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【翻訳】イゼット・フェニックスでArena1位を取ったぞ

あと数日で基本セット2020がリリースされ、ほとんど旬が無いときに、こういう記事を投下ですか…


原文

www.channelfireball.com

やぁ! 今日はもう一つのデッキガイド、イゼット・フェニックスについてやろう。シーズンがリセットされた後、僕はいろいろなデッキをプレイして、2つのうち1つであるフェニックスでランキング1位に戻ることができたんだ。もう一つはエスパーだったけど、それば別の記事にするよ。

このデッキはしばらくの間ランキング下にあって、今、良い位置にいるから、というのも理由の内の一つだ。Jean-Emmanuel Deparz が、最近このデッキをたくさんプレイしていて、僕が MPL からこのリストを取り上げたんだ。彼のメインデッキが良く油の利いたマシーンのように働くことが分かったので、僕はサイドボードの何枚かを変え、現在のメタゲームに合うように調整したんだ。

イゼット・フェニックス(Arena用)

  • メイン
土地
6 山/Mountain  
4 蒸気孔/Steam Vents  
4 硫黄の滝/Sulfur Falls  
ソーサリー
3 溶岩コイル/Lava Coil (1)(赤)
4 航路の作成/Chart a Course (1)(青)
2 約束の終焉/Finale of Promise (X)(赤)(赤)
3 苦しめる声/Tormenting Voice (1)(赤)
クリーチャー
4 ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer (青)(赤)
4 弧光のフェニックス/Arclight Phoenix (3)(赤)
4 弾けるドレイク/Crackling Drake (青)(青)(赤)(赤)
インスタント
4 稲妻の一撃/Lightning Strike (1)(赤)
4 ショック/Shock (赤)
2 急進思想/Radical Idea (1)(青)
4 選択/Opt (青)
2 呪文貫き/Spell Pierce (青)
  • サイドボード
3 幻惑の旋律/Entrancing Melody (X)(青)(青)
1 溶岩コイル/Lava Coil (1)(赤)
3 軍勢の戦親分/Legion Warboss (2)(赤)
2 標の稲妻/Beacon Bolt (1)(青)(赤)
2 永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet (2)(青)(青)
2 覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils (1)(青)(青)
2 否認/Negate (1)(青)

ゲームの計画

このデッキはプレイするのが非常に難しいが、いったんコツを覚えると、とても分かりやすい。順番と計画を正しくやることが必須だ。ゲーム序盤では、低コストの呪文を使って攻撃的に始めてくる相手から守るか、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》のようなマナ・クリーチャーを倒す。その後、《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》をプレイし、《航路の作成/Chart a Course》と《苦しめる声/Tormenting Voice》のようなカードドロー呪文を1マナに変え、理想的にはこのときに《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》を何枚か捨てる。もしインスタンスやソーサリーを3枚プレイできれば(《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》でコストを減らせていれば問題ないだろう)、すべてのフェニックスを墓地からもどし、攻撃し始めることができる。デッキの半分は呪文なので、《弾けるドレイク/Crackling Drake》を1~2枚引いて対戦相手を倒すことも、ありえないことではない。

なぜこのデッキは今良いのか?

みんなは今、いろいろな種類の脅威に対して回答をプレイしている。《暴君の嘲笑/Tyrant's Scorn》は《第1管区の勇士/Hero of Precinct One》のトークンだし、《ケイヤの誓い/Oath of Kaya》は《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》を倒すか他のプレインズウォーカーを倒し、《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》で再度買うことができる。

今君には、次のカードが手札に両方ともあり、対戦相手がまさに《弾けるドレイク/Crackling Drake》を解決しているところを想像してみてくれ。多くの緑のデッキはニッサにランプしようとしていて、忠誠度を6にすることで彼女を生き残ることを期待している。そしてアンタップフェーズ後、でかい《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》をプレイする。

《弾けるドレイク/Crackling Drake》か速攻の《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》を出て、突然ゲームプランがうまく行かなくなった… エスパー・コントロールは悪い対戦だったが、そのデッキはクリーチャー入りのミッドレンジに変わった。シミック・ネクサスもほとんどどこにもいない。こういったことで、君の除去呪文はアグロデッキすべてに対して、ほとんど常に有効でうまく合うようになったんだ。

弱点は何?

