MTG翻訳したいブログ

金魚(mtggoldfish.com)にある、自分にだけ需要がある記事を翻訳する俺得ブログ

【翻訳】Against the Odds:セルロン・ミノタウロス(ヒストリック)

アモンケットの分割カードが、リスト生成のスクリプトで処理できない。カードのデータベースをくれぇ!

 

 原文:

www.mtggoldfish.com

やぁ、みんな。第252回目の Agaist the Odds へようこそ。先週、アモンケット・リマスタリーが Arena でリリースされ、新しいカードの束がヒストリックに投げ出された。それを祝って、Against the Odds の候補はすべてアモンケット・リマスタリーからだったが、結局、古い友人であるミノタウロス部族が勝利の支配者としてやってきた。そういう訳で、今日はヒストリックへ向かって、ミノタウロスの友人の束と共に、おそらくハールーンの将軍のほうが知られている、俺の名を冠した《セルロン》をプレイしよう! 新しくスィートなジャンプスタートとアモンケット・リマスタリーで追加されたカードの助けを得た、ヒストリックでミノタウロスの勝率はどのくらいなのか? 動画に行って見つけ出そう。その後でこのデッキについてもっと話をしよう!

簡単な注意:もしまだなら、MTGGoldfish の YouTubeチャンネル登録をしよう。

動画

youtu.be

セスロン・ミノタウロス!!!

  • メイン
Sorcery
4 死呻きの鬨の声/Deathbellow War Cry {5}{R}{R}{R}
3 《木端+微塵/Cut+Ribbons》 {1}{R}//{X}{B}{B}
4 アイレンクラッグの妙技/Irencrag Feat {1}{R}{R}{R}
1 不気味な教示者/Grim Tutor {1}{B}{B}
Land
4 ロークスワイン城/Castle Locthwain  
4 竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit  
4 泥濘の峡谷/Canyon Slough  
7 山/Mountain  
4 血の墓所/Blood Crypt  
Creature
4 ハールーンの将軍、セスロン/Sethron, Hurloon General {3}{R}{R}
4 血怒りの喧嘩屋/Bloodrage Brawler {1}{R}
2 戦慄衆の勇者、ネヘブ/Neheb, Dreadhorde Champion {2}{R}{R}
2 永遠衆、ネヘブ/Neheb, the Eternal {3}{R}{R}
3 蓋世の英雄、ネヘブ/Neheb, the Worthy {1}{B}{R}
4 怒血のシャーマン/Rageblood Shaman {1}{R}{R}
2 モーギスの狂信者/Fanatic of Mogis {3}{R}
Artifact
4 精神石/Mind Stone {2}
  • サイドボード
2 削剥/Abrade {1}{R}
3 神々の憤怒/Anger of the Gods {1}{R}{R}
2 魔性/Bedevil {B}{B}{R}
4 虚空の力線/Leyline of the Void {2}{B}{B}
4 思考囲い/Thoughtseize {B}

デッキ

もし君が、今までの間 Against the Odds をフォローし続けているのなら、おそらく輝かしいミノタウロスの歴史を覚えているだろう。2016年に戻ると、非常にジャンキーなミノタウロスの部族デッキで負けるという、自分のやるべきことをやっていた。リクエストが多かったので、何週間か後ミノタウロス部族をプレイしたが、この部族は見た通りジャンキーで力不足だったことが分かっただけだった。ありがたいことに、2016年から多くのことが変わり、史上最強のミノタウロス《ハールーンの将軍、セスロン/Sethron, Hurloon General》といった、より強力なミノタウロスの束を得た!

