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【翻訳】モダンの禁止リストを理解する:part1(モダン)

原文:

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モダンの禁止リストはマジックのフォーマットの中でも独特だ。典型的にはフォーマットは禁止カードがゼロから始まって、その後カードが壊れていたり支配率が高すぎたりすると、禁止リストに追加される。一方、モダンはエクステンドから産まれ、エクステンドで強力すぎたかスタンダードにいたとき壊れていたという、やや冗長な禁止リストから始まった。モダンがフォーマットとなってから約5年が経ったことを考えると、なぜ特定のカードが禁止リストにあるのか本当に分からないマジックプレイヤーが全世代にいることはありそうに思われる。

モダンを見るのは簡単だ --- 《原始のタイタン/Primeval Titan》が3ターン目に着地して、ストームがときおり2ターンで君を倒すフォーマットだ ---  そうすると《猛火の群れ/Blazing Shoal》やアーティファクト土地のようなカードが本当に強力過ぎるのだろうか。だから今日は、少し時間と取ってモダンの禁止リストについて話をしよう。しかし(あちこちで起きているかもしれないが)何が解禁されるかに焦点を合わせる代わりに、主なゴールはなぜこれらのカードがそもそも禁止されているのか覚えておくことにしよう。

最近の禁止と解禁の告知で、ウィザーズはプロツアー・イクサランの相克の後で解禁を考えていると言い、このことによって狂った解禁の提案がされている。だから対談は重要だ。そしてモダンの禁止リストについて数か月間を討論に費やす前に、何が残るべきで何が落ちるべきなのかを含めて、最初はどのようにこれらのカードがモダンの牢獄に入ったのかについて、すこし時間を取って話そう。

スタンダードで禁止

アーティファクト土地

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アーティファクト土地は非常に早期の禁止リストから禁止になっている。はるかに遡ってミラディンのスタンダードで禁止になった、という事実が主な理由である。このカードはスタンダードの罪で単独で罰せられたのではない。事実、スタンダードで禁止になったが潜在的にはモダンで合法なカードはすべて、初期のモダンの禁止リストであった。

もし君がアーティファクト土地をプレイしたことがないならば、このカードのパワーはすぐには明確ではないかもしれない。実際、この力は悪く見える。《古えの遺恨/Ancient Grudge》は《石の雨/Stone Rain》2回分になるし、《石のような静寂/Stony Silence》はアップキープに支払いが無い一方的な《Statis》になる。アーティファクト土地の力は土地自体にはほとんどないが、すでにモダンで人気があるアーティファクトから対価を得るカードにはある。《教議会の座席/Seat of the Synod》とその仲間達を使って、《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》はすぐにでもさらに強力になり、一撃必殺を決めるために他のアーティファクトを食べることで大量のカウンターを《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》に押し付けることができる。そして《頭蓋囲い/Cranial Plating》はさらにトラウマになる。もし君が典型的なモダンの親和デッキを考えているなら、土地はアーティファクトシナジーがない唯一のカードで、このことはデッキにいくらか公平に保つものの1つである。

アーティファクト土地が禁止されている主な短所は、《教議会の座席/Seat of the Synod》や《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》のようなカードがあることで、最終的に《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》を現実的なデッキに入るかもしれないということだけだ。しかしこの土地が解禁されると、そのことはおそらく問題にならないくらい、親和はさらにとても強くなる。アーティファクト土地がある他の卑劣な短所は、《石のような静寂/Stony Silence》依存症を生むことであり、サイドボードに《石のような静寂/Stony Silence》をタッチするようにデッキを強要し、多分(発掘に対して墓地対策のためにマリガンするデッキとほとんど同じように)親和との対戦では《石のような静寂/Stony Silence》が見つかるまでマリガンさえする状態になる。これはおそらくフォーマットから楽しみを奪うだろう。なぜなら、君が決めたりデッキをどう構築するかであるゲームである代わりに、最も人気があるデッキに対するゲームは、どれだけ良くマリガンでゲームが終わるか2ターン目サイドボードカードかだけになるからだ。

 《頭蓋骨絞め/Skullclamp》

Death and Taxes vs. Elves - Modern No Banned List FINALS - YouTube

《頭蓋骨絞め/Skullclamp》は簡単な理由だ:ウィザーズが間違ったので全フォーマットで禁止になった。ウィザーズがスタンダードでこの装備品を最初に禁止したときから戻って、すべての話はここで読むことができる。要約すると、《頭蓋骨絞め/Skullclamp》は開発の後期に装備したクリーチャーに +1/+2 から +1/-1 を与えるように変更し、欠陥をすり抜けたんだ。もし君がまだ今日でも《頭蓋骨絞め/Skullclamp》が壊れているかどうか疑問に思う1人であるなら、これが刷られてから15年近く経っても、その答えは明確に yes だ。Randy Buehlerが禁止無しモダンを Gauntlet of Greatness でやったとき、別に驚くことではないが、決勝で2つの《頭蓋骨絞め/Skullclamp》デッキが出会ったんだ。たとえ1マナの何かを破壊しなければならないとしても、1マナでカードを2枚引くというのはすでにかなり壊れている。《未練ある魂/Lingering Souls》が4体の 1/1 を生成するだけでなく、4マナで8枚カードを引くというのを君は想像できるだろうか? もし《頭蓋骨絞め/Skullclamp》が合法なら、それが我々の住むであろう世界だ。そしてその世界はおそらくこの装備品にとって最も戦える居場所になるだろう、エルフのようなデッキは考慮されていない。