https://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=458509&type=card

このカードは、恒久的に《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》と《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》を片付ける最高の方法だ。

https://gatherer.wizards.com/Handlers/Image.ashx?multiverseid=462308&type=card

ナーセットの常在能力は、1ターンに2枚以上引けないと書かれており、このデッキにあるたくさんのカードドローの効果に対して対処する。幸いなことに、プレッシャーを掛けられるくらい十分なクリーチャーと火力呪文があるが、それでも対戦するのは、楽しいカードじゃない。

《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》や《永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet》のような高タフネスのクリーチャーも、とても厳しくなる。幸いなことに、大抵2枚の火力呪文を合わせれば片付けられる。《標の稲妻/Beacon Bolt》がサイドボードにある主な目的でもある。

カード選択

2×《約束の終焉/Finale of Promise》

僕はいつも赤単側からこのカードをプレイされるのが嫌いだ。たった1枚でたくさんの価値を与えるからだ。簡単に《溶岩コイル/Lava Coil》と《稲妻の一撃/Lightning Strike》にフラッシュバックを与え、2体のクリーチャーを倒すことができ、その上呪文カウントを3にもする。だからすべてのフェニックスが戻ってくる。最初メインデッキに3枚入れていたけど、多過ぎた。初期手札に引きたくないし、複数枚引き込みたくない。だから2枚が完璧な数字だ。

0×《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》

《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》は、赤単アグロデッキに対してだけ本当に輝いていた。しかし今はミッドレンジやコントロール、ランプの戦略がプレイされているように思う。このデッキは呪文が限界まで必要だし、すでにクリーチャーが12枚あるので、両方ともプレイはできない。もし《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》を変えようと考えているなら、そのほうがよいのか、ちゃんと確かめよう。ゴブリンはこのデッキで一番重要なカードの1枚だし、本質的には毎ターン、タダの《暗黒の儀式/Dark Ritual》になっている。

4×《ショック/Shock》、4×《稲妻の一撃/Lightning Strike》

《喪心/Cast Down》のような単体除去とは違って、プレインズウォーカーにとどめを差したり、直接対戦相手に投げられる利点があり、ライフを詰めるカードでもある。

2×《永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet 》

最初はメインデッキに2枚入れていて、赤単アグロデッキに対してはすごかった。赤単にとってタフネス5のクリーチャーを通り抜けるには、本当に厳しい時を迎えるからだ。しかし《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》がいるデッキに対しては、たいして素晴らしくない。手札にバウンスすることができ、テンポを大きく失うからだ。少なくても《弾けるドレイク/Crackling Drake》がバウンスされるなら、追加でカードが引ける。現在のメタゲームでは、サイドボードが正しい位置だと信じているが、もし赤単、グルール、ボロス・フェザーが多いと予想しているなら、メインデッキでプレイするのは、完璧に妥当だ。

2×《標の稲妻/Beacon Bolt》

僕はこのカードをメインでプレイしたくない。すでにたくさんの火力呪文があるからだ。サイドボード後は、《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》と《永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet 》のようなカードに対して、非常に重要だ。

0×《アズカンタの探索/Search for Azcanta》

僕は《アズカンタの探索/Search for Azcanta》はとにかく遅すぎると思っているし、フェニックスを戻す助けにもならない。

0×《発見+発散/Discovery+Dispersal》

僕は、このカードはいつもちょっと遅いと思っている。しかし《急進思想/Radical Idea》よりは良いかもしれない。このカードはすごくないからね。インスタント・スピードで《急進思想/Radical Idea》をプレイでき、《呪文貫き/Spell Pierce》か《否認/Negate》をナーセットやテフェリーのために構えておけるほうが、僕には好みだ。

《崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificer 》ではなく《軍勢の戦親分/Legion Warboss》

 僕は、《軍勢の戦親分/Legion Warboss》で、すぐに忠誠度が1に下がったプレインズウォーカーを咎められるのが好きだ。《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》をプレイし、対戦相手がテフェリーをプレイしてゴブリンをバウンスする。僕は、テフェリーを倒し盤面のアドバンテージを戻せる、《軍勢の戦親分/Legion Warboss》でフォーローできることが重要だと考えている。もし、ここで代わりにサヒーリをプレイしているところを想像してみてくれ。対戦相手が次のターンにナーセットが続き、突如君の盤面にはクリーチャーが無い状態で、2体のプレインズウォーカーに直面することになる。《軍勢の戦親分/Legion Warboss》は、《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》が入るからバントに対しては素晴らしくないが、シミック・ランプデッキに対しても非常に優れている。

