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【翻訳】カルドハイム・スタンダード4週目:メタはどこに向かうのか?

スゥルタイ根本原理のデッキガイドを翻訳していたのですが、80枚デッキのガイドとか記事が長すぎて心が折れました。


原文

mtgazone.com

みなさん、こんにちは! ここでは、全マジックの中で僕のお気に入りのトピック、メタゲームついて話をする。メタゲームを読んで予測することは、構築で最も難しいが最もやりがいのある側面だ。僕は、非常に疑わしいデッキがトーナメントに勝つのを見たことがある。その理由は、そのデッキが勝つためにピックする必要がある、まさに正しい週末に選ばれたからだ。これはまれなことだが、メタゲームがどこに向かっているのか深く理解することで、競争に勝ち抜くことができる。僕には Twitter素晴らしいデータから作られたスプレッドシートがある。このスプレッドシートは、SCGサテライトと5k、MtgBigmagicチャンピオンシップ、MAJH Sundayシリーズからの勝率をハイライトしている。このデータから最も可能性の高いメタの傾向について見てみよう。

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予測1:ナヤ・フューリーは本物で、この位置にとどまり、最高のデッキになるかもしれない

  • メイン
Creature (24)
4 黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon {3}{R}{R}
4 エッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeper {G}
4 恋煩いの野獣/Lovestruck Beast {2}{G}
4 巨人落とし/Giant Killer {W}
4 砕骨の巨人/Bonecrusher Giant {2}{R}
Instant (12)
4 カズールの憤怒/Kazuul's Fury {2}{R}
4 セジーリの防護/Sejiri Shelter {1}{W}
4 憤激解放/Unleash Fury {1}{R}
Enchantment (4)
4 スカルドの決戦/Showdown of the Skalds {2}{R}{W}
Land (20)
4 針縁の小道/Needleverge Pathway  
1 平地/Plains  
4 岩山被りの小道/Cragcrown Pathway  
4 枝重なる小道/Branchloft Pathway  
2 山/Mountain  
3 寓話の小道/Fabled Passage  
2 森/Forest  
  • サイドボード
3 赦免のアルコン/Archon of Absolution {3}{W}
1 火の予言/Fire Prophecy {1}{R}
3 灰のフェニックス/Phoenix of Ash {1}{R}{R}
2 レッドキャップの乱闘/Redcap Melee {R}
3 乱動する渦/Roiling Vortex {1}{R}
2 焦熱の竜火/Scorching Dragonfire {1}{R}
1 トーモッドの墓所/Tormod's Crypt {0}

僕が cftsoc のリストを最初に見たとき、マナベースを台無しにして《憤激解放/Unleash Fury》をプレイすることは想像もできず、《カズールの憤怒/Kazuul's Fury》はその価値がないように思えたのでとても混乱した。しかしここのデータは、週末最高のパフォーマンスを出したデッキであったため、嘘ではない。《フューリー》コンボは、ナヤ・アドベンチャーに、古い構築にはなかった2つの主な利点をもたらした。それは、スゥルタイを倒す簡単な方法(以前はひどい対戦でした)と、はるかに劣勢のときに勝つ方法だ。公平を期すために、今でも、《フューリー》をプレイする方が、アグロに傾斜したナヤよりも優れているとは確信していないが、ナヤ全体としては大きな上昇が見られるので、それに備えよう。このリストは、プレイされたのは間違いなく流行する前の週末だったが、たとえコンボについて知っていても、実際に対処するのはかなり難しい。ナヤを倒す方法を探しているなら、Run Afoul のように確実に《黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon》を殺す手段を持とう!

予測2:サイクリングはまぁまぁで、次の週に人気が殺到するが、最終的に最高のデッキになることはない

  • メイン
Creature (16)
4 ドラニスの刺突者/Drannith Stinger {1}{R}
4 繁栄の狐/Flourishing Fox {W}
4 雄々しい救出者/Valiant Rescuer {1}{W}
Instant (11)
3 霜帳の奇襲/Frostveil Ambush {3}{U}{U}
4 驚くべき発育/Startling Development {1}{U}
4 天頂の閃光/Zenith Flare {2}{R}{W}
Sorcery (7)
4 血の希求/Go for Blood {1}{R}
3 願い与えの加護/Boon of the Wish-Giver {4}{U}{U}
Enchantment (7)
3 踏み穴のクレーター/Footfall Crater {R}
4 型破りな協力/Improbable Alliance {U}{R}
Land (19)
1 平地/Plains  
4 ラウグリンのトライオーム/Raugrin Triome  
4 河川滑りの小道/Riverglide Pathway  
4 連門の小道/Hengegate Pathway  
4 針縁の小道/Needleverge Pathway  
1 山/Mountain  
1 島/Island  
  • サイドボード
1 夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den {1}{W/B}{W/B}
2 神秘の論争/Mystical Dispute {2}{U}
2 否認/Negate {1}{U}
3 レッドキャップの乱闘/Redcap Melee {R}
2 乱動する渦/Roiling Vortex {1}{R}
2 空の粉砕/Shatter the Sky {2}{W}{W}
3 切り裂かれた帆/Shredded Sails {1}{R}