《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》と《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic

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《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》と《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》はスタンダードでカウ・ブレード(幅広く空前のスタンダードのベストデッキの1つと考えられている)の支配率のせいで、永遠に双呪(entwine)で唱えられる。カウ・ブレードはスタンダードで《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》と《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の両方が禁止になるほど支配的であり、このことはスタンダードの禁止が3か月ごとに1回ではなく10年ごとに1回起きたときで、大きな扱いだった。そういう訳で、「スタンダードで禁止されたから」という言葉の下、両方のカードは最初のモダンの禁止カードとして始まった。

多分このカードの最も興味がある部分は、モダンの禁止リストから最も解禁されそうなトップ3に大抵ランクインされることだろう。そして今日の我々のゴールは、なぜモダンの最初の禁止リストに、このカードが置かれているのかに焦点を合わせることである。自分達のルールの1つを破って、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》がモダンで合法になるアイデアを議論するために時間を取ろう。

Pro Tour Paris 2011 Finals: Game 1 Highlights - YouTube

 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》から始めよう。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の解禁に対する主な反対意見に《殴打頭蓋/Batterskull》の存在がある。《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》と《殴打頭蓋/Batterskull》の「コンボ」をするコストが、ときおりかなり低くなるのは真実だ。もし《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が合法であるとしたら、アグロZooから重コントロールまでおそらくどんな種類のデッキにも入っているのを見ることになるだろう。俺には3ターン目にストームで死んだり4ターン目に《原始のタイタン/Primeval Titan》が出るフォーマットで、3ターン目の《殴打頭蓋/Batterskull》がどのくらいフォーマットを傷つけるかは分からないが、おそらく最大のリスクは《殴打頭蓋/Batterskull》から来る場のプレッシャーが大きいことで、フォーマットから攻撃的なクリーチャーデッキ(このデッキは本当に《殴打頭蓋/Batterskull》に対して苦しい)を追い出してしまい、潜在的に現在の多様なフォーマットをおかしくしてしまうだろう。そういう訳で、すくなくても《殴打頭蓋/Batterskull》の禁止なしが無くては、俺は《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の解禁については日和見の態度をとる。このフォーマットで《殴打頭蓋/Batterskull》が無ければ《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》は解禁しても 100% 安全だろう。2色剣や《骨断ちの矛槍/Bonesplitter》をサーチする計画は、モダンでは遅すぎるように感じる。

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一方《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を解禁する長所は、《純鋼の聖騎士/Puresteel Paladin》のようなジャンクを使えるようにしたり、飛行機械+2色剣デッキをもっと戦えるデッキにしたりすることで、フォーマットの多様性を上げるかもしれない。概して言えば、俺は《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》にチャンスを与えてはおらず、この実験がうまく終わるかは確信していない。

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 1年前、俺は完全に禁止になっていない《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の世界にいた。そのフォーマットでは感染がベストデッキで、親和とバーンも Tier1 にいた。4ターン目に《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》のために土地をフルタップしても十分長く生き残れるというアイデアは、正気でないように見えた。時が経つにつれモダンはだいぶ変わって、《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》の禁止と《致命的な一押し/Fatal Push》が刷られたため、フォーマットはまだ早いが、1年前よりいつも2、3ターン目で死ぬということはあまりなくなった。このようなフォーマットの変化のおかげで、俺は今は《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》は中間くらいにだと思う。一方で、死なずに土地をフルタップする時間を見つけられるような対戦はまだあまりなく、この4マナプレインズウォーカーはたくさんの対戦でまだ悪いように見える。他方で、ジェスカイや白青コントロールはトップTierからあまり離れてはなく、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を解き放つことで重タップアウトコントロールが戻ってくるだろう。俺は楽しいがみんなはそうではない。多分この問題は《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》のために4ターン目でフルタップすることではなく、あなたのすべてのリソースを選び取る方法を描くデッキが、《思考囲い/Thoughtseize》や《マナ漏出/Mana Leak》であなたの手札を空にし、その後あなたを消術(fateseal)で壊滅させるために8ターン目に《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を張り付かせることだろう。

多分《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を禁止にしておく最大の理由は、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の消術の能力で負けることが本当に、本当に悪く感じるからだ。ランタンコントロールのすべてのパーツがロックしているときに得る感覚と同じだ。君は本当はハードロックではないことを知っていて、だから全くゲームを出し抜くことができないが、勝率が極端に下がることも知っている。さらに対戦相手が実際《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》でゲームに勝つまで、「私を殺してください」という煉獄の中をじっと終わるまでたくさんのターンがかかる。だから多分《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》で負けるという悪い感覚は、このプレインズウォーカーが禁止され続けるには十分な理由なのだろう。全体として、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》のように、俺はモダンで《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》に試用期間を設ける予知があるし、みんなはもし悪ければ再度禁止にする必要があるかもしれないという実験ができることを知っている。

 

(part2に続かない)