【翻訳】Much Abrew:ナル・メハコンボ(パイオニア)
原文
やぁ、みんな! Much Abrew About Nothing へようこそ。何日か前 Instant Deck Tech で、《異界の進化/Eldritch Evolution》でコピーすることで(《灯の分身/Spark Double》の助けで嫌な伝説ルールを回避しながら)盤面を速攻の《練達の魔術師、ナル・メハ/Naru Meha, Master Wizard》で満たし、4ターン目に勝つ、狂ったパイオニアのコンボデッキがあった。コンボは動きだすと正気ではないように見えるが、大きな疑問はどのくらい安定してコンボをうまくやれるかだ。まぁ今日は、このデッキを手に取って見つけよう! 4ターン目にパワー 40 超えの速攻《練達の魔術師、ナル・メハ/Naru Meha, Master Wizard》ができる確率はどのくらいなのか? 動画に行って見つけ出そう。そのあとで、このデッキについてもっと話をしよう!
動画
ナル・メハコンボ
- メイン
土地 | ||
2 | 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》 | |
4 | 《繁殖池/Breeding Pool》 | |
4 | 《蒸気孔/Steam Vents》 | |
2 | 《山/Mountain》 | |
4 | 《神秘の神殿/Temple of Mystery》 | |
1 | 《開拓地の野営地/Frontier Bivouac》 | |
2 | 《森/Forest》 | |
4 | 《寓話の小道/Fabled Passage》 | |
プレインズウォーカー | ||
2 | 《嵐の伝導者、ラル/Ral, Storm Conduit》 | (2)(青)(赤) |
ソーサリー | ||
1 | 《抽象からの抽出/Drawn from Dreams》 | (2)(青)(青) |
3 | 《二倍詠唱/Doublecast》 | (赤)(赤) |
4 | 《異界の進化/Eldritch Evolution》 | (1)(緑)(緑) |
クリーチャー | ||
2 | 《練達の魔術師、ナル・メハ/Naru Meha, Master Wizard》 | (2)(青)(青) |
4 | 《楽園のドルイド/Paradise Druid》 | (1)(緑) |
4 | 《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》 | (1)(青) |
4 | 《灯の分身/Spark Double》 | (3)(青) |
1 | 《地割れの案内人/Chasm Guide》 | (3)(赤) |
2 | 《厚かましい借り手/Brazen Borrower》 | (1)(青)(青) |
4 | 《森の女人像/Sylvan Caryatid》 | (1)(緑) |
インスタントインスタント | ||
3 | 《発展/Expansion》 | (青/赤)(青/赤)(X)(青)(青)(赤)(赤) |
インスタント | ||
2 | 《至高の意志/Supreme Will》 | (2)(青) |
- サイドボード
1 | 《目覚めた猛火、チャンドラ/Chandra, Awakened Inferno》 | (4)(赤)(赤) |
2 | 《丸焼き/Fry》 | (1)(赤) |
3 | 《神秘の論争/Mystical Dispute》 | (2)(青) |
1 | 《探索する獣/Questing Beast》 | (2)(緑)(緑) |
3 | 《光輝の炎/Radiant Flames》 | (2)(赤) |
3 | 《再利用の賢者/Reclamation Sage》 | (2)(緑) |
2 | 《瘡蓋族の狂戦士/Scab-Clan Berserker》 | (1)(赤)(赤) |
議論
- 結果的なものは、ナル・メハコンボは俺が期待していたものよりずっと優れていた。5ゲームで 4-1 し、唯一の負けはオルゾフ・スラムデッキだった。このデッキは、高速のクロック、でかい絆魂、《思考囲い/Thoughtseize》でコンボを遅くさせられた。
- コンボ自体に関しては、必要なことはこうだ。呪文をコピーする方法(《発展+発破/Expansion+Explosion》か《二倍詠唱/Doublecast》か《嵐の伝導者、ラル/Ral, Storm Conduit》)と、最低2マナのクリーチャーと《異界の進化/Eldritch Evolution》で、基本的には2~3枚くらいでコンボをする(《楽園のドルイド/Paradise Druid》や《森の女人像/Sylvan Caryatid》のような適当なクリーチャーをコンボパーツとして考えるか次第だが)。
- すべてのコンボパーツが見つかったとすると、コンボ自体は見た目ほど複雑ではない。《異界の進化/Eldritch Evolution》を唱え、クリーチャーを生贄に捧げ、《異界の進化/Eldritch Evolution》をコピーして、スタック上に2つ乗せる。最初の1つ目を解決し、《練達の魔術師、ナル・メハ/Naru Meha, Master Wizard》をサーチして、《異界の進化/Eldritch Evolution》のコピーがまだスタック上にあるようにする。もう一つの《異界の進化/Eldritch Evolution》を解決し、今度は《灯の分身/Spark Double》をサーチして伝説ではない《練達の魔術師、ナル・メハ/Naru Meha, Master Wizard》を作り、もう一度《異界の進化/Eldritch Evolution》をコピーする。結果的に、4枚すべての《灯の分身/Spark Double》をサーチし(全部伝説ではない《練達の魔術師、ナル・メハ/Naru Meha, Master Wizard》のコピーにする)、最終的にチェーンの終わりで、最後の《異界の進化/Eldritch Evolution》で《地割れの案内人/Chasm Guide》をひっ捕まえてすべてのクリーチャーに速攻を与える。各《練達の魔術師、ナル・メハ/Naru Meha, Master Wizard》が他すべてをパンプするので、最後は 40 ダメージくらいになる!