サイクリングは、先週末にメタゲームの穴を見つけてそこに付け込んだ、イコリアから生まれた超クールなデッキだ。サイクリングはミッドレンジのデッキを粉砕し、序盤に《繁栄の狐/Flourishing Fox》や《雄々しい救出者/Valiant Rescuer》がいるなら、アグロ・デッキに対しても妥当な対戦ができる。ただし、サイクリングに関しては、少し議論がある。1つは、《繁栄の狐/Flourishing Fox》も《雄々しい救出者/Valiant Rescuer》のない手札は、アグロ・デッキに対してほぼアンプレイアブルに近くなる可能性があり、最も一貫性がなくなることだ。2つ目は、サイクリングは対抗するのはそれほど難しい戦略ではないことだ。1枚の《エルズペスの悪夢/Elspeth's Nightmare》で、各種墓地対策と同じように、サイクリングに大きな頭痛の種になる可能性がある。それと、サイドボードに墓地対策が増えるのを見ることになり、これがラクドスに意図せずダメージが波及することになる。ここが我々が立っているところだ。サイクリングは妥当な選択であるし、構築するのに非常に安価なデッキであり、構築に押し入ろうとする人にとっては非常に魅力的だが、スタンダードがミッドレンジのナメクジが減らないと、トーナメントデッキにはなりえないだろう。

予測3:スゥルタイ根本原理はまだトーナメントで多く見られるが、相対的に悪い選択になる

  • メイン
Creature (3)
1 嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies {1}{B}
Instant (9)
4 無情な行動/Heartless Act {1}{B}
4 ジュワー島の撹乱/Jwari Disruption {1}{U}
1 エレボスの介入/Erebos's Intervention {X}{B}
Sorcery (16)
2 取り除き/Eliminate {4}{B}
2 アールンドの天啓/Alrund's Epiphany {5}{U}{U}
4 出現の根本原理/Emergent Ultimatum {B}{B}{G}{G}{G}{U}{U}
2 影の評決/Shadows' Verdict {3}{B}{B}
4 耕作/Cultivate {2}{G}
2 絶滅の契機/Extinction Event {3}{B}
Artifact (4)
3 精神迷わせの秘本/Mazemind Tome {2}
1 エシカの戦車/Esika's Chariot {3}{G}
Enchantment (16)
2 エルズペスの悪夢/Elspeth's Nightmare {2}{B}
1 サメ台風/Shark Typhoon {5}{U}
4 海の神のお告げ/Omen of the Sea {1}{U}
4 古き神々への拘束/Binding the Old Gods {2}{B}{G}
4 狼柳の安息所/Wolfwillow Haven {1}{G}
1 キオーラ、海神を打ち倒す/Kiora Bests the Sea God {5}{U}{U}
Land (32)
2 ケトリアのトライオーム/Ketria Triome  
4 闇孔の小道/Darkbore Pathway  
2 海門修復/Sea Gate Restoration  
4 清水の小道/Clearwater Pathway  
2 島/Island  
3 沼/Swamp  
4 森/Forest  
3 寓話の小道/Fabled Passage  
4 樹皮路の小道/Barkchannel Pathway  
4 ゼイゴスのトライオーム/Zagoth Triome  
  • サイドボード
2 苦悶の悔恨/Agonizing Remorse {1}{B}
1 塵へのしがみつき/Cling to Dust {B}
2 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke {1}{U}
1 長老ガーガロス/Elder Gargaroth {3}{G}{G}
1 取り除き/Eliminate {4}{B}
2 星界の大蛇、コーマ/Koma, Cosmos Serpent {3}{G}{G}{U}{U}
2 否認/Negate {1}{U}
1 鎖を解かれしもの、ポルクラノス/Polukranos, Unchained {2}{B}{G}
1 サメ台風/Shark Typhoon {5}{U}
1 魂の粉砕/Soul Shatter {2}{B}
1 空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad {3}{W/U}{W/U}

スゥルタイ根本原理が発見されたとき、デッキが非常に強力だったため、メタゲームが解決されるのではないかと心配していたが、そんなことは全くないことが分かり、僕は有頂天だ。スゥルタイは強力なことを行い、他のミッドレンジデッキを上回るが、アグロの対戦はスゥルタイが克服するのが非常に難しい障害であることが示された。僕はメインデッキで相当多くの全体除去があるバージョンをプレイしたことさえあったが、それでもアアグロ・デッキに対して一貫して十分に勝つことができなかった。さらに悪いことに、ナヤ・フュリーは人気が急上昇し、ほとんどのリストは《黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon》に対処する方法がほとんどないため、スゥルタイにとってひどい対戦になる。さらにさらに悪いことに、サイクリングも人気が急上昇している! ナヤほど倒すのが難しくはないが、《天頂の閃光/Zenith Flare》はスゥルタイがしていることに対して簡単に切り札になるので、対戦は厳しいままだ。《出現の根本原理/Emergent Ultimatum》は確かに死んでいないが、しばらくの間それをしまっておくことが最善の利益だ。