コンボ

《ハールーンの将軍、セスロン/Sethron, Hurloon General》はこのデッキで、最高で一番強力なカードだ。2/3 ミノタウロストークン1体と追加の長所(全体をパンプするのと、威迫に加え速攻を与えてくれる)を伴った5マナ 4/4 であり、これ自体でしっかりとしたカードだが、特にすべてのクリーチャーがミノタウロスであるようなデッキでは、特に戦場に入ったときクリーチャーすべてが 2/3 ミノタウロストークンのトリガーになるので、恐ろしいことになる。単に《セルロン》を唱え、ミノタウロスの束で続けることは素晴らしいが、このデッキができる一番わくわくすることは、《死呻きの鬨の声/Deathbellow War Cry》の助けで、《ハールーンの将軍、セスロン/Sethron, Hurloon General》と他3体のミノタウロスを一度に全部場に出すチートをすることだ…

セルロン・ミノタウロスは、すごく部族デッキだが、《アイレンクラッグの妙技/Irencrag Feat》と《精神石/Mind Stone》のようなカードを使って4~5ターン目に《死呻きの鬨の声/Deathbellow War Cry》にランプするという、奇妙な方法でのコンボもある。《ハールーンの将軍、セスロン/Sethron, Hurloon General》は今まで刷られた中で最高のミノタウロスだが、《死呻きの鬨の声/Deathbellow War Cry》は最高のミノタウロスカードだ。異なる4種類のミノタウロスをたった4マナでライブラリから場に出す。これは、普通は 18 マナくらいの価値が得られることを考えると、ばかげた強さのチューターとばかげた強さのランプ呪文だ。それで、《死呻きの鬨の声/Deathbellow War Cry》で場に何をチートして出すのか?

状況に応じてときどき違うミノタウロスに行くこともあるが、主な《死呻きの鬨の声/Deathbellow War Cry》の山は、《ハールーンの将軍、セスロン/Sethron, Hurloon General》(まだ1枚も戦場にないなら、約100% 《セルロン》を選ぶ。このミノタウロスははるかに一番重要だ)、《永遠衆、ネヘブ/Neheb, the Eternal》、《戦慄衆の勇者、ネヘブ/Neheb, Dreadhorde Champion》(ときどき《怒血のシャーマン/Rageblood Shaman》に変えることがある)、《モーギスの狂信者/Fanatic of Mogis》だ。

ミノタウロスのグループを選ぶとすると、《死呻きの鬨の声/Deathbellow War Cry》が解決されると何が起こるのか? 《モーギスの狂信者/Fanatic of Mogis》が対戦相手に最低7ダメージを与え、続いて《永遠衆、ネヘブ/Neheb, the Eternal》が誘発して戦闘前フェーズに最低7マナ得られ、ミノタウロスの手札を空にするために使え、さらにもう一枚《死呻きの鬨の声/Deathbellow War Cry》を唱えられる可能性もある。一方、《ハールーンの将軍、セスロン/Sethron, Hurloon General》は、非トークンであるミノタウロスが戦場に入るときいつでも誘発するので、4体の 2/3 ミノタウロスも得る。最終的に、8マナで8体計パワー25を得られ、少なくても7点の直接ダメージと7マナが得られる。もし《ハールーンの将軍、セスロン/Sethron, Hurloon General》を起動する十分なマナが残っているのなら、全体に速攻を与えて攻撃してすぐに勝つことができる。しかしたとえ起動できなくても、対戦相手が全体除去できなければ、次のターンで大体ゲームに勝てる。基本的に《死呻きの鬨の声/Deathbellow War Cry》は、《ハールーンの将軍、セスロン/Sethron, Hurloon General》と合わさって、これ自体ですべてのゲームに勝つことができる!