《イゼット副長、ラル/Ral, Izzet Viceroy》ではなく《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils 》

僕は、今はナーセットのほうがよいと思う。コストが安いし、同じような効果を持っている。5マナは大きいし、ナーセットの常在能力も非常に重要だ。

Tips & トリック

  • 大体の場合、《航路の作成/Chart a Course》を戦闘前にプレイすべきだ。フェニックスを戻す助けになるし、手札から捨てられる。時々、大抵サイドボード後のゲームだが、すべてのカードが重要である、消耗戦になるときがある。その場合、出来るなら、先に攻撃したほうがいいかもしれない。
  • 《選択/Opt》と、《航路の作成/Chart a Course》か《苦しめる声/Tormenting Voice》があるなら、常に《選択/Opt》をプレイしよう。捨てるためのフェニックスを見ちける助けになるからだ。ドロー呪文をプレイする順番は、一般的に《選択/Opt》>《航路の作成/Chart a Course》>《苦しめる声/Tormenting Voice》だ。
  •  《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》の常在能力は、本質的に《約束の終焉/Finale of Promise》へ対抗するカードだ。2つの呪文を解決させないようにするからだ。
  • 時々、対戦相手がマナをアンタップしているときに、《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》を2ターン目に出すのを待って、《思考消去/Thought Erasure》やナーセットのために《呪文貫き/Spell Pierce》か、除去呪文を構えたいときがある。それでもまだ《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》+《航路の作成/Chart a Course》を3ターン目にプレイできるので、あまり多くを失うことは無いし、ナーセットか《思考消去/Thought Erasure》を打ち消せることは、大抵非常に重要だ。
  • もしこのデッキに対してプレイしナーセットがあるなら、ナーセットをプレイし大きな呪文の両方をプレイできるゲームの非常に終盤で無い限り、ナーセットのマイナスを使ってはならない。忠誠度3は、簡単に《稲妻の一撃/Lightning Strike》か《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》で倒される。しかし彼女の忠誠度を5に保っておくと、ドレイクデッキが空の盤面で対処するのはとても難しい。
  • サイドボードから入れるのは、打消しと他のプレインズウォーカーや《軍勢の戦親分/Legion Warboss》が多すぎてはならない。こういったカードは、フェニックスを戻す助けにならないからだ。もし入れすぎると、3枚のフェニックスが墓地にあり、必要なことは呪文を3つ連続でつなげることだが、それが出以内ゲームが起きることになる。デッキを変えたりサイドボーディングしたりするとき、覚えておこう。
  • 《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》に対応して《ショック/Shock》を《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》に撃ち、追放されないようにして最終的に戻したいなら、確実にボーナスが得られる。しかし、《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》が言葉で表されると、フェニックスはあいにく追放されることになる。

サイドボードガイド

エスパー・ヒーロー

OUT:
1×《ショック/Shock》
3×《溶岩コイル/Lava Coil》
2×《約束の終焉/Finale of Promise》
2×《急進思想/Radical Idea》

IN:
3×《軍勢の戦親分/Legion Warboss》
2×《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》
2×《否認/Negate》
1×《標の稲妻/Beacon Bolt》

エスパーに対するサイドボードは、その正確な構築に大きく依存する。クリーチャーがいないなら、すべての《ショック/Shock》を抜く。《約束の終焉/Finale of Promise》はテフェリーに対して悪いが、クリーチャーがいるバージョンは、守れると期待するのは妥当だ。だから、僕はエスパー・プレインズウォーカーに対しては入れたままにする傾向がある。ヒーロー入りバージョンは、最高のカードである《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》をプレイしない。フェニックスを戻し続けて、でかい価値を得よう。僕は、大抵この対戦では《航路の作成/Chart a Course》で手札を捨てず、フェニックスを素キャストして攻撃する。《標の稲妻/Beacon Bolt》はライラに対して素晴らしいが、それ以外ではあまり引きたくないので、僕は大抵1枚入れることから始め、ライラをもっと見るようだったら調整する。

 対エスパー・プレインズウォーカー

OUT:
4×《ショック/Shock》
3×《溶岩コイル/Lava Coil》
1×《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》