予測4(というほどではないが):赤単はフォーマットの主要なアグロデッキであり続ける

  • メイン
Creature (27)
4 砕骨の巨人/Bonecrusher Giant {2}{R}
4 義賊/Robber of the Rich {1}{R}
3 リムロックの騎士/Rimrock Knight {1}{R}
2 黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon {3}{R}{R}
4 熱烈な勇者/Fervent Champion {R}
4 火刃の突撃者/Fireblade Charger {R}
2 朱地洞の族長、トーブラン/Torbran, Thane of Red Fell {1}{R}{R}{R}
Instant (4)
4 霜噛み/Frost Bite {R}
Artifact (4)
4 エンバレスの宝剣/Embercleave {4}{R}{R}
Land (25)
19 冠雪の山/Snow-Covered Mountain  
2 エンバレス城/Castle Embereth  
4 不詳の安息地/Faceless Haven  
  • サイドボード
2 火の予言/Fire Prophecy {1}{R}
3 アゴナスの雄牛/Ox of Agonas {3}{R}{R}
3 灰のフェニックス/Phoenix of Ash {1}{R}{R}
2 レッドキャップの乱闘/Redcap Melee {R}
2 乱動する渦/Roiling Vortex {1}{R}
1 魂焦がし/Soul Sear {2}{R}
2 アクロス戦争/The Akroan War {3}{R}

真の神託、何週間もうまくいっているデッキが、そうし続けるだろうと予測しなければならない! 赤単はアドベンチャーと奮闘し、白単とは厳しい週末だったが、赤単は実際先週末よりも来週末の方が有利になると考えている。グルール・アドベンチャーのプレイヤーは、マナベースがはるかにクランキーなナヤに群がる可能性が高く、多くの白単のプレイヤーは他の選択肢に目を向けると考えている。なぜだ?

予測5:《赦免のアルコン/Archon of Absolution》は現実のプレイで見られ始め、白単は注意され始める

  • メイン
Creature (29)
4 スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition {1}{W}{W}
4 無私の救助犬/Selfless Savior {W}
2 巨人落とし/Giant Killer {W}
4 歴戦の神聖刃/Seasoned Hallowblade {1}{W}
3 戦闘の神、ハルヴァール/Halvar, God of Battle {2}{W}{W}
4 光輝王の野心家/Luminarch Aspirant {1}{W}
2 夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den {1}{W/B}{W/B}
3 堕ちたる者の案内者/Usher of the Fallen {W}
Artifact (6)
2 ガラスの棺/Glass Casket {1}{W}
4 スカイクレイブの大鎚/Maul of the Skyclaves {2}{W}
Enchantment (2)
2 歩哨の目/Sentinel's Eyes {W}
Land (23)
17 冠雪の平地/Snow-Covered Plains  
2 アーデンベイル城/Castle Ardenvale  
4 不詳の安息地/Faceless Haven  
  • サイドボード
2 悪斬の天使/Baneslayer Angel {3}{W}{W}
2 ドラニスの判事/Drannith Magistrate {1}{W}
2 巨人落とし/Giant Killer {W}
2 ガラスの棺/Glass Casket {1}{W}
2 栄光の守護者/Glorious Protector {2}{W}{W}
3 傑士の神、レーデイン/Reidane, God of the Worthy {2}{W}
2 魂標ランタン/Soul-Guide Lantern {1}

トップのナヤには、サイドボードに《赦免のアルコン/Archon of Absolution》がたくさん詰め込まれており、白単を含む他の多くの白いデッキがそれに続くと思う! 《赦免のアルコン/Archon of Absolution》は非常に狭いカードだが、現実的には白単は実際このカードを倒すのが非常に難しい時を迎えており、《歴戦の神聖刃/Seasoned Hallowblade》に負けることにうんざりしている人にとっては魅力的な選択肢になっている。白単アグロをプレイし続けたいなら、《赦免のアルコン/Archon of Absolution》で自動的に負けないようにボロスに切り替えることを検討しよう。白単をしまうことに本当に耐えられないなら、唯一真の選択肢は、出たら《赦免のアルコン/Archon of Absolution》に負けることを受け入れるか、サイドボードに《煮えたぎる大釜/Scalding Cauldron》か《幻惑する竪琴/Entrancing Lyre》のような非常に疑わしいカードを入れることだ。もちろん、僕はお勧めしないけどね。

読んでくれてありがとう!