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【翻訳】Against the Odds:白単神聖な訪問コントロール(スタンダード)

原文

www.mtggoldfish.com

 

やぁ、みんな。第160回目の Against the Odds へようこそ。先週は、2回目の候補がすべてラヴニカのギルドであった回だった。接戦だったが、結局、《神聖な訪問/Divine Visitation》が勝利へと抜け出した! そういう訳で、今週はスタンダードへ向かって、小さいトークンを巨大な天使トークンに変え、勝利へ飛び込めるかどうか見てみよう! 《神聖な訪問/Divine Visitation》を使った構築で一番難しい部分は、たくさんのいろいろな可能性があることだ。実際、俺は動画でプレイしたデッキに収まるまでに、4種類の《神聖な訪問/Divine Visitation》デッキを構築したんだ! 《神聖な訪問/Divine Visitation》は、ラヴニカのギルドのスタンダードで、どんなスパイシーな可能性があるかな? 動画に行って見つけ出そう。その後このデッキについてもっと話をしよう!

動画

Against the Odds: Mono-White Divine Control (Standard) - YouTube

神聖な訪問コントロール

  • メイン
土地
4 名誉の記念像/Memorial to Glory  
4 廃墟の地/Field of Ruin  
プレインズウォーカー
4 ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza (4)
ソーサリー
2 浄化の輝き/Cleansing Nova (3)(白)(白)
エンチャント
4 ベナリア史/History of Benalia (1)(白)(白)
4 希望の夜明け/Dawn of Hope (1)(白)
3 封じ込め/Seal Away (1)(白)
4 神聖な訪問/Divine Visitation (3)(白)(白)
3 イクサランの束縛/Ixalan's Binding (3)(白)
インスタント
1 残骸の漂着/Settle the Wreckage (2)(白)(白)
アーティファクト
2 アゾールの門口/Azor's Gateway (2)
2 オラーズカの秘宝/Orazca Relic (3)
4 更生の泉/Fountain of Renewal (1)
3 宝物の地図/Treasure Map (2)
  • サイドボード
4 アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate (1)(白)
1 議事会の裁き/Conclave Tribunal (3)(白)
3 金剛牝馬/Diamond Mare (2)
1 イクサランの束縛/Ixalan's Binding (3)(白)
1 封じ込め/Seal Away (1)(白)
2 残骸の漂着/Settle the Wreckage (2)(白)(白)
2 魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass (2)
1 宝物の地図/Treasure Map (2)

デッキ

http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=454055&type=card

《神聖な訪問/Divine Visitation》が勝ったとき、俺は2つの選択肢があることが分かっていた。最も明らかな計画は、《神聖な訪問/Divine Visitation》をセレズニア・トークンの中でプレイし、多分《大集団の行進/March of the Multitudes》と入れ替えることだ。こうすると、おそらくとても良いデッキになるだろうが、(先週 Mach Abrew で 5-0 したことを考慮すると)すでにセレズニア・トークンが強いことがは分かっているので、簡単な解決法でもある。Tier1 デッキにスパイシーなカードを差し込むことは、あまり Against the Odds の精神とはいえない。俺は《神聖な訪問/Divine Visitation》を入れたセレズニア・トークンとナヤ・トークンの両方を構築したが、結局両方とも普通すぎると感じた。加えて、あまり《神聖な訪問/Divine Visitation》に依存しておらず、ただ良いトークン生成カードと強化呪文をマナカーブに沿うだけで、勝つことができた。普通のトークンデッキの構築をあきらめた後、俺は墓地からクリーチャーをループすることで、《冒涜された墓所/Desecrated Tomb》のアドバンテージを使うような《神聖な訪問/Divine Visitation》のバージョンを試してみた。しかしそのデッキは超クランキーだった。最終的に、俺は今日プレイするコントロール版《神聖な訪問/Divine Visitation》の構築へと決心した。