ミノタウロス

《死呻きの鬨の声/Deathbellow War Cry》はこのデッキできる一番壮観なことだが、セルロン・ミノタウロスの長所には、強力で最高級の脅威とミノタウロスのロードのおかげで、ただ単にミノタウロスを唱えるだけで勝つことができることだ。《怒血のシャーマン/Rageblood Shaman》はしっかりとした3マナロードで、全体に +1/+1 するだけでなく、嫌なブロッカーを貫通するトランプルも与える。《蓋世の英雄、ネヘブ/Neheb, the Worthy》はネヘブ・トロンを完成していて、手札が1枚以下になると疑似ロードとして驚くほど強力になる。奇妙な対象な手札破壊の能力もあり、戦闘ダメージを当たると両プレイヤーの手札を捨てさせる。特に遅いコントロールやミッドレンジに対してはときどき利点になるし、捨てたいカードが手札にないと、ときどき欠点にもなる。《血怒りの喧嘩屋/Bloodrage Brawler》はこのデッキで最悪のミノタウロスだ。たとえ2マナ 4/3 は優れていても、場に出たとき1枚捨てなければならないので、除去呪文で2対1交換になることが多い。しかしながら、マナカーブの目的としては必要だ。このデッキを構築するとき俺が学んだことは、ヒストリックでのミノタウロスの最大の弱点は、低マナ域だということだ。《血怒りの喧嘩屋/Bloodrage Brawler》はかなり悪いが、このフォーマットにある他の2マナよりはずっと良い。加えて、《蓋世の英雄、ネヘブ/Neheb, the Worthy》と《血怒りの喧嘩屋/Bloodrage Brawler》から自分で捨てるアドバンテージのためのトリックがある…

《木端+微塵/Cut+Ribbons》は、《血怒りの喧嘩屋/Bloodrage Brawler》か《蓋世の英雄、ネヘブ/Neheb, the Worthy》で捨てることもできる妥当な除去呪文なので、このデッキに入れている。《永遠衆、ネヘブ/Neheb, the Eternal》、《戦慄衆の勇者、ネヘブ/Neheb, Dreadhorde Champion》、《アイレンクラッグの妙技/Irencrag Feat》のようなカードが産むマナのおかげで、ゲームの終盤、《木端+微塵/Cut+Ribbons》の《微塵》側を大量のマナで唱えることができ、対戦相手をゲーム外までドレインすることができる。《ロークスワイン城/Castle Locthwain》は、各種ミノタウロスで捨てなければならないカードの再充填と交換する方法となり、同時にデッキを掘り進めて《ハールーンの将軍、セスロン/Sethron, Hurloon General》と《死呻きの鬨の声/Deathbellow War Cry》を見つける助けにもなる。

対戦

奇妙なことに、セルロン・ミノタウロスはほとんどの対戦でチャンスがあるように見える。その理由の一部には、何と対戦することになっても、《死呻きの鬨の声/Deathbellow War Cry》を解決さえすれば、ゲームに勝てるからだ。アグロに対しては、ブロック用の大きなミノタウロスと、特にサイドボード後はそこそこの除去がある。コントロールに対しては、ミノタウロスのロードで積極的なスタートを切ることができ、対戦相手が盤面を全体除去するなら、《死呻きの鬨の声/Deathbellow War Cry》と《ハールーンの将軍、セスロン/Sethron, Hurloon General》で速攻で再構築できる。

勝率

どういうわけか、セルロン・ミノタウロスは素晴らしかった。5回対戦して 5-0し、まれで完璧な 100% の勝率となった。《ハールーンの将軍、セスロン/Sethron, Hurloon General》と《死呻きの鬨の声/Deathbellow War Cry》のコンボは、ミノタウロスが本当に Against the Odds 向けデッキが分からなくなるくらい優れていた。奇妙に聞こえるが、この力は、正当な競技的な選択肢かもしれない(少なくても、準競技的だ)。この部族は、5年前モダンで完全にジャンキーだったところから、今日ヒストリックで強力な競技デッキになるまで、一周して元に戻ったのかもしれない。もっと重要なことは、このデッキはトリッキーなカードアドバンテージ、部族シナジー、でかいコンボが山ほどある、独特で超楽しいということだ!

今週の候補

今週は候補は無い。来週は俺がプレイしたくてたまらない新しいヒストリックのコンボに特化したスペシャル回だ。心配しないでくれ。来週候補は戻って来る。