IN:

2×《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》
3×《軍勢の戦親分/Legion Warboss》
2×《否認/Negate》
1×《標の稲妻/Beacon Bolt》

このデッキは大抵《聖堂の鐘憑き/Basilica Bell-Haunt》を複数枚しかプレイせず、サイドボード後のライラ以外はクリーチャーをプレイしない。ほとんど大抵、メインに《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》があり、サイドボードに別のがある。僕は、この対戦では最高のアプローチが何か、全く確信が無い。《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》は、盤面に寄与しなさすぎるし、《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》でついでに死傷者として死ぬので、とても弱いと感じている。この対戦では早くするのではなく、もっとカードアドバンテージと盤面への展開をしたい。だからこそ、僕は《崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificer 》より、《軍勢の戦親分/Legion Warboss》の直接影響を与えるほうが好みだが、実際はどちらもかなり良いだろう。もしエスパー・プレインズウォーカーに人気が出るようなら、たとえ他の対戦では悪くなったとしても、《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》を《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》に変えることも考えよう。《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》がもっと多くの枚数プレイされるなら、《軍勢の戦親分/Legion Warboss》の代わりに《崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificer 》にし、多分《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils 》を4枚にすることを考えよう。ナーセットは、この対戦でも本当に優れていることが分かっている。良い対象がいないので、すべての《ショック/Shock》を抜き、ナーセットにとどめを差すために《稲妻の一撃/Lightning Strike》を入れたままにしておく。

僕は打消し呪文については、超嬉しいとも思わない。序盤では素晴らしいし、《肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium》に対して優れた回答にもなる。しかし、ときどき場にこっそり《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》を出してくるか、3つの呪文でフェニックスを戻す必要があるし、代わりに《否認/Negate》だと恐ろしい。最後の方策として自分の呪文を打ち消すこともできるが、墓地から 3/2 を一体戻すために、そういうことをあまりしたくない。

対赤単

OUT:

2×《急進思想/Radical Idea》
1×《苦しめる声/Tormenting Voice》

IN:

1×《溶岩コイル/Lava Coil》
2×《永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet 》

先手なら、《呪文貫き/Spell Pierce》も2枚抜き、《幻惑の旋律/Entrancing Melody》を2枚入れる。

《幻惑の旋律/Entrancing Melody》は一種の当たりか外れかだ。時々《遁走する蒸気族/Runaway Steam-Kin 》が盗めれば素晴らしいが、後手では遅すぎて何かとれる前に手札に腐る。《永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet 》はこの対戦ではすごい。

ウィニー

OUT:

2×《呪文貫き/Spell Pierce》
2×《急進思想/Radical Idea》

IN:

1×《溶岩コイル/Lava Coil》
3×《幻惑の旋律/Entrancing Melody》

僕は《永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet 》を使っていたが、いつも《議事会の裁き/Conclave Tribunal》で倒されてテンポを失い、ビハインドが大きすぎるように感じている。生き残れば明らかに素晴らしいが、デッキが基本的に除去と良いカードであるので、そんなリスクを冒してまで入れる必要があるか、あまり確信は無い。《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》は、他では使えない《不可解な終焉/Baffling End》を入れるか、盤面を解決させて大量のマナを与えさせ、早く場にフェニックスを戻させるか、厳しい選択を迫るので、最高のカードだ。とにかくできるだけ防御的にプレイし、最終的に飛行で勝とう。

 グルール・ミッドレンジ

OUT:

2×《呪文貫き/Spell Pierce》
2×《急進思想/Radical Idea》
2×《苦しめる声/Tormenting Voice》

IN:

1×《溶岩コイル/Lava Coil》
2×《永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet 》
3×《幻惑の旋律/Entrancing Melody》

《スカルガンのヘルカイト/Skarrgan Hellkite》か《突進するモンストロサウルス/Charging Monstrosaur》か他の高タフネスクリーチャーがあったら、《幻惑の旋律/Entrancing Melody》の代わりに《標の稲妻/Beacon Bolt》が欲しいが、《軍勢の戦親分/Legion Warboss》と《茨の副官/Thorn Lieutenant》に対しては必要ない。

4色戦慄衆

OUT:

2×《ショック/Shock》
1×《稲妻の一撃/Lightning Strike》
2×《急進思想/Radical Idea》

IN:

3×《軍勢の戦親分/Legion Warboss》
1×《溶岩コイル/Lava Coil》
1×《否認/Negate》

僕はこの対戦とはたくさんプレイしなかったので、《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》に対して《幻惑の旋律/Entrancing Melody》が欲しいかもしれないし、《軍勢の戦親分/Legion Warboss》は悪いかもしれない。しかし、除去は十分にあるべきだし、プレインズウォーカーにもプレッシャーを掛けるべきだ。

シミック集団強制

OUT:

2×《呪文貫き/Spell Pierce》
2×《急進思想/Radical Idea》

IN:

3×《軍勢の戦親分/Legion Warboss》
1×《溶岩コイル/Lava Coil》

バント集団強制

OUT:

2×《呪文貫き/Spell Pierce》
1×《急進思想/Radical Idea》

IN:

1×《溶岩コイル/Lava Coil》
2×《標の稲妻/Beacon Bolt》

バントに対しては、《不和のトロスターニ/Trostani Discordant》がいるので、間違いなく《幻惑の旋律/Entrancing Melody》は欲しくないが、シミックと《切り裂き顎の猛竜/Ripjaw Raptor》に対しては、《溶岩コイル/Lava Coil》よりは良いかもしれない。同様に、《軍勢の戦親分/Legion Warboss》はシミックに対してとても良いが、バントに対してはそんなに素晴らしくない。バントには《豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plenty》と《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》がいるからだ。繰り返すと、正しいサイドボードは、まさに対戦相手の構築に非常に大きく依存する。

ボロス・フェザー

OUT:

2×《急進思想/Radical Idea》
1×《苦しめる声/Tormenting Voice》
1×《約束の終焉/Finale of Promise》

IN:

3×《幻惑の旋律/Entrancing Melody》
1×《溶岩コイル/Lava Coil》

対戦相手のパンプスペルに合わせてプレイしよう。もしゲームが十分長くなれば、大抵火力呪文からクリーチャーを生き延びらせ続けるのがとても得意だが、《幻惑の旋律/Entrancing Melody》については、多くのことはできない。

グリクシス・コントロール(クリーチャー無し)

OUT:

4×《ショック/Shock》
3×《溶岩コイル/Lava Coil》

IN:

2×《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils 》
2×《否認/Negate》
3×《軍勢の戦親分/Legion Warboss》

グリクシス・コントロール(《破滅の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Ravager》あり)

OUT:

4×《ショック/Shock》
4×《稲妻の一撃/Lightning Strike》
1×《溶岩コイル/Lava Coil》

IN:

2×《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils 》
2×《否認/Negate》
3×《軍勢の戦親分/Legion Warboss》
2×《標の稲妻/Beacon Bolt》

ミラー

OUT:

3×《稲妻の一撃/Lightning Strike》
1×《ショック/Shock》
1×《急進思想/Radical Idea》

IN:

1×《溶岩コイル/Lava Coil》
2×《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils 》
2×《標の稲妻/Beacon Bolt》

この対戦はトリッキーだ。《呪文貫き/Spell Pierce》は素晴らしいかひどいのどちらかになるが、少なくても《航路の作成/Chart a Course》か《苦しめる声/Tormenting Voice》で捨てることはできる。《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》に《溶岩コイル/Lava Coil》を浪費しようとはせず、《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》か《弾けるドレイク/Crackling Drake》のために残しておこう。《永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet 》は分からないが、もし《標の稲妻/Beacon Bolt》を入れるようなら、僕は好きではない。

まとめ

早い対戦では、準備するのに時間が掛かり、常に持っている訳ではないので、カードドローの代わりに《約束の終焉/Finale of Promise》を展開することもできる。Arena でも紙で構築するのも、良いデッキだ。4枚の《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》と4枚の《蒸気孔/Steam Vents》以外では、高額なカードは多くは無いからだ。

僕は1ゲームマッチを全くプレイしたことが無いので、メタゲームがどうなっているのか、なじみは無いが、どこかいつもの(赤単、白単、グルール、エスパー)と近いなら、おそらくデッキはそのままでいいだろう。

なにか疑問やフィードバックがあるなら、コメントで教えてくれ! いつものように、僕は Twitter動画で見つけられるし、今は Youtube にもある!

 

(おわり)