《神聖な訪問/Divine Visitation》はとても単純だ。もしクリーチャー・トークンを作ったら、そのクリーチャー・トークンの代わりに、4/4 飛行・警戒の天使トークンを得る。そういう訳で、このデッキの計画は、戦場に《神聖な訪問/Divine Visitation》を出し、何体かトークンを産み、そのトークンを《セラの天使/Serra Angel》に変え、そのトークンを使ってゲームに勝つ。《神聖な訪問/Divine Visitation》の知られていない側面に、複数枚あるとあまり良く働かないということだ(たとえ戦場に《神聖な訪問/Divine Visitation》が何枚もあっても、生成する各トークンに対して、天使は1体しか得ない)。だから、複数枚引いた欠点を最小化にすることは、このデッキの目標の1つである。少し前に述べたように、あまり伝統的なトークン・デッキではない。変わりに、基本的には《神聖な訪問/Divine Visitation》をフィニッシャーとして使うコントロールデッキである。では、どうやって何もしないエンチャントを、ゲームを終わらせる脅威に変えるのか?

 トークンを作るには、主な2つの計画がある。《名誉の記念像/Memorial to Glory》と《希望の夜明け/Dawn of Hope》だ。両方のカードともそれ自体で有効で、戦場に《神聖な訪問/Divine Visitation》が出るまで生き残る助けになる、1/1 チャンプ・ブロック・トークンを産むが、一旦デッキ名のエンチャントを見つけると、とても狂ったことになる。《名誉の記念像/Memorial to Glory》は4マナで2体の《セラの天使/Serra Angel》を産み、土地だから、このデッキの枠を取ることすらしない! 欠点は戦場にタップして入ることしかないが、ゲームの終盤でパワー8の飛行を産むことは、欠点よりも価値があることだ。一方《希望の夜明け/Dawn of Hope》は、絶え間なく天使を産むマシーンであり、一旦《神聖な訪問/Divine Visitation》が戦場に出ると、マナを《セラの天使/Serra Angel》を産むために使うことができる。ゲームの終盤で、《神聖な訪問/Divine Visitation》とこの2枚が合わさると、ほとんど倒せない飛行の群れになる。たとえ対戦相手がなんとかして何体か倒したとしても、空からダメージを与えてることで最終的にゲームに勝つまで、さらにトークンが来続けるだけである。

トークンを生成するバックアップの計画は《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》だ。このカードはこのデッキでは、ほとんどカードアドバンテージ源であり、除去やトークン生成カードや《神聖な訪問/Divine Visitation》を見つけるためにデッキを掘り進めることができるが、-2 をたった2回するだけで《神聖な訪問/Divine Visitation》が戦場にあると 4/4 天使を2体作ることができ、とても有効なヤツだ。白単コントロールであることの困難なことには、カード・ドローを十分にすることである。しかし、《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》と他の2マナのカードがあると、白単神聖な訪問コントロールは大抵、カードアドバンテージの点で、伝統的な青単コントロールデッキと引けを取らない。

《アゾールの門口/Azor's Gateway》と《宝物の地図/Treasure Map》は、カードアドバンテージ・セットのまとめで、2ターン目に着地して、最終的に非常に強力な土地に裏返るまで、ドローをフィルターするたすけになる。もし天使を作る《神聖な訪問/Divine Visitation》がないなら、両方のカードとも、《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》と良く働くし、構築物トークンは普通、より大きな脅威やブロッカーになる。