- コンボに到達するのが遅くなるが、知っておくべき重要なことがある。もし《練達の魔術師、ナル・メハ/Naru Meha, Master Wizard》と《異界の進化/Eldritch Evolution》を引くようなことがあれば、7マナ使って《異界の進化/Eldritch Evolution》を唱え、《練達の魔術師、ナル・メハ/Naru Meha, Master Wizard》でコピーすることでチェーンを開始できる。
- 理論的には、ゲームに最速で勝つのは4ターン目だ。これは実際、パイオニアのコンボデッキとしてはとても速い。
- コンボ自体は驚くほど効果的で、今の状態では多くのゲームに勝つには十分優れているが、向上できるであろう枠がいくつかある。俺があまり好きではないリストを、どう修正できるかという案を加えて、挙げておこう。
- 《嵐の伝導者、ラル/Ral, Storm Conduit》はとても悪く感じた。他のコピーする呪文と違って、大抵1ターン戦場にいる必要があり、これが厳しい。《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》で《嵐の伝導者、ラル/Ral, Storm Conduit》がヒットできないという事実と合わせると、《二倍詠唱/Doublecast》と《発展+発破/Expansion+Explosion》を4枚にして《嵐の伝導者、ラル/Ral, Storm Conduit》を0枚にするほうが良いだろうと思う。
- 《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》について話すと、こいつのパワーを最大にすることは、良いアイデアのように見える。このデッキでは、《厚かましい借り手/Brazen Borrower》は結果的に《異界の進化/Eldritch Evolution》に生贄にできる除去呪文として有効だが、《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》でヒットしないのが問題になる。メインデッキでは、最低でも呪文ベースの除去か干渉できる呪文を考えたほうが価値があるかもしれない。
- このデッキの最大の試練は、《異界の進化/Eldritch Evolution》が4枚しかなく、コンボを開始するには1枚必要だということだ。《新生化/Neoform》はバックアップになり得るが、デッキを再構築しなければならないだろう。2マナ(基本的に全クリーチャーだ)をサクリファイスしても《練達の魔術師、ナル・メハ/Naru Meha, Master Wizard》や《灯の分身/Spark Double》を得られないからだ。この計画を働くかせるには、3マナのクリーチャーがもっと必要になるだろう。もう一つの選択肢は《召喚の調べ/Chord of Calling》だが、招集に払うという意味で、おそらくもっとクリーチャーが必要になるだろう。
- 他の可能性は、《異界の進化/Eldritch Evolution》だけにするが、キャントリップやカードドローをもっと増やす方法だ(2枚の《至高の意志/Supreme Will》と共に、何かもっと欲しいかもしれないが、1枚の《抽象からの抽出/Drawn from Dreams》)。正しいやり方は分からないが、デッキの安定性を加える最も簡単な方法は、《異界の進化/Eldritch Evolution》を4枚以上プレイする方法を見つけて、毎ゲーム1枚引く確率を増やすことだ。
- それで、パイオニアでナル・メサコンボをプレイすべきか? このデッキは驚くほど楽しく効果的だったし、俺はチューニングすればもっと良くなると思う。このフォーマットのティアーデッキとしてはジャンキー過ぎるが、FNM でプレイアブルであるか、Magic Online でリーグを楽しむくらいはあると思う。ちょっとの幸運とチューニングと良い対戦であれば、誰かがこのコンボで 5-0 しているところを見つけても、俺は驚かないだろう。
(おわり)