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【翻訳】Much Abrew:呪いコントロール(スタンダード)

破滅の刻は小型セット、ローテーション直前、という状況を考えると、Budget Magicはしばらくモダンかも。

 

原文:

www.mtggoldfish.com

 

やあ、みんな! Much Abrew About Nothingのもう一つのエビソードへようこそ。先週Instant Deck Techsで、あるデッキが断然一番人気があった:スタンダードの呪いコントロールだ。呪いコントロールの基本的なアイデアは単純だ:《スカラベの責め苦/Torment of Scarabs》をできる限りたくさん積み、そして除去と手札破壊で対戦相手の盤面をきれいに保つことで、《スカラベの責め苦/Torment of Scarabs》の力を最大にする。願わくば遅かれ早かれ、対戦相手が呪いで毎ターン3点ライフを失い始めることを強制することになり、ゲームを終わらせる。紙では、このデッキは興味深く、楽しく、超安い(紙ではたった$70だ)が、そんない戦えることはない。ありがたいことに、このデッキが紙の上でどのように見えるかは、一旦ゲームが始まるとそれほど重要ではない。スタンダードでいくらかの勝利のために対戦相手を呪うことができるのか? 動画に行って見つけ出そう。そしてこのデッキにいくつかの考えを早く持って行こう。

動画

デッキ紹介

Instant Deck Tech: Curse Control (Standard) - YouTube

 呪いコントロール v.s. 4色エネルギー

 Much Abrew: Curse Control vs Four-Color Energy (Match 1) - YouTube

呪いコントロール v.s. 緑黒巻きつき蛇

Much Abrew: Curse Control vs GB Constrictor (Match 2) - YouTube

 呪いコントロール v.s. 白青副陽の接近

 Much Abrew: Curse Control vs UW Approach (Match 3) - YouTube

 呪いコントロール v.s. 赤白アグロ

 Much Abrew: Curse Control vs WR Midrange (Match 4) - YouTube

 呪いコントロール v.s. ジャンドエネルギー

 Much Abrew: Curse Control vs Jund Energy (Match 5) - YouTube

呪いコントロール(結果)

Much Abrew: Curse Control (Wrap Up) - YouTube

 呪いコントロール By Ikuta Masaya

 Creatures (3)

3 《忘れられた王族の壁/Wall of Forgotten Pharaohs》

Planeswalkers (2)

2 《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited》

Spells (24)

3 《致命的な一押し/Fatal Push》
2 《過酷な精査/Harsh Scrutiny》
4 《闇の掌握/Grasp of Darkness》
4 《心臓露呈/Lay Bare the Heart》
1 《バントゥ最後の算段/Bontu's Last Reckoning》
4 《大災厄/Doomfall》
1 《殺害/Murder》
1 《栄光の刻/Hour of Glory》
2 《ヤヘンニの巧技/Yahenni's Expertise》
2 《不帰+回帰/Never+Return》

Enchantments (6)

2 《侵入者への呪い/Trespasser's Curse》
4 《スカラベの責め苦/Torment of Scarabs》

Lands (25)

1 《荒廃した湿原/Blighted Fen
4 《栄光の砂漠/Desert of the Glorified》
3 《進化する未開地/Evolving Wilds》
2 《敵意ある砂漠/Hostile Desert》
4 《イフニルの死界/Ifnir Deadlands
1 《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》
10 《沼/Swamp》

Sideboard (15)

1 《没収の曲杖/Crook of Condemnation》
4 《才気ある霊基体/Gifted Aetherborn》
3 《アムムトの永遠衆/Ammit Eternal》
1 《バントゥ最後の算段/Bontu's Last Reckoning》
2 《夢盗人/Dreamstealer》
1 《失われた遺産/Lost Legacy》
1 《餌食/To the Slaughter》
2 《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury》