《更生の泉/Fountain of Renewal》と《オラーズカの秘宝/Orazca Relic》は、ゲームの序盤でライフを得ることで、《希望の夜明け/Dawn of Hope》をサポートする助けになるし、《オラーズカの秘宝/Orazca Relic》は早いターンで《神聖な訪問/Divine Visitation》へランプする助けにもなる。《更生の泉/Fountain of Renewal》と《希望の夜明け/Dawn of Hope》が戦場にあると、毎アップキープでライフを得ることができて(これはアグロに対して助けになる)2マナでカードを引くことができ、トークン生成カードを見つけるためデッキをドローする、一種の俺だけ《吠えたける鉱山/Howling Mine》になる。そして《神聖な訪問/Divine Visitation》でゲームを終わらせる。この何もしないアーティファクトのもう一つの長所は、もし主計画がうまくいかなかったら、いつでも生け贄に捧げて別のカードを引くことができる。だから、《更生の泉/Fountain of Renewal》のライフゲインが役に立たなかったり、《オラーズカの秘宝/Orazca Relic》を引きすぎるような対戦において、このカードを使っている欠点は、最小になる。

このデッキのまとめは除去だ。《封じ込め/Seal Away》は対戦相手の序盤の脅威を対処するたすけになるし、《イクサランの束縛/Ixalan's Binding》はゲーム中盤で《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》や《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》のようなモノを止められる。永遠に1つの脅威を対処できる能力は、コントロール・デッキはゲームを終わらせるために(テフェリーや《弾けるドレイク/Crackling Drake》のような)特定のカードに非常に偏っていることを考慮すると、現在とても重要な長所だ。一方《残骸の漂着/Settle the Wreckage》はアグロに対する全体除去で、《浄化の輝き/Cleansing Nova》は、自分でたくさんプレイするからほとんどアーティファクトとエンチャントを選びたくないが、5マナで何でもクリーンにする。

対戦

白単神聖な訪問コントロールにとって対戦を細分化するのは難しい。このフォーマットにあるどんなデッキに対してもチャンスはあるが、どの個々の対戦でデッキがどのくらい良いかを説明するのは難しい。なぜなら右手力にかかっているからだ。コントロールに対しては、《アゾールの門口/Azor's Gateway》、《希望の夜明け/Dawn of Hope》、《宝物の地図/Treasure Map》で低コストのカードアドバンテージをたくさん取れるが、対戦相手が戦場から《神聖な訪問/Divine Visitation》を近づけないようにしていると、特にドローが機能していないとき、ゲームを終わらせることが厳しい対戦になる。一方アグロに対してはたくさんの適当なライフゲインがあるが、もし全体除去を見つけないと、《神聖な訪問/Divine Visitation》で天使を生成し始めるチャンスを得る前に、轢き殺されてしまう。概して、白単神聖な訪問コントロールは、ほとんどのものに対してそこそこであるように感じられたが、何に対しても向いていなかった(し不向きでもなかった)。

勝率

概して、6回対戦して3回勝ち、勝率は 50% だった。ゲーム別では 14 ゲーム中7回勝ち、こちらもちょうど 50% だった。この結果は、白単神聖な訪問コントロールは、(追加の負けた赤単アグロに負けた対戦を含んでも)Against the Odds で大体平均であった。ときおり《神聖な訪問/Divine Visitation》を引きすぎることでひどい目に遇うが、完全にマナ・フラッドして、全ゲーム中土地以外を3枚しかプレイしていないが、《神聖な訪問/Divine Visitation》と《名誉の記念像/Memorial to Glory》をおかげでゲームに勝ったことを含めて、このエンチャントが何か超強力なことをしているのを見られた! このエンチャントは確かに奇妙なセレズニア・トークンの枠に入れることもできたが、今日は《苗木の移牧/Saproling Migration》や《大集団の行進/March of the Multitudes》のようなカードに引けを取らない能力があることが学べた。 白単神聖な訪問コントロールはとても楽しかったし、おろらく十分働くようにもう少しチューニングができれば、とても競技的にもなるかもしれない!

来週の投票

ラヴニカのギルドはまだ旬だ。だから来週はMagicの最新セットから別のカードをプレイしよう。来週モダンで素敵なラヴニカのギルドのカードからどの1枚をプレイすべきかな? コメントで投票して教えてくれ!

http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=454204&type=card

http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=454114&type=card

http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=454094&type=card

http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=454143&type=card

http://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=454168&type=card

(おわり)