero of Precinct One》はまさに望んでいたものだった。メインデッキで多色でないカードは2枚の《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》しかないので、《第1管区の勇士/Hero of Precinct One》は基本的に2ターン目の回答必須の脅威である。たとえ数ターンでも戦場に居られれば、ほとんど圧倒するくらいの大量の価値を産むことになる。ゲーム終盤でデッキのトップから引いてしまうとわくわくしないが、大抵このカードとすぐに別の多色のカードを唱えてトークンを得ることができ、対戦相手の除去による影響を最小限にすることができる。基本的に《第1管区の勇士/Hero of Precinct One》は、ゲーム序盤では防御としてプレイし、盤面が安定したあとすぐに攻撃に移れることが素晴らしいし、ときどき初期手札に複数枚あるとタダで勝利を拾ってしまうことがある。
  • 多分このデッキで一番注目されていないカードは、《解任+開展/Depose+Deploy》だ。このカードはすごくないように見えるが、ほとんどの対戦で驚くほど優れている。最悪なケースでも、2マナでサイクリングし、クリーチャーをタップさせてダメージをちょっと防ぐことが期待できるので、《解任+開展/Depose+Deploy》が本当に悪くなりにくい。逆にアグロに対しては、《開展/Deploy》からくるおまけのライフ回復によって、対戦相手の希望の扉を閉じることが多いし、インスタンス・スピードで唱えて複数の飛行のアタッカーを産むことができることで、コントロールに対しても価値が得られる。
  • 《法を築く者、ドビン/Dovin, Architect of Law》は熱い議論がされているプレインズウォーカーだが、エスパー・ミッドレンジにとっては完璧だ。うまくマナカーブにそって、《第1管区の勇士/Hero of Precinct One》で追加のトークンを得られるし、もし対戦相手が序盤に除去を持っていなければ、飛行機械トークンと勇士のトークンが合わさることで、奥義まで一気に行くことができる。トップ10枚から最高の3枚を引くことは、直接ゲームを終わらせることにはならないが、対戦相手をゲームに戻る非常に現実的な見込みがないくらいはるか遠くへ追いやるには大抵十分だ。
  • 最後に、エスパー・ミッドレンジの最後の大きな利点は、除去がすばらしいことだ。《人質取り/Hostage Taker》と《拘留代理人/Deputy of Detention》は、本体に付いた素敵な価値をもたらしてくれるし、《屈辱/Mortify》は、クリーチャーの除去が死んでしまうことが多いコントロールに対して、《アズカンタの探索/Search for Azcanta》や《荒野の再生/Wilderness Reclamation》を片付けるので、現在のフォーマットでは最高の除去呪文かもしれない。除去について理解すべき重要なことは、特に除去のほとんどがクリーチャーに付随していて、死ぬと除去したカードが戻ってくることを考慮すると、対戦相手を永遠に制御するようにデザインされていないということだ。そういう訳で、もし君がこのデッキを取り上げると決めたなら、主な計画は、除去を積極的に使って、ゲームに勝つまで十分長く対戦相手を攪乱することだ。
  • 概して、エスパー・ミッドレンジは素晴らしく感じた。3ゲームマッチと1ゲームマッチは、ある種別々に2つの違うフォーマットへと進化したが、エスパー・ミッドレンジはどちらのフォーマットでも競技的で、これは Arena で素敵な長所だ。欠点は、大量のレアのクリーチャーと3色のマナベースとで、デッキは両方のためにたくさんのワイルドカードが要るということだ。コストを無視すると、エスパー・ミッドレンジは正当に素晴らしく感じたし、スタンダードでこの先、アグロを打倒せるおかげで、強力な脅威とより遅いミッドレンジとコントロールに対して、特にサイドボード後、戦うカード・アドバンテージをまだ十分持ちながら、現実的なライバルになる可能性がある。

(おわり)