議論

  • えーと、この結果はちょっと驚いた --- 呪いコントロールは5回対戦を通して4-1を記録した。さらに良いことに、途中でスタンダードのトップデッキをたくさん倒した。その中には白青副陽の接近、4色スカラベ神エネルギー、緑黒巻きつき蛇を含んでいる。
  • このデッキの奇妙なことは、変形サイドボーディングを除くと --- 少し話すと --- このデッキは狡猾なことを何もしない。《スカラベの責め苦/Torment of Scarabs》によって支援された、除去と手札破壊が全部だ。どうやらたくさんのデッキを倒すのは、これで十分のようだ。
  • 4-1だったことについて考えると、このデッキについてそんなに悪いことを言うところはない。もっと大きなサンプル数で、この勝率を保つことはありそうもないように見えるが、呪いコントロールはスタンダードにあるたくさんの最も良いデッキに中で、維持できるほと強力であることは明らかだ。
  • なんやかんや言ったが、改善できることはほとんどない。《侵入者への呪い/Trespasser's Curse》はメインデッキに入れるカードではない --- 完全に死に札になる対戦が多すぎる。俺は75枚の中に複数枚あってもかまないが、むしろこのエンチャントは最初はサイドボードにあるほうがいい。そうでなければ、このデッキはたくさんの対戦で1枚か2枚以上のドロー呪文があってほしい(多分追加の《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited》を1枚か《誘惑に負けて/Succumb to Temptation》を複数枚)。呪いコントロールが負ける一番簡単な方法は、ゲームの中盤から終盤で、死に札となる手札破壊呪文を引き続けることだからだ。もうちょっとドローがあれば、土地と手札破壊のポケットを抜けて、このデッキの計画を強制する助けになる。
  • このデッキの残りについては、《スカラベの責め苦/Torment of Scarabs》に加え、本当に手札破壊と除去の山しかないので、それについて書くのはほんのちょっと奇妙だ。このことは、ゲームへ向うとき俺が考えていたときより、ずっと良かったということだ。最初の《スカラベの責め苦/Torment of Scarabs》はたくさんの状況でほとんど何もしないが、一旦2、3枚の呪いが戦場にでると、対戦相手が倒すことは本当に難しく、除去することはもっと難しい。エンチャントの除去は、現在のスタンダードだと非常にレアだからだ。
  • このデッキで俺が気に言っている部分は変形サイドボードだ。すべての対戦ではやらないが、やったときはみごとに良く働く。一番良い例は、1ゲーム目で勝った後の4色エネルギーに対する対戦の最初のところだ。もっとも悪い除去と手札破壊に加え、すべての《スカラベの責め苦/Torment of Scarabs》をサイドアウトして、クリーチャーを過剰にした。予期したように、対戦相手はほとんどの除去を抜いて、《スカラベの責め苦/Torment of Scarabs》を指定してしまった《失われた遺産/Lost Legacy》のようなカードを入れてデッキを薄くした! 結局、対戦相手を《才気ある霊基体/Gifted Aetherborn》と《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury》で倒すことはとても簡単だった。結局ゲームには勝ったが、もし3ゲームに入っていたら、本当に厳しい立場にいただろう。クリーチャー除去を入れて《スカラベの責め苦/Torment of Scarabs》のためにすべてのクリーチャーをデッキから抜かれてしまうリスクを負うか、「呪い絶対殺すマン」セットを残して再びクリーチャーで負けるリスクを負うか? この不確実さによって対戦相手のサイドボーディングをミスさせ、そのおかげでたくさんの勝ちを産み、何もせずに勝利させてくれる。
  • このデッキの一番良い部分は、超安くローテーションに耐えられることだ。ただこのデッキがイクサランのスタンダードへ向かう準備をするために、《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited》と何枚かの適当な除去呪文を交換する必要がある。
  • そんな訳で君は呪いコントロールをプレイすべきだろうか? 答えはYESだと俺は思うね。このデッキは動画で見た対戦ほど良いとは思わないが、戦えるデッキだと感じたし、$70で間違うようなことはない。

まとめ

ともかく今日はこれで全部だ。来週のデッキを好みやコメント、Instance Deck Techの動画を見て投票するのを忘れないでくれ! いつものように君の考え、アイデア、意見、提案をコメントに残してくれ。それと俺にはTwitterかメールで連絡できる。

 

(おわり)